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沖縄本島周辺

【阿波連ビーチ】ケラマブルーが魅力の渡嘉敷島で人気のビーチ

2022.11.04

【阿波連ビーチ】ケラマブルーが魅力の渡嘉敷島で人気のビーチ

沖縄県の慶良間(けらま)諸島のうち、那覇市泊港から高速船に乗って約40分で渡ることができる人気の離島「渡嘉敷島(とかしきじま)」。沖縄本島から気軽に渡ることができる距離ながらも、ケラマブルーと称されるエメラルドブルーの海が魅力の離島です。渡嘉敷島の中でも有数の美しさを誇るのが、阿波連集落から歩いて行くことができる「阿波連ビーチ」。近くにはマリンショップや宿泊施設などもあり、海水浴やシュノーケリング、ダイビング、バナナボートなど様々な種類のマリンアクティビティを楽しむことができる人気のビーチです。今回は渡嘉敷島で海を満喫するのにおすすめの「阿波連ビーチ」についてご紹介します。

#沖縄 離島 #沖縄本島周辺離島 #ケラマ諸島 #阿波連海水浴場 #渡嘉敷島 観光 #観光スポット
撮影:りとふる編集部



慶良間諸島「渡嘉敷島」について

渡嘉敷島_クバンダキ展望台

2014年3月5日「サンゴの日」に国立公園に指定された大小30あまりの島々と数多くの岩礁からなる沖縄県の慶良間(けらま)諸島の1つの「渡嘉敷島(とかしきじま)」。那覇から見て慶良間諸島の有人島の中で1番手前にあり、高速船であれば約40分で渡ることができる人気の離島です。
渡嘉敷島はケラマブルーと称される美しい海に囲まれ、白い砂浜にキラキラと輝く透明度の高い海が有名です。夏はもちろん、ダイビングやホエールウォッチングなど1年を通してマリンアクティビティを楽しむことができますよ。

渡嘉敷島への行き方

渡嘉敷島_渡嘉敷港旅客待合所_220704

沖縄本島から渡嘉敷島へ行くには、那覇市の泊港(とまりこう・通称「とまりん」)から高速船またはフェリーで渡ります。往復で乗船券を購入すると割引があるので、少しお得に利用できますよ。また、高速船の方が早くておすすめですが、波が高い日など悪天候の場合は高速船が欠航になる可能性もあるので、フェリーも下調べしておくと安心です。

泊港⇔渡嘉敷港

フェリーとかしき…約70分/片道:大人1,690円、小人850円
マリンライナーとかしき(高速船)…約40分/片道:大人2,530円、小人1,270円
※高校生以上は環境協力税100円が別途必要です。
※小学生までは小人料金
運行状況等の詳細は渡嘉敷村のホームページで確認ができます。

マリンアクティビティも楽しめる「阿波連ビーチ」

渡嘉敷島の南部、阿波連(あはれん)地区にある「阿波連ビーチ」は、マリンアクティビティを楽しめることでも有名です。ビーチの入り口にはビーチグッズをレンタルできるマリンショップや更衣室等も設けられています。

渡嘉敷島_阿波連ビーチ②_221025

細い道を抜けると、山に囲まれるようにして弧を描く白い砂浜と濃いエメラルドブルーの海が広がり、浅瀬では海水浴や水面でシュノーケルを楽しむことができます。沖に出ると生き生きとした珊瑚礁が広がり、周辺にはカラフルな熱帯魚やウミガメが訪れることもありますよ。

渡嘉敷島_阿波連ビーチ

阿波連地区にはダイビングショップがいくつかあるので、ダイビングを楽しむ人からも人気のスポットです。民宿など宿泊施設に併設のショップや日帰りダイバーにも対応しているショップなど、施設によって個性があるので、興味がある方は探してみてくださいね。

渡嘉敷島_阿波連ビーチ③_221025

阿波連ビーチはサラサラとした白砂が広がっていますが、比較的大きな石や貝殻などが落ちていたり、夏は砂浜がかなり熱くなったりするのでビーチサンダルやマリンシューズがあると良いですよ。ちなみに珊瑚の欠片もたくさん落ちていますが、貝殻や砂なども含め環境保護など様々な理由から持ち帰ることが禁止されています。手に取ったり眺めたりした後は、元の場所に戻しましょう。

