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鹿児島

【あやまる岬観光公園】奄美大島のアクティビティ&絶景スポット

2022.12.19

【あやまる岬観光公園】奄美大島のアクティビティ&絶景スポット

奄美空港から車で約10分、太平洋にちょこんと突き出した「あやまる岬」は観光公園として整備され、大海原を見渡せる展望台や大型遊具等のレジャー施設、カフェ併設の観光案内所などがある地元の方も観光客も訪れる人気観光スポットの1つです。今回は、海を眺められる絶景スポットとして人気が高く、奄美十景にも選ばれている奄美群島の中でも代表的な観光スポット「あやまる岬観光公園」のめずらしい名前の由来やおすすめ展望台などの見どころや行き方についてご紹介します。

#奄美大島 観光スポット #奄美大島 カフェ #奄美大島 お土産
アイキャッチ画像:PIXTA
撮影:りとふる編集部



あやまる岬観光公園とは?

全国各地から直行便が出ている鹿児島県の離島「奄美大島(あまみおおしま)」の北部に位置する「あやまる岬観光公園」は、奄美空港から車で約10分で訪れることができるという近さからも立ち寄りやすい人気の観光スポットの1つです。

 

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太平洋にちょこんと突き出した広い敷地内は、アクティビティを楽しめるレジャースポットや観光案内所併設のカフェ「みしょらんカフェ」、複数の展望台、亜熱帯植物など、奄美大島ならではの風景を楽しめるスポットがあり、見どころ満載の観光スポットです。奄美群島の景勝地をまとめた奄美十景(あまみじっけい)の1つにも数えられています。

あやまる岬の由来

 

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「あやまる岬」という名前を聞いてめずらしいと感じた方も多いのではないでしょうか。やわらかな曲線で丸みを帯びた岬の形が綾織りの手毬に似ていることから「あやまる」と呼ばれるようになり、それが地名になったのではないかと言われています。「あやまる岬」という名前の響きから謝るを連想する方も多いようで、SNSでは敢えて謝るような姿で写真を撮る方も密かに多いようです。ぜひ、ユニークな写真を収めてみてはいかがでしょうか。

あやまる岬観光公園内を大公開!

「あやまる岬観光公園」はウッドデッキ状の展望台や観光案内所兼カフェがある岬の上エリアと、遊具エリアや海岸プール、ソテツジャングルなどがある岬の下エリアに大きく分かれています。上下エリアは意外と距離があるので、移動する場合はそれぞれ車で移動すると良いでしょう。公園内には絶景スポットがいくつもあるだけではなく、大人はもちろん、大型遊具や芝スキーなど子どもが楽しめるスポットもあるので、大人から子どもまで満喫できるスポットです。

子どもに大人気の遊具エリア

奄美大島_あやまる岬④_210209

まずは、あやまる岬観光公園の下エリアの駐車場に車を停めましょう。駐車場に着くとすぐ海のブイなどをアレンジして作られたかわいらしい看板が迎えてくれます。駐車場の目の前にはゴツゴツとした岩場や、その先には海が広がっています。

 

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訪れた日はあいにくの雨模様でしたが、目の前の海は無料の海水プールになっています。自然の地形を活かしたプールなので、マリンシューズなどを着用して遊ぶのがおすすめです。

奄美大島_あやまる岬・大型遊具_210209

駐車場の裏側にはカラフルな大型遊具があります。大人が見てもかなりの高さがあるので、小学生も楽しめるのではないでしょうか。幼児向けの遊具もあるので、年齢ごとに満足して楽しめますよ。遊具エリア付近と車で移動する上エリアの駐車場付近の2か所にトイレが設置されているので、子ども連れのファミリーでも安心です。

また、見た目もかわいらしい足漕ぎタイプのサイクル列車やグランドゴルフ場などもあり、芝スキーなど大人も遊べるので、景色を楽しむだけではなく童心に帰って遊んでみてはいかがでしょうか。サイクル列車や芝スキー、ゴルフなどは有料ですが、1人100円~510円ほどなので、気軽に楽しみやすいのもうれしいポイントです。

黄色いどこでもドア?!

