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沖縄「慶留間島」で“ケラマブルー”を満喫!のんびり日帰り島旅♪
沖縄・那覇市から西へ約40kmに点在する慶良間(けらま)諸島の一つ「慶留間島(げるまじま)」。人口100人にも満たない小さな離島で、のんびりと島旅を楽しんでみませんか。今回は、ダイバーなどを魅了する“ケラマブルー”が満喫できる慶留間島のおすすめスポットをご紹介します。
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慶留間島ってどんな島?
国立公園に指定されている慶良間(けらま)諸島の一つ「慶留間島(げるまじま)」。座間味村に属する3つの有人島の中では一番小さな島です。阿嘉島(あかじま)と外地島(ふかじしま)の間に位置し、それぞれの島とは橋でつながっています。
ダイバーやシュノーケラーたちが集まる“ケラマブルー”の美しさは、海に入らなくても満喫することができます。中でも島をつなぐ阿嘉大橋からは絶景を楽しむことができますよ。
自然豊かな島には、固有種のケラマジカが生息し、近年では渡嘉敷島からイノシシも渡って来ているようです。観光客があまり多くない慶留間島は、手つかずの美しい白い砂浜の海が残り、こじんまりとしているので、まるでプライベートビーチです。

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慶留間島へのアクセス
那覇泊港から高速船またはフェリーで座間味島を経由して阿嘉島へ。阿嘉港から阿嘉大橋を渡ると慶留間島に到着です。慶留間島への直通便はありませんが、那覇から船で気軽に行くことができますよ。
※船の運航ダイヤは時期や天候によって変更されます。
※阿嘉島にレンタサイクルショップがあるので、慶留間島を訪れる際には事前にレンタサイクルの予約をおすすめします。
ケラマブルーの絶景おすすめスポット
阿嘉大橋
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ケラマブルーの美しさを実感できる「阿嘉大橋」。阿嘉島行きのフェリーが阿嘉港に近づくと見えてくる大きな橋は、慶留間島と阿嘉島をつないでいます。橋の上から見下ろすと、ケラマブルーと呼ばれる透明度が高い美しい海の色に感動することができますよ。ウミガメが泳ぐ姿を見ることもでき、阿嘉島から慶留間島へ渡る際には必ず訪れたいスポットの一つです。
アザナムイ展望台
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慶留間橋を見渡せる「アザナムイ展望台」。島の南東部にあり、島に一つだけの展望台です。展望台からは、外地島にかかる慶留間橋を見ることができ、安室島や安慶名敷島、座間味島を眺めることもできます。海に突き出た場所にあるので、海風が心地良いですよ。
慶留間橋

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海のそばにある学校が見える「慶留間橋」。島の海沿いを進み、集落を抜けた先にある慶留間橋から見る景色は絶景ですよ。慶留間島と外地島をつなぎ、1989年に完成した長さ約240mの橋の上からは、ケラマブルーの美しい海と、慶留間小中学校を見ることができます。海がすぐそばにある学校なんて、とても素敵なロケーションですね。
慶留間島をのんびり散策
高良家住宅
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赤瓦屋根の屋敷を石垣が取り囲む「高良家住宅」。高良家は島内にある船頭主家と呼ばれる旧家で、沖縄の民家としては建築年代が古く、沖縄民家の原型を留めた昔ながらの建物を見学することができます。現在は、国の重要文化財に指定されています。
かつて琉球王府時代末期に唐への公用船の船頭職を務めた仲村渠(なかんだかり)親雲上(ぺーちん)によって、19世紀後半に建築されたと言われています。建築当初は茅葺きでしたが、大正年間に赤瓦葺きに改築されました。屋敷の周囲には石灰岩の石垣をめぐらせ、南向きの母屋の前面にヒンプン(家の目隠し)が建っています。
ケラマジカ
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慶留間島が生息地としても有名な、天然記念物の「ケラマジカ」。ハート型のお尻の毛がとてもかわいい野生の固有種です。地図にも載っていない島の北側から南側へ抜ける山道をサイクリングしていると、運が良ければ出会えるかもしれませんよ。人が近づいても逃げないケラマジカもいるようですが、必要以上に近づかずに優しい気持ちで見守ってあげましょう。
慶留間gnon
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イタリアンのコース料理を味わえる「慶留間gnon(ゲルマニヨン)」。化学調味料を一切使わず、地元食材にこだわった絶品のイタリアンを堪能することができます。ランチも完全予約制なので、訪れる際は注意しましょう。
最後に
今回は、慶留間島をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。とても小さな島なので日帰りでも十分に満喫することができ、那覇からも船で約1時間半ほどとアクセスも良い本島周辺離島です。那覇に訪れた際は、ぜひ絶景の“ケラマブルー”を楽しんでくださいね。