鹿児島
喜界島ってどんなところ?穴場の離島でのんびりバカンス♪おすすめ観光スポット14選
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鹿児島県・奄美大島の北東部に浮かぶ「喜界島(きかいじま)」をご存知でしょうか。ほとんどが石灰岩でできている隆起性サンゴ礁の島には、美しい海や、ここでしか見られない珍しい動植物や景色などの豊かな自然が残っているので、のんびりと過ごしたい方にはおすすめの穴場離島です。今回は、そんな喜界島の見どころをご紹介します。
#喜界島 観光スポット #奄美群島 #奄美諸島 #奄美の離島
アイキャッチ画像提供:PIXTA(手久津久の巨大ガジュマル)
2020年2月28日現在の記事
2021年4月20日再編集
Contents
喜界島ってどんなところ?
鹿児島県本土より南へ約380km沖に浮かぶ奄美大島から東に約25kmの位置にあり、周囲約48kmの「喜界島(きかいじま)」。島のほとんどがサンゴを起源とする石灰岩でできている、世界的にも珍しい隆起性サンゴ礁の島です。年間を通して温暖なので、ハイビスカスやブーゲンビリアなどの熱帯の花を求めてオオゴマダラやアサギマダラという美しい蝶が飛び交うことでも有名です。
喜界島へのアクセス
喜界島へは鹿児島または奄美大島を経由して、飛行機かフェリーを利用します。飛行機の場合、鹿児島、奄美大島以外の空港からは、喜界島への直行便はないので注意しましょう。
島内の移動手段
島内には3つのルートで路線バスが走っています。運賃は150円~300円ほど。島内散策などには、1日に何度でも乗り降りできる「一日乗車券(800円)」がおすすめです。レンタカーもありますが、坂も少ない小さな島なので、レンタサイクルで海風を感じながらサイクリングをしてみてはいかがでしょうか。
喜界島のおすすめスポット14選
喜界島までのアクセスは都心部からの場合、必ず一度は乗り換えなければならず、なかなかすぐには行けない、まさに秘島感たっぷりの島ですが、着いた時の感動はきっとあなたを待っていますよ。全国的に知名度があまり高くない喜界島の見どころをご紹介します。
青く透き通った天然の入江「スギラビーチ」
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島の西部、喜界空港のすぐ近くにある「スギラビーチ」。海岸沿いの入り江を利用したビーチで、一日中海水浴を楽しむことができます。周りがサンゴのリーフに囲まれているため波がおだやかで、潮の干満に関係なく、シーズンには地元の人たちの海水浴場として人気です。沖合いの奄美大島に沈んでいく夕日を見ながら海水浴ができるのも魅力の一つです。 海水浴以外にもバーベキューやグランドゴルフ、キャンプも可能で、毎年8月に開催される島の最大イベントの夏まつり会場にもなっているので、たくさんの人で賑わいます。のんびりと周辺を歩くだけでも、南の島気分を味わうことができるスポットですよ。
スギラビーチの詳細についてはこちら
スギラビーチ
鹿児島県大島郡喜界町中里
空港から車で約3分
ウミガメの産卵地「小野津海岸」
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島の北東部にある「小野津(おのつ)海岸」。白い砂浜と喜界島一の青さをほこる透き通る海が魅力的なビーチです。あまり広さはありませんが、泳ぐのはもちろん、眺めるだけでも満喫できます。ウミガメの産卵地にもなっていて、夏には産卵や孵化の様子も見ることができます。白い砂浜に打ち寄せる波を眺めながら、うっとりと癒されるスポットですよ。
小野津海岸の詳細についてはこちら
小野津海岸
鹿児島県大島郡喜界町大字小野津
空港から車で約20分
シュノーケルスポット「ハワイビーチ」
島の北端にある「ハワイビーチ」。ひっそりと看板が立っているため見落としてしまうほどですが、その看板の下に降りると小さなビーチが現れます。地元の人はこの浜を昔「アンニャドゥマリ」と名付けていましたが、ハワイ帰りのおじぃが「ここはハワイのように美しい海だ」と言ったことから、この浜を「ハワイ」と呼ぶようになったことが名前の由来です。透き通る海はサンゴや色とりどりの熱帯魚も身近に見ることができるので、シュノーケリングに最適なスポットですよ。
ハワイビーチ
鹿児島県大島郡喜界町大字小野津
空港から車で約25分
世界でも稀な景観を望める「テーバルバンタ」
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島の南部にある「テーバルバンタ」。喜界島を構成する石灰岩は、約10万年前から造礁性サンゴが絶え間なく生き続けることにより形成され、年間約2mmと言われる極めて早い隆起速度によって、世界でも稀なサンゴ礁段丘の景観を今に残しています。島の南西部を見渡せる中西公園周辺からは、地面ごとに隆起した様子を知ることができます。
テーバルバンタ
鹿児島県大島郡喜界町大字花良治
空港から車で約25分
水平線の絶景スポット「百之台国立公園」
島の東南部にある「百之台(ひゃくのだい)国立公園」。標高203mの隆起サンゴ礁の高台にある展望台からは、のどかなサトウキビ畑とエメラルドに輝く丸い水平線が美しい景色を眺めることができます。その景観は「奄美十景」にも指定され、公園内にはハイビスカスやソテツなどの亜熱帯植物が咲き、喜界島を代表する景勝地です。ここからの景色を眺めれば、開放感に包まれる至福のひとときですよ。
百之台国立公園の詳細についてはこちら
百之台国立公園
鹿児島県大島郡喜界町大字嘉鈍
空港から車で約30分
坂の上の絶景スポット「トゥヌムトゥ公園」