奄美大島_あやまる岬・どこでもドア_210209

下エリアの駐車場から歩いてすぐの場所には黄色いドアがポツンと建っていて、まるでどこへでも行けそうなドアが設置されています。2021年に設置された新たなフォトスポットで、撮影用にカメラを設置する台まで設けられているので、ぜひ記念撮影をしてみてくださいね。

奄美大島ならではの穴場フォトスポット

奄美大島_あやまる岬③_210209

下エリアの駐車場から海を正面に左手の展望台に向かって進むと、展望台へと繋がる階段をソテツなどの亜熱帯植物が茂って覆いつくすように広がっていました。トンネルのようにツタが繋がり、シックな雰囲気を感じさせます。ソテツジャングルが有名な「あやまる岬」ですが、ぜひ展望台に繋がる道でもおしゃれな写真を収めてみてはいかがでしょうか。ちなみに、この先の展望台からは土盛(ともり)海岸方面の海のグラデーションや水平線を見ることができますよ。

毒がある?!奄美に根付いたソテツジャングル

こちらは「あやまる岬観光公園」の公式マップにも記載されている、まさにソテツがジャングルのようにたくさん見られるスポットです。熱帯や亜熱帯地域で自生するソテツは奄美大島ではよく見かける植物ですが、かつて奄美大島で食糧難の時代には毒を取り除いて貴重な食糧としていたり、奄美大島の伝統工芸品である大島紬を作る際に泥染めの工程で大きな役割を果たしたりと、奄美大島の歴史にも繋がる植物です。

“島じゅうり”も楽しめる「みしょらんカフェ」

奄美大島_あやまる岬観光公園みしょらんCAFE_220913

下エリアを満喫したら、次は車で上エリアの駐車場に移動しましょう。駐車場に着くとすぐ目に入ってくる緑色の屋根をしたかわいらしい建物が「MISHORAN CAFE(みしょらんカフェ)」です。“みしょらん”とは奄美の方言で「召し上がれ」という意味で、昔ながらの島菓子やハンバーガー、ソーダやコーヒーなどのソフトドリンクやアルコール飲料まで様々なカフェメニューをいただくことができます。観光案内所に併設しているので、奄美群島のパンフレットや訪れた人が書き留めたおすすめスポットなども見ることができますよ。おしゃれな空間の店内や目の前の岬を眺めることができるベンチなどもあるので、デートスポットにもおすすめです。

みしょらんカフェの詳細についてはこちらをチェック♪

 

高台から見渡すメイン観光スポット

奄美大島_あやまる岬②_210209

あやまる岬観光公園の中でも上エリアにあり、ウッドデッキ状の展望台からパノラマビューを一望できるスポットです。下エリアにある大型遊具が小さく見えるほど視界が開けた高台にあり、濃い青色をした太平洋と水平線を見ることができます。奄美十景にも選ばれた奄美大島の中でも随一の展望スポットなので、あやまる岬観光公園に訪れる際はぜひ訪れてみてくださいね。

あやまる岬観光公園への行き方

奄美空港から県道601号線を北上し、途中にあやまる岬グラウンドゴルフ場などの小さな看板がありますが、そこでは曲がらず、さらにまっすぐ道なりに進みます。左手に「ゲストハウスAMA TERRACE」が見えると、すぐに「かごしまロマンス街道、あやまる岬、あやまる岬観光公園」の案内標識があるので、そこで右折をします。少し道が細いですが道なりに進むと、ミラーが立つ分岐に木の看板が建てられています。「あやまる観光公園」と書かれた方に左折をすると下エリアに、「あやまる岬」と書かれた方に直進すると上エリアに辿り着きます。それぞれのエリアに駐車場があるので、移動の際は車で移動するのがおすすめです。

奄美空港~あやまる岬観光公園…車で約10分
名瀬港~あやまる岬観光公園…車で約1時間

あやまる岬観光公園

鹿児島県奄美市笠利町大字須野682

0997-63-8885

駐車場あり、トイレあり

公式ホームページ

 

 

最後に

大人から子どもまで奄美大島を満喫できる観光スポット「あやまる岬観光公園」についてご紹介しました。奄美空港からも近いので、空港利用の前後に訪れるのにも最適です。ぜひ、奄美大島ならではのダイナミックな景色やアクティビティを楽しんでみてくださいね。

 

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