沖縄本島周辺
【野甫島展望台】伊平屋島と野甫大橋を一望できる穴場スポット
“伊平屋ブルー”と称されるキラキラと輝く海を一望できると人気の野甫(のほ)大橋が近年SNSをはじめ話題を集めていますが、誰でも無料で野甫大橋を上から一望できるスポットがあるのはご存知でしょうか。沖縄本島北部からフェリーに乗って伊平屋島(いへやじま)へ渡った方は、ぜひ合わせて訪れたい「野甫島(のほじま)」の隠れ絶景スポット「野甫島展望台」の見どころや行き方、注意事項についてご紹介します。伊平屋島へ旅行で訪れるのであれば、透明度の高い海と真っ白な砂浜が造り出す伊平屋島周辺ならではの美しい景色をぜひ眺めてみてください。
#沖縄県 離島 #沖縄本島周辺離島 #沖縄北部 #観光スポット
撮影:りとふる編集部
Contents
野甫大橋を見下ろす展望台
近年では伊平屋島観光で必須の観光スポットと言えるほど注目を集めているのが、沖縄本島北部に浮かぶ伊平屋村の伊平屋島(いへやじま)と野甫島(のほじま)を繋ぐ「野甫大橋」からの景色です。野甫島の前田の浜と伊平屋島の米崎の間に架かる橋の上から真っ白な砂洲や眩しいほどに輝く海を眺められることで有名です。
野甫大橋や橋を渡ってすぐの野甫港の防波堤までは訪れる観光客も増えましたが、まだまだ訪れる人の少ない穴場スポットが「野甫島展望台」です。小さな展望台ですが、高台に作られているので野甫島や野甫大橋、その先にある米崎など伊平屋島まで見渡すことができます。
時期によっては駐車場から展望台周辺まで草に覆われていることもありますが、駐車場の目の前に展望台があるので、ぜひ上まで上がって見てみてください。
展望台に上がると、まず正面には“伊平屋ブルー”に輝く海と野甫大橋や伊平屋島を見渡すことができます。風を感じられるとても気持ちの良い場所でした。「野甫島展望台」から見る海の色のコントラストがとても美しく、野甫大橋から眺めるのとはまた違った海の表情を楽しむことができますよ。
また、展望台から伊平屋島を眺めると、山がある島だということがよく分かります。また、野甫島沖にある「ジューマ」と呼ばれる無人島なども眺められるので、ぜひ探してみてくださいね。
\手つかずの自然が多く残る #野甫島✨/
沖縄県内でも最大級のテーブルサンゴが発見され、 #ダイビングスポット としても人気です☆
また、野甫公園にある展望台には滑り台が付いている為、降りるときは滑って降りることができますよ♪
景色も絶景なのでおすすめです!➡️https://t.co/aoIA3W8COL pic.twitter.com/fFYJEaIc9L
— 沖縄しまさんぽ【公式】 (@oki_shimasanpo) July 9, 2021
こちらの展望台は景色を楽しんだ後、なんと滑り台で降りることができます。ただし、摩擦がすごいというウワサ付きなのでケガのないように楽しんでくださいね。
ちなみに、野甫港の防波堤付近からも野甫島展望台が見えるので気になる方は探してみてくださいね。
野甫島展望台への行き方
沖縄本島から「野甫島展望台」に行くには、まずは伊平屋島へ船で渡り、伊平屋島から陸路で「野甫島展望台」まで行くのが1番ベーシックな行き方です。車やバイク、自転車などは伊平屋島に到着してから前泊港周辺でレンタルをするか、那覇など沖縄本島でレンタルをしてフェリーで運ぶ方法があります。フェリーで運ぶ場合には事前予約と別途料金が必要なので事前に確認をしておきましょう。
沖縄本島からフェリーが到着する伊平屋島の前泊港(まえどまりこう)から海沿いの道を南の米崎方面に進むと「野甫大橋」に着きます。そのまま野甫大橋を渡って右側の集落方面へ進みます。案内の看板などが出ていないので、地図アプリなどを頼りに目指すのがおすすめです。北側(野甫港と反対側)に展望台への入り口があり、展望台の手前に小さな広場のようなスペースが設けられているのでそちらに駐車しましょう。
伊平屋島前泊港~野甫島展望台…車で約15分
フェリー利用の詳細はこちら(伊平屋村 公式HP)
【沖縄本島から伊平屋島への行き方】
沖縄本島から伊平屋島への行き方をご紹介します。沖縄本島の北部にある運天港(うんてんこう)から伊平屋島の前泊港までフェリーで約1時間20分の船旅です。現在は空路や高速船の就航はしていないので、フェリーの利用に限られます。乗り物酔いをする方は酔い止め薬を持っていると安心ですよ。運天港ターミナルのチケット売り場は伊平屋島行きと伊是名島行きに分かれていますが、フェリーのチケット売り場のみなので迷うことなく切符を購入することができます。船内には無料Wi-Fiが整備され、デッキから周囲の島々を眺めていると伊江島タッチューなども見えました。景色を楽しんでいると前泊港に到着します。
沖縄本島運天港~伊平屋島前泊港…フェリーで約1時間20分/大人片道2,480円(往復割引あり)
※別途伊平屋村環境協力税100円が必要です。
那覇から伊平屋島への詳しい行き方はこちらの記事の「伊平屋島・野甫島への行き方」をご覧ください。
最後に
透明度の高いきれいな海や珊瑚礁、そして運が良ければサンドバーまで見ることができるという、1度訪れると病み付きになる人続出の伊平屋島と野甫島。野甫大橋は有名になり伊平屋観光と合わせて訪れる方も増えましたが、「野甫島展望台」はまだまだ訪れる方が少ない穴場スポットです。伊平屋島を訪れる方はぜひ合わせて「野甫島展望台」からの絶景を満喫してみてはいかがでしょうか。