SNS

I live with the island and stay with the island

SEARCH詳細検索

SEARCH

CLOSE

長崎

対馬の穴場スポット?実は知らない対馬周辺の有人島をご紹介!

2023.12.20

対馬の穴場スポット?実は知らない対馬周辺の有人島をご紹介!

国内には14,000以上もの島々があり、その数が最も多い長崎県には無人島を含めると大小1,400島を超える島があります。エメラルドグリーンの美しい海やリアス海岸などの絶景と対馬ブランドで知られるグルメ、歴史の残る城跡、聖地巡礼スポットなど見どころ満載の対馬には、実は主となる対馬島の周辺にも有人島や無人島がたくさんあります。今回は数多くある長崎県の島の中から、対馬の有人離島についてご紹介します。橋で繋がっている島からなかなか上陸する機会がないレアな島まで魅力は様々です。島好きなら知っておきたい豆知識も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

#長崎県 離島 #対馬 穴場 #観光スポット
#対馬市泊島 #対馬市沖ノ島 #対馬市島山島
アイキャッチ画像提供:PIXTA

対馬の有人島おすすめスポット

日本国内で最も島の数が多い長崎県。その数はなんと1,479島もあり、そのうち有人島は72島です(出典:令和5年2月28日国土地理院、令和5年度 長崎県地域振興部地域づくり推進課発行「長崎県の離島」)。対馬や五島列島、壱岐などは全国的にも有名な離島地域ですが、その周りにある島々はあまり知られていないのではないでしょうか。

対馬は中心となる対馬島(つしまじま)と海栗島(うにじま)、赤島(あかしま)、泊島(とまりしま)、沖ノ島(沖島・おきのしま)、島山島(しまやまじま)の6つの有人島とその他約100もの無人島からなり、長崎県対馬市に属しています。通常6つの有人島をまとめて「対馬」として呼ぶことが多いため、普段なかなかピックアップされにくい対馬島以外の有人島5つですが、今回はその5島の魅力や見どころをまとめてご紹介します。

海栗島

国境離島である対馬の北端からさらに北へ浮かぶ「海栗島」。航空自衛隊の分屯基地が置かれているため通常は自衛隊関係者以外は上陸することができないのですが、韓国展望所から見える3次元レーダードームは有名なので見たことがある方もいるかもしれません。以前は5月の鰐浦(わにうら)地区の祭りの時期に1日だけ一般人にも開放されていましたが、昨今は実施されていないため上陸したことがある方はかなりレアな経験です。ちなみに、韓国展望所は2023年12月頃までリニューアル工事のため立入禁止とされているので、海栗島を見たい場合は鰐浦漁港対岸から北へ進んで行くと見ることができます。

赤島・泊島・沖ノ島

 

この投稿をInstagramで見る

 

浅沼 和馬(@kazuport212)がシェアした投稿

対馬の中央東部に位置する「赤島」と「沖ノ島」。中心となる対馬島と沖ノ島が橋で繋がり、さらに沖ノ島から赤島も橋で繋がっているため、車や自転車などで移動することができます。沖ノ島のリアス海岸が織り成す複雑に入り組んだ地形に、もこもことした緑の山がたくさん連なるような対馬ならではの景色は、山を登らずに橋の付近からでも眺めることができます。

沖ノ島と赤島を繋ぐ赤島大橋がエメラルドグリーンに輝く海の上に架かる姿は、まさに絵になる光景です。また、赤島の北西部の赤島バス停付近にある「泊島」は、現在は埋め立てられて赤島と陸続きになっています。

島山島

対馬の中央部、浅茅湾(あそうわん)に浮かぶ「島山島」。浅茅パールブリッジで対馬島と繋がっているため陸続きで移動することができます。橋には対州馬(たいしゅうば)や真珠など対馬の生き物や特産品などの飾り付けがされているので、実際に見に行ってみてください。周辺の海は対馬の中でも抜群の透明度を誇り、肉眼でも水中を泳ぐ魚の群れを見ることができます。

日本の離島について

日本には13,705もの無人島と416の有人島があります(出典:令和5年2月28日国土地理院公表)。これまでは訪れた人しか見ることができなかった景色も、今ではSNSが盛んになり、島の景色を見る機会が増えた方も多いのではないでしょうか。しかし、まだまだ多くは知られていない魅力のある島がたくさんあります。

今回は日本一の島の数を誇る長崎県の中でも人気を誇る観光地として知られる国境離島の対馬の有人島についてご紹介しました。なかなか1島1島は知られていない対馬島以外の有人島ですが、橋を渡ってさらに島へ行けることを知ると、より一層わくわくする方もいるのではないでしょうか。また、今では滅多に上陸することができない島についても、豆知識として知っていると話のネタになるかもしれません。
実際に訪れて現地で体感する景色と感動は、写真や映像技術が上がっている現代においても代えがたいものがあります。ぜひ、実際に気になる島を見つけて訪れてみてくださいね。

RELATED