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インドネシアのギリ島で神秘的な体験を満喫!バリ島からのアクセスもご紹介

2024.02.02

インドネシアのギリ島で神秘的な体験を満喫!バリ島からのアクセスもご紹介

99%の確率でウミガメに会えたり、海底に沈められた石像が神秘的すぎると話題のインドネシアにある離島「ギリ島」。バリ島からはスピードボートで約1時間半〜2時間で行くことができ、バリ島からのショートトリップにぴったりの島です。

#インドネシア 離島 #ギリ島 観光 #ギリアイル島
文章・画像提供:moe_matsuiさん

ギリ島とは

ギリアイル島_W02

ギリ島はバリ島の隣にあるロンボク島に属する小さな離島で、ギリ・トラワンガン(Gili Trawangan)、ギリ・メノ(Gili Meno)、ギリ・アイル(Gili Air)の3つの島から構成されています。飲食店やホテルなどが揃っている1番大きな島のギリ・トラワンガン、こぢんまりとしてプライベートな空間を楽しむことができる1番小さな島のギリ・メノ、2島のちょうど中間に浮かぶ島のギリ・アイル。実は、それぞれの島には別の名称があり、ギリ・トラワンガンは「パーティーアイランド」、ギリ・メノは「ハネムーンアイランド」、ギリ・アイルは「バックパッカーアイランド」とも呼ばれています。ギリ島はどの島も治安が良く、中心地から少し離れるととても静かでのんびりとした島ならではの時間が流れています。そのため、どの島を訪れても滞在を楽しむことができるはず!ちなみに、私はギリ・アイルに滞在しました。

ギリアイル島_W02

ギリ島では車やバイクの走行が禁止されているため、島内での移動は徒歩や自転車、馬車のみです。1番大きなギリ・トラワンガンでも1周約6kmと小さいので、徒歩やサイクリングで気軽に回ることができます。島内の移動手段としておすすめなのは、ホテルなどでレンタルすることができる手軽なサイクリング。しかし、海沿いは道が砂浜になっているため手で押さなければいけない場所もあるので、十分に注意してください。

ギリ島へのアクセス方法

ギリアイル島_W02

バリ島からギリ島へアクセスする方法はいくつかありますが、今回私が利用したのは以下の方法です。
①バリ島中心部から車でバリ島東部のパダンバイ港へ移動
②そして、スピードボートに乗ってギリ島へ行く

パダンバイ港からギリ島までスピードボートの乗船時間は約1時間半〜2時間ですが、バリ島中心部からの移動時間を含めるとギリ島に到着するまでに合計4時間〜5時間ほどかかります。

①バリ島中心部からパダンバイ港へ
バリ島とギリ島を繋ぐスピードボートが発着する「パダンバイ港(Padang Bai)」は、バリ島中心部(サヌール)から車で1時間〜1時間半のバリ島東部に位置します。バリ島は渋滞が激しく時間が読めないため、十分に余裕をもって出発すると安心です。パダンバイ港へ向かうには、カーチャーターやタクシーを利用するか、またはスピードボートの予約時に送迎オプションを追加するなどして港までの移動手段を確保しましょう。

②パダンバイ港からギリ島へ
パダンバイ港とギリ島を行き来する船会社は複数ありますが、今回利用したのは「EKAJAYA」という会社で、チケットはDirect Ferriesという世界中の船が予約できるサイトから予約しました。
スーツケースなどの大きな荷物は、受付時に預けて船に積んでもらえます。割と大きな船だったので、そこまで大きな揺れを感じることもなく快適に過ごすことができました。
EKAJAYAのスピードボートのスケジュールは以下の通り。★印は実際に私が利用した便です。

【行き(パダンバイ港ーギリ・アイル)】
・9:00am-11:15am ★
・10:30am-1:15pm

【帰り(ギリ・アイルーパダンバイ港)】
・11:30am-1:30pm
・1:30pm-3:30pm ★

スピードボートは、「ギリ・トラワンガン」→「ギリ・メノ」→「ギリ・アイル」の順に寄港するので、アナウンスをしっかり聞いて自分が滞在する島で下船しましょう。降りる時は自分の預けた荷物を受け取ることを忘れずに。
ギリ島に上陸する際は、入島料として10,000ルピア(日本円で100円弱)の支払いがあります。

