長崎
【福江島の鐙瀬熔岩海岸】鬼岳火山の溶岩でできた海岸の見どころと行き方
長崎県五島列島の離島「福江島(ふくえじま)」で言わずと知れたシンボルの鬼岳(おにだけ)火山から流出した溶岩に海が覆ってできた「鐙瀬熔岩(あぶんぜようがん)海岸」は、約7kmに渡って広がっています。年中温暖で亜熱帯植物が繁殖し、情熱的な花木が咲き乱れ美しい景観を呈している「鐙瀬熔岩海岸」についてご紹介します。
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文章・画像提供:五島市文化観光課
編集:りとふる編集部
【見どころ】
長崎県五島市の離島「福江島(ふくえじま)」の南東部に位置し、溶岩でできたゴツゴツした海岸が特徴の鐙瀬(あぶんぜ)は島内で一番暖かく、南方系の植物も多く見られる場所です。展望台の後ろにそびえるきれいなお椀型の鬼岳が、ヤシの木と並ぶ姿はまるで南国のようです。
【楽しみ方】
さわさわと木々の揺れる音や波の音、虫の声が聞こえます。また、水平線に浮かぶ赤島(あかしま)・黄島(おうしま)・黒島(くろしま)を見ることができます。
【設備状況】
トイレ前では五島市FreeWi-Fiを利用できます。
【その他】
近くに鐙瀬ビジターセンターや展望台があり、鐙瀬ビジターセンターでは自然観察会や自然素材を使った工作等の講座も開催しています。
【マナー・注意事項】
ゴミは持ち帰りましょう。
【行き方】
福江港より車で約15分。バスで約30分。鐙瀬ビジターセンターから徒歩約1分。
【最後に】
永正4年(1507年)16代領主 囲公が妹婿玉浦納の反逆に遭い、馬で逃れましたがこの地で鐙(あぶみ)が切れ、漁船で黒島に落ち延びましたが、反逆党が追ってきたため自刃されました。以来この地を鐙瀬(あぶんぜ)と呼ぶようになったと伝えられています。