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島根

【ホテル海音里】おいしい隠岐グルメを楽しめる観光ホテル

2023.05.29

【ホテル海音里】おいしい隠岐グルメを楽しめる観光ホテル

島根県沖に浮かぶ隠岐諸島の4つの有人島のうち、最も面積が広い島後(どうご)と呼ばれる隠岐の島町の北西部には、隠岐ならではのおいしいグルメがいただける落ち着いた雰囲気の宿泊施設「ホテル海音里(うねり)」があります。ローソク島など隠岐を代表する観光スポットの近くにあるので、隠岐旅行の際も好立地です。今回は、大浴場も付いている「ホテル海音里(うねり)」の食事や客室などの魅力や行き方、隠岐諸島をお得に楽しむ方法についてご紹介します。

#島根県 離島 #隠岐の島町 ホテル #島後 ホテル #隠岐 宿泊
撮影:りとふる編集部



隠岐旅行で「ホテル海音里」に宿泊

ローソク島を観光して気軽にチェックイン

島後_ホテル海音里④_230526

島後(どうご)と呼ばれる島根県隠岐の島町にある「ホテル海音里(うねり)」は、夕日スポットとして有名なローソク島の遊覧船乗り場のすぐ近くにある宿泊施設で、別館としてログハウスも備えています。15時からのチェックイン前やチェックアウト後にも荷物を預かってくれるので、身軽な状態で観光をすることができます。

島後_ローソク島遊覧船_230125

また、ローソク島遊覧船に乗船後は太陽が海に沈んで周囲が一気に暗くなっていきますが、「ホテル海音里」は遊覧船乗り場から徒歩約20分、車なら約3分ほどの場所にあるので暗くなる前にホテルに着くことができ、初めての隠岐旅行でも安心です。隠岐のおいしい地元食材を使った食事付きプランがおすすめですが、素泊まりや朝食のみのプランもあるので、自分に合ったプランで宿泊が可能です。

島後_ホテル海音里_230526

まずはチェックインを済ませ、部屋に向かいます。フロント前のお土産品コーナーでは、隠岐の藻塩や写真集、ポストカードやグラスなどを販売しています。エレベーターがないので2階の客室までは階段で上がります。客室は海側と山側に分かれていますが、今回は海側に宿泊しました。

島後_ホテル海音里・客室_230526

必要なものは揃っているコンパクトできれいな和室です。ポット、冷蔵庫、ハンガー、テレビ、目覚まし時計、浴衣、タオル類などはすべて客室に備えられ、無料Wi-Fiも利用できます。今回は18時半頃にチェックインをしたので、部屋に入るとすでに布団が敷かれていてホッとする空間でした。

島後_ホテル海音里③_230526

海側には大きな窓ガラスがあるので、客室から夕焼け後のマジックアワーの空や、新福浦トンネル方面の山を眺めることができます。また、清潔感のある客室の浴室にはSHISEIDOのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが設置されています。

島後_ホテル海音里②_230526

テーブルにはお茶やお茶請けのお菓子があり、隠岐の一宮である水若酢神社の写真入り煎餅をいただきました。こちらのお菓子は島内のお土産店などでも購入ができます。

隠岐グルメを楽しめる会席料理

島後_ホテル海音里・夕食_230526

夕食は1階の食事会場で、地元食材を使った会席料理をいただきます。隠岐は新鮮な魚介類の宝庫としても知られ、その時期に旬のおいしい食材が使われています。

島後_ホテル海音里・刺し盛_230526

隠岐のお土産品としても知られるようになったサザエカレーが有名ですが、この日は刺身でサザエをいただくことができました。また隠岐4島の特産品の岩ガキや、隠岐の島町の特産品である白バイ貝とカワハギの煮付けなど、隠岐の新鮮な魚介類をふんだんに使用したメニューです。

島後_ホテル海音里・鯛しゃぶしゃぶ_230526

こちらの鯛はしゃぶしゃぶにして、ごまダレでいただきます。添えられているワカメも隠岐諸島の特産品で、地元のスーパーや土産店などでも購入ができます。

島後_ホテル海音里・天ぷら_230526

刺身だけではなく、天ぷらやしゃぶしゃぶ、茶碗蒸しなど様々な調理方法のメニューをいただけるのもうれしいですね。天ぷらには隠岐の藻塩を付けていただきます。隠岐の藻塩はアラメという海藻のエキスを原料に作られているため茶色っぽい色ですが、塩味の中に深みを感じられるような味わいでした。

島後_ホテル海音里・釜飯_230526

食事の後半には、1人1釜ずつの海鮮釜飯が提供されます。また、小さめのお椀で隠岐の名物である隠岐蕎麦やカンパチの身がしっかりと入っているお吸い物までいただけるなど、びっくりするほど盛りだくさんですが、とてもおいしくて完食しました。

隠岐諸島_地酒・隠岐誉_230526

厳選した隠岐の地酒が取り揃えられているので、お酒好きの方にもおすすめです。グラスや4合での提供のほか、9種類以上ある日本酒の中から好きな3種を選んで小グラスで味比べができるお好みセットを注文することができます。「隠岐誉」だけでも大吟醸から種類の異なる純米酒など、レパートリーが豊富なので好みのお酒を探してみるのも良いかもしれません。

