タイのタオ島ってどんな島？行き方からおすすめの観光スポットまでご紹介♪

タイ南部のタイランド湾に浮かぶ「タオ島」。南北に約7km、東西に約3kmと小さな島なのですが、絶景とダイビングを目的に世界中から観光客が訪れます。そんなタオ島には、コンビニやレストラン、リゾートホテルなども充実していて、ダイビングのライセンスがなくても十分に楽しめる魅力的な離島です。
今回は、ダイビングだけじゃないタオ島での楽しみ方をご紹介します。

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取材：りとふる編集部

タオ島の行き方

タオ島には空港はなく、必ずフェリー（高速船）で行くことになります。タイ本土のチュンポンからの船もあるようですが、外国人観光客の多くはサムイ島経由で行くのが一般的です。
サムイ島にはいくつか港がありますが、タオ島行きの高速船が出ている港は島の北にある桟橋（Pralarn Pier）からです。

チケットを購入するとシールが渡され、シールの色によって降りる港が異なります。タオ島に到着する前にパンガン島の港にも寄港しますが、間違って下船しないようにしましょう。
港にはレストランやコンビニもあるので、出発までの待ち時間に朝食を済ませることもできますよ。

タオ島内での移動手段

タオ島には公共交通機関はありません。島内での移動は主にレンタルバイクかタクシーの手配となります。

港の目の前の通りにはレンタルバイクのお店があります。タオ島は小さな島なので、バイクがあればどこにでも行くことができます。島内では地元の方も主にバイク移動が多く、道路は車よりもバイクの方が圧倒的に多い印象です。

バイクの運転に不安のある方は、タクシーを手配すると良いでしょう。タイと言えば、トゥクトゥクをイメージする方も多いかと思いますが、タオ島にトゥクトゥクはありません。車の荷台に座席を作ったオープンなタクシーが一般的です。まるでオープンカーに乗っているかのように、風を浴びながらの移動は気持ちが良いですよ。

サイリービーチ周辺を散策

タオ島のメインビーチでもあるサイリービーチの周辺にはレストランやホテル、雑貨屋などが建ち並んでいます。遠浅のビーチでは観光客はもちろん、地元の子どもたちもサーフボードなどで楽しんでいます。

立ち寄ったおしゃれな雑貨屋では、ペットボトルのキャップをリサイクルして作られたカラフルなコースターやフラワーポット、ジェンガなどを販売していました。

雑貨店の近くに工場が併設されていて、色で分別されたペットボトルキャップなどを機械で粉砕し、プレス機で生成して商品化されています。環境保全に積極的なタオ島では、このように様々なエコロジー商品が販売されていて、色や柄が同じものはありません。お気に入りのカラーを見つけてみてはいかがでしょうか。タオ島を訪れた記念に自分へのお土産にもぴったりですね。

 

タオ島のグルメを味わおう

ホワイトニング・レストラン

ランチはサイリービーチが目の前にあるおしゃれなホワイトニング・レストラン（Whitening Restaurant）で。イカの揚げ物や揚げ春巻きなどのアラカルトメニューや、タイ料理の定番 パッタイなどもあります。日本人にも食べやすい味付けでおいしくいただきました。

チャコール・ベイ ワイン&グリル

ディナーは少し豪華なチャコール・ベイ ワイン&グリル（Charcoal Bay WINE&GRILL）で。ワインやカクテルが豊富で大人な雰囲気のレストランです。屋根付きの店内とビーチ席があり、晴れた日であれば、ビーチ席で非日常な大人の雰囲気を楽しめます。
もちろんグリル料理はどれも絶品で、白身魚は脂がのってジューシーでした。

ナンユアン島を散策

タオ島に観光で訪れる多くの方が目的としているのが、ナンユアン島でのトレッキングとシュノーケルです。ナンユアン島は、タオ島から船で約20分の場所にある絶景アイランドで、島に到着するとブランコや看板などのおしゃれな撮影スポットが点在し、エメラルドグリーンの海とその雰囲気に魅了されます。

ナンユアン島のビューポイントまでは、階段や整備された山道を約30分登って到着するのですが、この絶景を見るために、世界中から多くの観光客が訪れています。また、島全体が1つのリゾートになっているので、島内に宿泊することも可能です。
山頂のビュースポット付近では時間帯によっては観光客の撮影待ちで並ぶことが多くなるため、島に到着したら真っ先に向かうか、ランチの時間を狙うと混雑も少なくスムーズに行くことができるかもしれませんよ。
トレッキングやシュノーケルを満喫した後は、島内にあるレストランやカフェでココナッツのジュースや食事を注文してひと休みするのもおすすめです。

 

タオ島のリゾートに宿泊

ハーディエン ビーチ リゾート

タオ島にはゲストハウスからリゾートホテルまで、目的に合わせた宿泊施設がたくさんありますが、今回は4つ星ホテルのハーディエン ビーチ リゾート（Haad Tien Beach Resort）に宿泊しました。
ホテル内には2つのプールとプライベートビーチがあり、コテージタイプとホテルタイプの部屋があります。敷地面積も広く、ホテルから簡単に徒歩でコンビニなどに行くことは難しく、街に出るには送迎かタクシーの手配が必要です。

朝食ブッフェでは、タイ料理から洋食まで豊富なメニューが揃い、オムレツやフライドエッグなどの卵料理はシェフが目の前で作ってくれます。豊富なメニューの中からぜひ食べてほしいのが、タイのお粥（ジョーク）です。お米の粒が分からなくなるまで煮込まれたお粥にポークミートボールが入っていて、自分好みのスパイスをトッピングしていただきます。スパイスはタイならではのものが並んでいましたが、苦手な方はトッピングなしでもしっかりと味が付いているので、おいしくいただけますよ。

最後に

いかがでしたか？ジンベエザメに遭えるポイントとして有名なので世界中のダイバーたちが訪れる人気のダイビングスポットがあるタオ島ですが、ダイビングだけがタオ島の魅力ではありません。絶景やグルメ、リゾートホテルでのホカンスなど、タオ島での楽しみ方は盛りだくさんです。

タイでは現在（2022年6月時点）、ワクチン2回接種済みまたは72時間以内のPCR検査の陰性結果があれば現地での隔離はなく、到着してすぐに観光が可能です。ぜひ次回の海外旅行は、タイの離島巡りをしてみてはいかがでしょうか。