【倉崎海岸】シュノーケリングもできる奄美大島で人気のビーチ

鹿児島県奄美群島のうちの1つ「奄美大島（あまみおおしま）」の北部に位置する龍郷町（たつごうちょう）には、弧を描くように広がる白い砂浜と透き通る海が魅力のビーチ「倉崎（くらさき）海岸」があります。遠浅の海が広がり、青のコントラストがとても美しく夏には海水浴などを楽しむ人でも賑わう奄美大島で人気のビーチです。今回はシュノーケリングやダイビング、サーフィンなどのマリンアクティビティも楽しむことができる「倉崎海岸」の見どころや行き方についてご紹介します。

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撮影：りとふる編集部

奄美大島について

鹿児島県と沖縄県の間に浮かぶ鹿児島県の離島「奄美大島（あまみおおしま）」。年間を通して比較的暖かい亜熱帯海洋性気候と呼ばれる気候で、奄美大島独自の豊かな自然が魅力の離島です。海も山も近く、四季折々の楽しみ方ができます。ちなみに、海で遊びたい方には6月末～10月中旬頃がおすすめですが、ホエールウォッチングなど冬ならではの楽しみ方もありますよ。

奄美大島のおすすめビーチ「倉崎海岸」

奄美大島の龍郷町にある「倉崎（くらさき）海岸」は、弧を描く白い砂浜と透き通る海が人気のビーチです。夏には海水浴をはじめシュノーケリングやダイビング、サーフィンなどのマリンアクティビティを楽しむ人で賑わいます。かなり透明度が高く、水面からでも珊瑚礁などが織り成す海のコントラストを楽しむことができます。

駐車場が整備されているので訪れやすいのも人気のポイントの1つかもしれません。今回訪れた際は、小笠原諸島にある海底火山の大噴火の影響で流れ着いた軽石が波打ち際に広がっていましたが、それでもビーチの白さが分かるほどでした。

今回は駐車場から少し歩いて、ビーチの北側まで行ってみました。亜熱帯地域らしい南国の雰囲気が漂う植物が茂っていて、誰もいないプライベートビーチかのような空間を贅沢に満喫しました。砂浜は歩きにくいので、一旦ビーチから出て道路を歩いて北側まで回って行く方法もありますよ。

隕石で創られた！？ビーチ巡りについて

倉崎海岸がある赤尾木湾（あかおぎわん）は、きれいな円形をしています。日本初とされる隕石の落下が原因でできた形だと言われていて、通称「奄美クレーター」と呼ばれています。

その中でも倉崎海岸は遠浅の海が広がり人気がある海水浴場ですが、赤尾木湾沿いにはきれいな砂浜が広がるビーチが多くあるので、時間に余裕のある方は他のビーチを巡ってみるのもおすすめです。潮の満ち引きも月の引力に関係するもので、そんな宇宙のロマンを感じながら巡ってみるのもおもしろいかもしれません。

秋冬の倉崎海岸

私たちが訪れたのは11月で、あいにくの雨でしたが雨粒に濡れた植物も南の島ならではの雰囲気を演出してくれていました。秋冬は南の島と言えども海水浴をするには寒いですが、その季節ならではの撮影スポットとして訪れてみてはいかがでしょうか。

トイレやシャワーについて

倉崎海岸には海の家のようなシャワー施設やトイレなどは設置されていません。しかし、ビーチのすぐ上にある「ネイティブシー奄美」というホテルでは、有料でトイレ・シャワーを使用することができます。ただし、臨時休館などの場合もあるので海に入る前に事前確認をしておくと安心です。

倉崎海岸への行き方

奄美空港や名瀬港から赤尾木湾沿いにひたすら真っすぐ進み、「ネイティブシー奄美」というホテルに着いたら左折してさらに下って行きます。坂道を下りきってT字路にぶつかったら右折すると駐車場があります。国道58号線から先の赤尾木湾沿いの道にはカフェや飲食店などもあり、海を見渡しながらのドライブにも気持ちが良い道が続きますが、住民の方々の生活道路で徐々に細い道に入っていくので、スピードの出し過ぎなどには注意して安全運転で移動してください。

奄美空港～倉崎海岸…車で約25分
名瀬港～倉崎海岸…車で約40分

最後に

奄美大島で人気の海水浴場「倉崎海岸」についてご紹介しました。空港や港から比較的アクセスしやすい場所にありながらも、穏やかな雰囲気も感じることができるおすすめのビーチです。奄美大島に訪れる際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。