スピードボートに乗船時の注意点
・スピードボートの乗船時間はあまり正確ではありません。船は天候に左右されたり、他の港で遅れがあるとどんどん遅れていきます。そのため、ギリ島からバリ島へ帰る日に日本へ帰国の飛行機を予約しないなど、移動日に予定を詰めすぎないようにすると安心です。
実際に私の帰りの船は波が高くてスピードが出せず、予定到着時間より1時間以上も遅れて到着しました。
・預けた荷物が紛失する「ロストバゲージ」に注意しましょう。実際に私がギリ・アイルで下船した時に自分の預けた荷物が見つからず、スタッフに確認したところ、荷物だけギリ・トラワンガンに降ろされていたというトラブルに遭いました。
受付で荷物を預ける時は、荷物に付けられるタグがきちんと自分が下船する島になっているか、また、他の島に停留中に誤って自分の荷物が降ろされていないかなど確認すると安心です。

ギリ島での滞在日数の目安

ギリアイル島_W02

ギリ島への移動に予想外の時間を要したり、帰りの船の時間が正午過ぎには出発するなど、最低でも1泊以上は必要ですが、島を満喫するには2泊3日がおすすめ!到着する1日目と帰りの3日目は移動と島内をのんびりと散策、2日目はシュノーケリングなどビーチでアクティビティを楽しんだりすると良いでしょう。

ギリ島で欠かせない体験

シュノーケリングでウミガメと泳ぎたい!

ギリアイル島_W02

ギリ島を満喫するために欠かせないことといえば、シュノーケリング!ギリ島周辺の海では99%の確率でウミガメに会えると言われるほど、たくさんのウミガメたちが暮らしています。実際に私もたくさんのウミガメと遭遇し、一緒に泳ぐことができました!ギリ島の海は透明度が高く、ウミガメ以外にもイソギンチャクに隠れるカクレクマノミなどの様々な種類の魚も見ることができました。

ギリアイル島_W02

また、近年話題になっている海底に沈められた「恋人たちの石像」。とても神秘的な雰囲気が漂っていて、1度は訪れてみたい理由が分かります。これは海底遺跡なのでは?と思うかもしれませんが、実際には2017年に沈められた新しい石像なのだとか。

ギリ島にはシュノーケリングツアーがたくさんあり、ツアーに参加すると上記のようなウミガメのいるポイントや海底に沈む石像のスポットまでボートで連れて行ってくれます。
ツアーはホテルや街中のツアーカウンターなどで予約することができ、他の観光客と混載するグループツアーと貸切のプライベートツアーの2つの選択肢がほとんどです。グループツアーの方が価格は安いですが、シュノーケリング初心者はプライベートツアーの方がおすすめ。私は今回がシュノーケリング初体験だったのでプライベートツアーを利用しましたが、教えてもらいながら自分のペースでトライできて泳ぎやすかったです。グループツアーの参加者は、自分たちでどんどん潜っていくような人がほとんどでした。自分に合ったツアーを選ぶと良いでしょう。

サイクリングでギリ島を散策したい!

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ギリ島は小さな島なので、徒歩や自転車で島を1周することができます。実際にホテルで自転車をレンタルして、ギリ・アイルを散策してみました。自転車であれば1時間程度で島を1周することが可能です。海辺のサイクリングは最高に気持ち良く、島猫や牛などに遭遇したりと島ののどかさに癒されます。島内にはかわいいカフェもあるので、散策に疲れたら寄ってみても良いでしょう。
海沿いの道は一部砂浜になっていることがあり、自転車では走りづらい場所もあるので気をつけてくださいね。

ピンクに染まったホテルがかわいすぎる!

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ギリ・アイルで有名なのが、何もかもがピンクに染められたホテル「Pink Coco」。とてもかわいいのでホテルの前で写真を撮っている人がたくさんいました。目の前のビーチはホテル宿泊者以外でも利用できるため、ビーチにあるレストランでひと休みすることに。

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真っピンクに染まったココナッツがかわいすぎました!とても人気なホテルなので、宿泊したい方は早めの予約が必須です。

早起きして朝日を鑑賞したい!

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せっかくなので、朝日を鑑賞するために海辺をお散歩。周りに何も遮るものがないギリ島からは、朝日や夕日をきれいに見ることができます。ロンボク島の端から昇る朝日が穏やかな海に反射して本当に美しかったです。自然の風景を楽しめるのも、島ならではの楽しみ方の1つです。

まとめ

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ギリ島では小さな島らしいゆったりとした時間を過ごせるので、特にカップルや家族で訪れるのにおすすめの島です。また、ギリ島の海は波が穏やかで透明度も抜群なので、シュノーケリングにもぴったり。ウミガメと一緒に泳いだり、神秘的な石像を目の当たりにしたりと、ギリ島でしかできない体験ができますよ!

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