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島の北西部一帯を見渡せる「トゥヌムトゥ公園」。絶景スポットでゆっくりとした島時間を楽しみながらのピクニックなどはいかがでしょうか。公園にはブランコがあり、絶景をバックに写真映えするスポットですよ。
トゥヌムトゥ公園
鹿児島県大島郡喜界町城久3
空港から車で約10分
どこまでも続く「サトウキビの一本道」
島の東部にある「サトウキビの一本道」。その名の通り、見渡す限りのサトウキビ畑が続いている約3.5kmの一本道です。喜界島を代表する風景の一つで「シュガーロード」とも呼ばれ、高い位置からははるか遠くまで真っ直ぐな道を見渡すことができ、数々の映画やTVのロケ地にもなっています。なぜだか観光客はジャンプした写真が人気だとかで、広大なサトウキビ畑の中、ぜひベストショットを狙ってみてはいかがでしょうか。
サトウキビの一本道の詳細についてはこちら
サトウキビの一本道
鹿児島県大島郡喜界町長嶺、伊実久、小野津
空港から車で約20分
ビーチまで続く「珊瑚の石垣と木々のトンネル」
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島の西部に位置する中間集落にある「珊瑚の石垣と木々のトンネル」。石垣にはガジュマルの根が張り、このトンネルを抜けると目の前にはビーチが広がります。 木々の間からは太陽の光が差し込み、喜界島の原風景を感じられる散歩道ですよ。
珊瑚の石垣と木々のトンネル
鹿児島県大島郡喜界町中間
空港から車で約10分
島時間がゆっくりと流れる「阿伝集落」
島の東南部にある「阿伝(あでん)集落」。台風対策として先人が防風防潮のために建てた、サンゴの石垣が多く残っているエリアです。昔は人と馬が通れるだけの道幅を確保して家々を囲っていた石垣も、自動車の普及とともに道路の拡張によってブロック塀へと変わりつつある中、先人の知恵が積み重なっている昔ながらの石垣を見ることができる阿伝集落はとても貴重です。訪れる際は住人の方々の迷惑にならないよう、静かに見学しましょう。迷路のような石垣に囲まれている道を歩いていると、ゆっくりと流れている島時間を味わうことができますよ。
阿伝集落
鹿児島県大島郡喜界町大字阿伝
空港から車で約40分
優雅に飛び舞う「オオゴマダラ」
熱帯の花を求めて島内に飛び交っている「オオゴマダラ」。喜界町農産物加工センターの裏には、オオゴマダラが好む植物「ホウライカガミ」がたくさん植えられ、金色に輝くサナギや優雅に舞う蝶を見ることができます。その飛び舞う姿は“南の島の貴婦人”と呼ばれ、美しいことでも有名です。天候や時間帯によっては観賞できないこともあるので、事前に確認をして出かけることをおすすめします。
オオゴマダラ観賞地
鹿児島県大島郡喜界町湾
空港から車で約5分
そびえ立つパワースポット「手久津久の巨大ガジュマル」
島の西部にある「手久津久(てくづく)の巨大ガジュマル」。樹齢100年以上と推測される巨大なガジュマルは、手久津久集落にあります。およそ16mの幹回りは圧巻で、不思議な力に満ちあふれている、島一番のパワースポットです。下から見上げると空を覆い隠すように枝が伸び、生命のパワーを感じさせてくれるかのようにそびえ立っています。
手久津久の巨大ガジュマルの詳細についてはこちら
手久津久の巨大ガジュマル
鹿児島県大島郡喜界町大字手久津久
空港から車で約15分
幻想的な夕日が眺められる「荒木・中里遊歩道」
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島の西部にある「荒木・中里遊歩道」。海岸沿いのサンゴの入り江を縫うように遊歩道が続き、長い歳月をかけてできたいろいろな形のサンゴ礁や植物の群生を見ることができます。西側にあるので夕日のスポットとしても有名で、島民からは「夕日の散歩道」として親しまれるほど幻想的で美しい夕日を眺めることができます。運が良ければ、夕日をバックにイルカなどが飛び跳ねるという感動的な光景を見ることができるかもしれませんよ。ぜひその日の締めくくりに、赤く染まる美しい夕日を見に行ってはいかがでしょうか。
荒木・中里遊歩道の詳細についてはこちら
荒木・中里遊歩道
鹿児島県大島郡喜界町中里、荒木
空港から車で約5分
戦時中の防空基地「ウフヤグチ鍾乳洞」
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島の中部にある「ウフヤグチ鍾乳洞」。大平洋戦争時には防空陣地となっていた場所で、一部の鍾乳石などは破壊されています。長さは約30mで鍾乳洞としては短いですが、入口は大きくて中はドーム状の大きな空間があり神秘的です。
ウフヤグチ鍾乳洞の詳細についてはこちら
ウフヤグチ鍾乳洞
鹿児島県大島郡喜界町島中
空港から車で約15分
珊瑚を学ぶ「サンゴ礁科学研究所」
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「喜界島サンゴ礁科学研究所」では、国際的にも希少な隆起サンゴ礁から成り立つ喜界島を拠点として、海洋・地質に関わる生物に関する調査・研究事業が行われています。展示室では様々なサンゴの標本なども見られるので、サンゴについて学んでみても楽しそうですね。
喜界島サンゴ礁科学研究所
鹿児島県大島郡喜界町塩道1523
空港から車で約20分
最後に
美しい風景とゆったりとした島時間が流れる喜界島。そこには素朴さを感じられる穴場のスポットがたくさんあります。透き通った青い海、のどかなサトウキビ畑、美しい夕日など、のんびりと眺めながら過ごしてみませんか。きっと日常の疲れも吹き飛んでしまうのではないでしょうか。のんびりとしたバカンスを過ごしてみたい方は、ぜひ鹿児島の南に浮かぶ喜界島に訪れてみてくださいね。