SNS

I live with the island and stay with the island

SEARCH詳細検索

SEARCH

CLOSE

沖縄本島周辺

【渡嘉敷島・アラン展望台】沖縄本島やクジラも見える!?穴場の絶景スポット

2022.10.27

【渡嘉敷島・アラン展望台】沖縄本島やクジラも見える!?穴場の絶景スポット

沖縄県の慶良間(けらま)諸島のうち、那覇市泊港から高速船で約40分で渡ることができる人気の離島「渡嘉敷島(とかしきじま)」。沖縄の離島というと真夏のイメージが強い方も多いと思いますが、実は1年中通して冬も楽しめる穴場があるのをご存知でしょうか。渡嘉敷港から阿波連ビーチや渡嘉志久ビーチに行く途中に立ち寄るのにもぴったりな「アラン展望台」は、近くの無人島や沖縄本島、冬には運が良ければクジラが泳ぐ姿まで見ることができる穴場の絶景スポットです。今回は渡嘉敷島の「アラン展望台」の見どころや行き方についてご紹介します。

#沖縄 離島 #沖縄本島周辺離島 #ケラマ諸島 #渡嘉敷島 観光 #観光スポット
撮影:りとふる編集部



渡嘉敷島について

渡嘉敷島_とかしくビーチ_190330

画像提供:PIXTA

2014年3月5日「サンゴの日」に国立公園に指定された大小30あまりの島々と数多くの岩礁からなる沖縄県の慶良間(けらま)諸島の1つ「渡嘉敷島(とかしきじま)」。那覇から見て慶良間諸島の有人島の中で1番手前に位置し、高速船であれば約40分で渡ることができる人気の離島です。

渡嘉敷島_クバンダキ展望台

渡嘉敷島はケラマブルーと称される美しい海に囲まれ、白い砂浜にキラキラと輝く透明度の高い海が有名です。標高200m級の山や色鮮やかな花々など、ダイビングやシュノーケリングで海に入らなくてもとても美しい海や景色を楽しむことができるのが渡嘉敷島の魅力の1つです。

沖縄の離島というと真夏の観光のイメージが強い方も多いのではないかと思いますが、実は冬にも楽しめるアクティビティとして人気が高いのがホエールウォッチングです。慶良間諸島周辺はザトウクジラの繁殖海域として知られ、主に1月~3月頃の冬にホエールウォッチングのツアーが各マリンショップなどで開催されています。船に乗って野生のクジラを見に行ってみてはいかがでしょうか。

クジラも見える!?「アラン展望台」について

渡嘉敷島_アラン展望台③_221019

渡嘉敷林道の途中には標高の高い山に作られた「アラン展望台」があります。渡嘉敷港から阿波連ビーチや渡嘉志久ビーチの間にあるので、途中で立ち寄るのにもぴったりなスポットです。

渡嘉敷島・城島・前島・ウガン島_アラン展望台_221019

「アラン展望台」は高床式の展望台なので、周辺よりも少し高い場所から海を見渡すことができますよ。左手前に見えるのが無人島の「城島(ぐしくしま)」、その奥中央にうっすらと見えているのが“めーじま”や“めーげらま(前慶良間)”と呼ばれる「前島」と「ウガン島」です。

渡嘉敷島・城島_アラン展望台_221019

「城島」は渡嘉敷港のすぐ近くにある無人島で、渡嘉敷島との間は浅瀬なので大潮の干潮時には渡嘉敷島から歩いて渡れるほどになることもあるそうですよ。今回は大潮のタイミングではありませんでしたが、港の近くから見ると海面からもうっすらと海底が見えるほどでした。また、展望台の手前側は波によってクリアブルーの海も見えてとてもきれいでしたよ。

渡嘉敷島_アラン展望台②_221019

こちらの「アラン展望台」からは、空気が澄んだ日には東側に沖縄本島が見えます。また、冬には運が良ければクジラが泳ぐ姿を見ることができるそうですよ。夏には渡嘉敷ブルーの色鮮やかな海を、冬にはホエールウォッチングもできるので、年間を通して楽しめるうれしいスポットです。



アラン展望台への行き方

渡嘉敷島_アラン展望台④_221019

「アラン展望台」へは渡嘉敷林道の途中、渡嘉敷港から車で約15分の場所にあります。細い道を通るので、車で訪れる際は安全運転に気を付けましょう。展望台横に2、3台ほど停められる程度の空きスペースがあるので、車やバイクなどはそちらに駐車してください。渡嘉敷港から「アラン展望台」に向かう途中には「港の見える丘展望台」もあるので、合わせて訪れても良いでしょう。また、展望台があるのは港から阿波連地区を繋ぐメインの村道阿波連線ではなく、林道なのでお間違えのないように。

アラン展望台

沖縄県渡嘉敷村渡嘉敷

公式ホームページ(内閣府沖縄総合事務局)

 

渡嘉敷島の行き方

渡嘉敷島_渡嘉敷港旅客待合所_220704
沖縄本島から渡嘉敷島へ行くには、那覇市の泊港(とまりこう・通称「とまりん」)から高速船またはフェリーで渡ります。
往復で乗船券を購入すると割引があるので、少しお得に利用できますよ。また、高速船の方が早くておすすめですが、波が高い日など悪天候の場合は高速船が欠航になる可能性もあるので、フェリーも下調べしておくと安心です。

泊港⇔渡嘉敷港
フェリーとかしき…約70分/片道:大人1,690円、小人850円
マリンライナーとかしき(高速船)…約40分/片道:大人2,530円、小人1,270円
※高校生以上は環境協力税100円が別途必要です。
※小学生までは小人料金
時刻表や運行状況等の詳細は渡嘉敷村のホームページで確認することができます。

最後に

渡嘉敷島にある穴場の展望スポット「アラン展望台」についてご紹介しました。渡嘉敷島では海水浴やシュノーケル、ダイビングだけでなく、ホエールウォッチングなど年間を通して楽しむことができるのが大きな特徴の1つです。ぜひ秋冬旅行の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

RELATED