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長崎

長崎市から日帰りドライブで行けるおすすめの島5選

2023.12.27

長崎市から日帰りドライブで行けるおすすめの島5選

国内で最も島の数が多い都道府県が長崎県だということをご存知でしょうか。長崎県には無人島を含めると大小1,400島を超える島があり、五島列島や壱岐・対馬のように船や飛行機でしか行くことができない島もあれば、長崎県本土から橋で繋がっていて気軽に渡ることができる島まで様々です(出典:令和5年2月28日 国土地理院)
今回は数多くある長崎県の島の中でも、本土から陸路で繋がっていて長崎市からも日帰りでアクセスがしやすいおすすめの島をピックアップしてご紹介します。地元では定番の暮らしに馴染む景色から知る人ぞ知る穴場スポットまで、島好きならぜひ1度は行ってみたい島を厳選しました。知らない島や行ってみたい島を見つけて、ぜひ島へドライブに出かけてみてくださいね。

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アイキャッチ画像提供:PIXTA



長崎市からドライブにおすすめの島

蛎浦島_崎戸橋_231220

画像提供:PIXTA

日本国内には大小14,000以上もの島々がありますが、長崎県にある島の数は無人島を含めるとなんと1,479島にも及び、国内最多を誇ります。そのうち72島が有人島で、五島列島や壱岐・対馬など全国的にも有名な離島のほか、あまり知られていないような島もたくさんあります(出典:令和5年度 長崎県地域振興部地域づくり推進課発行「長崎県の離島」)。今回は数多くある特色豊かな長崎県の島々の中でも、本土から陸路で繋がっていて長崎市から日帰りで訪れることができる穴場の5島を厳選してご紹介します。

大島(おおしま)

西海市北西部に浮かぶ「大島」。島の中央部にある百合ケ岳公園展望台では、螺旋状の階段を上ると360度景色を見渡すことができます。また、絶滅危惧種にも指定されている市の花「カノコユリ」が咲く大釜海水浴場は遠浅のきれいな海が広がり、夏でも穏やかな雰囲気を楽しめる穴場スポットです。

寺島(てらしま)

西海市本土と大島の間に浮かぶ小さな島「寺島」。本土と寺島を結ぶ大島大橋のたもとにある大島大橋公園は、車を停めて休憩しながら景色を眺めるのにぴったりのスポットです。大島大橋は歩いて渡ることもできるため、車を停めて橋の上からも景色を眺めてみてはいかがでしょうか。ちなみに、寺島と大橋を結ぶ赤い橋は寺島大橋です。

蛎浦島(かきのうらしま)

大島の西に浮かび、中戸大橋で繋がる「蛎浦島」。西海市の特産物として愛されるアラカブをデザインにしたバス停は、フォトスポットとしても密かに人気です。ちなみに、アラカブとは全国的にはカサゴと呼ばれる魚です。蛎浦島と隣の崎戸島には魚をデザインにしたバス停が全部で4か所あるため、すべて巡ってみてはいかがでしょうか。また、トンボ公園のため池では6月頃になると薄紫色の花が美しいホテイアオイの群生を楽しむことができます。

 

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長崎県の有名なスポットとして、かつての炭鉱施設が廃墟となり今は無人島となった端島(通称:軍艦島)は知られていると思いますが、蛎浦島は当時端島と並ぶ日本有数の炭の島として知られていました。崎戸歴史民俗資料館の周辺にあるレンガ造りの崎戸炭鉱跡や炭鉱記念公園を合わせて訪れるのがおすすめです。

崎戸島(さきとじま)

蛎浦島と本郷橋で繋がる「崎戸島」。高台にフォトフレーム型のオブジェがあることで有名な北緯33度線展望台は、水平線や晴れた日には五島列島などまで見渡すことができる絶景スポットです。その景色とは裏腹に、すぐ脇には戦時中に使用された旧日本軍の施設がシダの葉に覆われ物々しい雰囲気を漂わせています。平和を願ってこの場に残されているそうです。崎戸島の西に浮かぶ無人島の御床島(みとこじま)の西端には御床島灯台があり、干潮時には砂州が現れるので歩いて渡ることも可能です。

沖之島(おきのしま)

沖之島(伊王島)_カトリック馬込教会_231220

画像提供:PIXTA

長崎市本土と伊王島(いおうじま)の間に浮かび、双方を橋で繋ぐ「沖之島(おきのしま)」。隣の伊王島ととても近く、長崎市伊王島町に属することから2島まとめて伊王島と呼ばれることもあります。長崎市本土から沖之島へと繋がる伊王島大橋を渡り、伊王島に向かって進んで行くと左側の高台に建つカトリック馬込教会があります。1931年(昭和6年)に建立され、その歴史は禁教礼下の1871年(明治4年)まで遡ります。かつて天草などから避難してきた隠れキリシタンが移り住んだのが始まりとされ、日本らしい屋根瓦とゴシック様式が結合された建築美も見どころです。



日本の離島について

日本国内には13,705もの無人島と416の有人島があります(出典:令和5年2月28日 国土地理院公表)。これまでは訪れた人しか見ることができなかった景色も、今ではSNSが盛んになり、島の景色を見る機会が増えた方も多いのではないでしょうか。しかし、まだまだ多くは知られていない魅力のある島がたくさんあります。

今回は日本一の島の数を誇る長崎県の中でも橋で繋がっていて、長崎市から日帰りで訪れることができる島をご紹介しました。実は行ったことがある島や知らなかった島などはありましたか。今まで知らなかったあなたも、これを読めば立派な島好きです。
地元では定番の景色も、地元以外の人からするとわざわざ訪れてでも見てみたい素晴らしい景色かもしれません。実際に訪れて現地で体感する景色と感動は、写真や映像技術が上がっている現代においても代えがたいものがあります。ぜひ、実際に気になる島を見つけて訪れてみてくださいね。

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