島後_ホテル海音里・スイカ_230526

最後にスイカをいただいて、大満足の夕食が終了です。ログハウスの宿泊プランは自炊になるので、このような地元ならではの食事付きプランで宿泊したい方は、ホテル本館に宿泊する食事付きプランを選んでください。また、宿泊の予約時に事前にお願いすると、幼児用のお子様ランチを注文することもできるので、子ども連れで訪れる方も安心です。

1日の疲れを癒す大浴場

島後_ホテル海音里・大浴場_230526

今回宿泊した客室にはユニットバスが付いていましたが、ゆっくりと浸かることができる大浴場もあります。落ち着いた照明の浴室で、男湯からは海を、女湯からは山を見ることができます。また、脱衣所にドライヤーも設置されています。

入浴後はエントランスの外で涼むこともできます。風が心地良く、少し敷地から出ると真っ暗になるので、雲がない日にはきれいな星空を眺めることができそうです。

朝食会場でいただく和定食

島後_ホテル海音里・朝食_230526

朝食は和定食をいただきます。ごはんはお代わり自由で、朝からしっかりと食べたい方にもうれしいサービスです。一見シンプルに見えますが食べ応えがありました。
こちらの小鉢に入っているのは、昨日の夕食で出た藻塩にも使われているアラメという海藻で、昆布とワカメの間くらいの厚みがあり、めかぶのようなネバネバ感があります。



ホテル海音里への行き方

島後(どうご)と呼ばれる隠岐の島町にある「ホテル海音里」は、隠岐の島町の玄関口となる西郷港や隠岐世界ジオパーク空港から車で約30分の場所にあります。車で行く場合は、港や空港から国道485号線を北の五箇方面へ20分ほど直進し、県道44号線に左折後、新福浦トンネルを抜けるとすぐ正面左側に「ホテル海音里」が見えます。看板の手前に駐車場があり、さらに直進して行くと海沿いにローソク島遊覧船乗り場があります。

ホテルの送迎とログハウスについて

ホテル本館に宿泊の方限定で、西郷港まで送迎してもらうことができます。送迎時間が決まっていて事前予約が必須なので、お願いする場合は宿泊の予約をする際に合わせて相談してみてください。ログハウスに宿泊する場合は送迎の利用ができないほか、食事が付いていないので島内の飲食店を利用するかログハウスで自炊が必要です。買い出しや移動が必要なので車があると便利です。レンタカーの利用もしくは、本土からフェリーで車を運ぶ方法もあります。

ホテル海音里

島根県隠岐郡隠岐の島町南方1933-1

08512-5-3211

公式ホームページ

 

隠岐諸島への行き方

島後_おき西郷港_230526

島根県本土から見て1番奥にある島後(隠岐の島町)へは、高速船やフェリーのほか、隠岐諸島で唯一の空港で定期便が運航しています。隠岐世界ジオパーク空港を利用する場合は、出雲空港から約30分、大阪(伊丹)空港から約45分で訪れることができます。

【高速船】大人1名6,680円
島根県本土・七類港~西郷港…約1時間10分
鳥取県本土・境港~西郷港…約1時間25分

【フェリー】大人1名3,510円~(客室等級によって異なる)
島根県本土・七類港~西郷港…約2時間25分
鳥取県本土・境港~西郷港…約4時間5分(島前経由)
高速船・フェリーの詳細はこちら

【飛行機】
出雲空港~隠岐世界ジオパーク空港…約30分
大阪(伊丹)空港~隠岐世界ジオパーク空港…約45分
隠岐世界ジオパーク空港の詳細はこちら

隠岐諸島・島前_内航船いそかぜ_220907

隠岐諸島ではフェリーや高速船のほか、内航船と呼ばれる島同士を結ぶ船が多く運航しているので、島前3島への行き来を含むアイランドホッピングを楽しむ方も多いのではないでしょうか。行きは隠岐世界ジオパーク空港まで飛行機に乗って、島後から島前へ船で移動して3島を周遊した後に、島根県または鳥取県本土まで船(高速船またはフェリー)で帰るというような、旅のアレンジの仕方も楽しめます。

お得に隠岐諸島に行く方法

現在、隠岐諸島で宿泊と体験メニューに参加すると、復路の船代が最大無料になる「おき得乗船券」というキャンペーンを2024年3月31日までの期間限定で実施しています。体験メニューにはSUPやシーカヤック、ダイビング、魚釣りなどのマリンアクティビティ、遊歩道散策や島内巡りのガイドツアー、クルージングや観光タクシー、陶芸や絵付け、クラフト体験など幅広いメニューが用意されています。島によってはレンタサイクルやe-bikeと呼ばれる電動アシスト付自転車のレンタルが対象になっているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらのキャンペーンを利用する場合は、出発日を除いた3日前の17:00までに事前予約が必要です。
おき得乗船券の詳細についてはこちら

最後に

ローソク島遊覧船乗り場から1番近い「ホテル海音里」の客室や食事、お得に行く方法などについてご紹介しました。隠岐の地形の魅力に富んだ海の近くにありますが、刺身以外のグルメもたくさん楽しむことができる宿泊施設です。この記事を参考に、ぜひ隠岐諸島の旅行を楽しんでくださいね。

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