コインロッカーやシャワーについて
阿波連ビーチに入る手前の広場のような場所には目立つピンク色の建物があり、公営の「渡嘉敷村青少年旅行村」の管理棟です。こちらでトイレやコインロッカー、シャワーを利用することができます。トイレ以外は有料なので、小銭の準備をしておきましょう。また、ロッカーやシャワーは数が限られているので、夏のシーズン中はかなり混み合うこともあるため早めの準備がおすすめですよ。

遊泳期間とビーチの利用ルールについて
渡嘉敷島で海水浴やシュノーケリングなどを楽しめる阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチでは、環境を守りながら安全に海を楽しむために、渡嘉敷村が定めたビーチの利用ルールが設けられています。4月中旬の海開きから10月末までは監視員を設置していますが、監視区域は一部のみのため、ビーチでの安全に関してはすべて自己責任です。きれいな海や周辺環境、海の生き物の保護のほか、自身を守るためのルールです。島旅が楽しい思い出になるように、ルールとマナーを守って安全に楽しんでくださいね。

ビーチの利用ルール詳細についてはこちら(渡嘉敷村ホームページ)

阿波連ビーチで必見の穴場「トンネル岩」

渡嘉敷島_トンネル岩

阿波連ビーチの入り口から右側(西側)へ砂浜をしばらく歩いて行くと、「トンネル岩」と呼ばれるまさにトンネル状に穴が開いている岩場があります。まだあまり知られていない穴場スポットなので、阿波連ビーチを訪れる際はぜひチェックをしてみてくださいね。

阿波連ビーチを一望できる「クバンダキ展望台」

渡嘉敷島_クバンダキ展望台

トンネル岩からさらに進んで階段を上った先にある「クバンダキ展望台」は、連なる山々ときれいな弧を描く真っ白な阿波連ビーチの砂浜や海のコントラスト、目の前に浮かぶ無人島の離島(はなりじま)などを一望できる絶景スポットです。阿波連ビーチからトンネル岩を抜けて行くこともできますし、阿波連集落から歩いて行くこともできますよ。



阿波連ビーチで眺める夕陽とマジックアワー

渡嘉敷島_阿波連ビーチ④_221025

青い海を楽しんだ後は、渡嘉敷島に宿泊する人だけが楽しめる夕陽と星空を眺めてみませんか。先ほどまでの青い海が徐々に暗くなり、夕陽がじんわりと辺りを赤く染めていきます。今回訪れた際は、薄ピンクのような色からオレンジ、薄紫などに色付いてグラデーションのように変化していきました。夕陽が沈んだ後、空を鮮やかに彩るマジックアワーまで満喫すると、その後は次第に星が出てきます。
ただし、ビーチやその周辺は街灯も少なくかなり暗くなります。訪れる際は暗くなってからのことも想定してライトを準備するなど、安全には留意して無理のない範囲で楽しんでくださいね。
日中は多くの観光客で賑わうビーチですが、夕方の高速船最終便が出た後のビーチは人も少なく波の音だけが聞こえてきます。ここでしか見ることのできない宿泊者だけの贅沢な時間をぜひ楽しんでみてください。

阿波連ビーチへの行き方と駐車場について

渡嘉敷港から阿波連ビーチに行くには、レンタカーやレンタルバイクまたは公共バス(乗り合いバス)での移動がおすすめです。山を越えるので車でも約15分~20分ほどかかるため、自転車や徒歩で向かうのはあまりおすすめできません。車の場合は近くにあるキャンプ場の無料駐車場を利用できます。また、バスでの移動も阿波連ビーチすぐ手前のバス停まで乗ることができるので移動はしやすいですよ。

バスで行く場合…渡嘉敷港から阿波連ビーチバス停まで乗車。詳細はについてはこちら
車・バイクで行く場合…渡嘉敷村青少年旅行村のキャンプ場駐車場を利用。駐車料金は無料。

最後に

渡嘉敷島の人気ビーチの1つ「阿波連ビーチ」についてご紹介しました。珊瑚礁が豊かな美しいビーチでは海を眺めるも良し、海水浴を楽しむも良し、マリンアクティビティも良しの大満足のビーチです。日中の青く輝く海から高速船最終便が出た後の宿泊者だけが楽しめる美しいビーチと夕焼け空まで、贅沢な時間をぜひ楽しんでみてください。

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