沖縄本島周辺
久高島へ日帰り観光!「神の島」でパワーチャージの一人旅を満喫♪
島全体が神聖な土地として大切にされている「久高島(くだかじま)」。那覇市からバスと船を乗り継いで、気軽に行くことができる離島です。周囲は約8kmと半日あれば、島のスポットを十分に巡ることができますよ。今回は、りとふる編集部が那覇市訪問の合間に訪れた、半日一人旅のレポートをご紹介します!
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アイキャッチ画像:PIXTA
Contents
久高島とは?
琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)の神「アマミキヨ」が降臨して、最初につくったとされている久高島は、“神の島”と呼ばれています。島の動植物や石、砂などを島内から持ち出すことは禁止されています。島民の方から聞いた話によると、誤って島から石を持ち出したところ不幸が起こるようになり、持ち出した石を返したところ不幸が収まったという言い伝えもあるようです。島全体が聖域とされている久高島では、ルールを守って楽しみましょう。
久高島への行き方
那覇バスターミナルの7番乗り場から東陽バスの系統番号38番志喜屋線に乗車し、安座真サンサンビーチ入口(約1時間)へ向かいます。
運賃:片道790円
安座真港からフェリーで約25分または高速船で約15分の乗船で久高島に到着します。高速船でもフェリーであっても、値段と時間はあまり差はないため、フェリーで海風を浴びながら、久高島までの道のりを楽しんではいかがでしょうか。
フェリー運賃:片道680円 高速船運賃:片道770円
レンタサイクルで久高島を楽しもう!
島内は高齢者が多く、道も狭いため、車での移動はおすすめできません。周囲約8kmなので、レンタサイクルが便利で快適ですよ。船が到着する徳仁港の近くには、貸自転車屋さんがいくつかあるので安心です。神秘的な島で、澄み切った空気を感じられるのもサイクリングの魅力ですね。
「久高島」を半日で巡る楽しみ方
島猫とのふれあい
島に着くとすぐに猫がお出迎えしてくれますよ。猫島のように密集はしていないですが、集落のいたるところで、猫たちが悠々自適に島民に溶け込んだ生活を送っています。
島の街並みを散策
人口が約200人の小さな集落ですが、沖縄独特の石垣や古民家が密集しています。地図を見ないと方角がわからなくなるくらい狭い道が入り組んでいて、大通りと呼べる道はほとんどありません。
コンビニはなく、小さな商店がいくつかあります。タイムスリップしたようなレトロな街並みを楽しみましょう。
ピザ浜
集落を東に向かうと「ピザ浜」の案内板が見えます。白い砂浜と自然石が残った浜辺で、ゆっくりと波音を聞くのも良いでしょう。
クボウ御獄
沖縄の七御獄のひとつで、奥にある円形広場はイザイホーやフバワクの祭事が行われています。島民にとって最上位の聖域のため、出入りを禁止されています。
カベール岬(ハビャーン)
島の北端にあるカベール岬にある小浜は、神“アマミキヨ”が降臨した霊地として伝えられています。
岬に向かう一本道は、岩や砂利が多く舗装されていません。岬までの道のりは、日常のストレスから解放され、パワーをもらえるでしょう。
ウパーマ浜(星砂の浜)
カベール岬に向かう一本道の途中に「ウパーマ浜」の案内板があります。林の間の細い道を抜けると、久高島でもっとも広い砂浜の「ウパーマ浜」に抜けることができます。壮大な自然美は、まさにネイチャーアイランドです。
「食堂けい」で島ランチ
港付近には数件の食堂があります。今回はこじんまりとした昔ながらの「食堂けい」で、海ぶどう丼をいただきました。他にも沖縄そばやゴーヤチャンプル定食など、沖縄を代表する料理を味わうことができます。
島民や観光客との出会い
一人旅の醍醐味は、やはり初めて出会う島民や観光客との会話ですね。那覇市からのバスで出会った観光客や仕事で移住した方、食堂で出会った島民など多くの方から久高島の良さを直接聞くことができました。勇気を出して話しかけてみることで、素敵な一人旅ができることでしょう。
最後に
今回は、那覇市訪問の合間に半日観光をしましたが、久高島のゆったりとした島時間の魅力を存分に味わうことができました。久高島の夜道は、神秘的な空気に包まれているそうです。ぜひ、“神秘の島”を旅してみてはいかがでしょうか。