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島根

手厚い移住支援制度が魅力!意外と便利な隠岐の島町で働いてみませんか?

2024.01.31

手厚い移住支援制度が魅力!意外と便利な隠岐の島町で働いてみませんか?

日本海沖に浮かぶ島根県隠岐諸島で最大の島である島後の隠岐の島町は、ユネスコ世界ジオパークに認定されたダイナミックな自然や文化、おいしいグルメを求めて多くの観光客が訪れる離島です。
隠岐の島町地域人材づくり協同組合では、マルチワークという新たな働き方を取り入れて島内の担い手の確保に取り組んでいます。今回は、事務局長の和田さんと隠岐の島町役場の嶽野さんにマルチワーカーの制度や移住支援について、マルチワーカーとして働く2名の方に移住のきっかけや体験談についてお話を伺いました。

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画像提供:隠岐の島町地域人材づくり協同組合
アイキャッチ画像:マルチワーカーとして働く川上さん(左)と北村さん(右)

組合が解決すべきは島内の人材育成

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合_240130

日本酒の仕込み作業

全国的にも人口減少が問題となっていますが、離島でも同様に人口減少や若者の島外流出が原因で人材不足や担い手不足に悩まされています。そのような社会課題の解決に向けて、近年注目を浴びる新たな働き方としてマルチワーカーという仕組みがあります。当組合では、島内の担い手の確保と町内事業所の事業の維持と拡大を目的として令和4年3月に設立し、令和5年4月からマルチワーカーの募集を開始しました。

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合_240130

派遣先となっている隠岐酒造株式会社

隠岐の島町では、春・秋は農業、夏はホテルなどの観光業、冬は酒造業などが繁忙期を迎えます。マルチワーカーとは当組合の正職員として雇用し、季節によって島内の様々な事業所で働くという新たな働き方です。
現在では旅行業、酒類製造業、宿泊業、飲食業、畜産業の事業所が組合員となっていますが、来年度はさらに業種が増える見込みです。

隠岐の島移住のきっかけとマルチワーカーとして働く魅力

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合_島職

マルチワーカーとして働くと北村さん(左)と川上さん(右)

当組合では現在2名のマルチワーカーが働いています。まずは、令和6年度中に6名まで増やしたいと考えています。
マルチワーカーは年間を通して複数の事業所で働くことになります。様々な業種を経験することで、自分の働き方に合った職業を見つけやすく、島内でのコミュニティも広がることでしょう。
今後、マルチワーカーが増えることで島内にも新たな雇用やコミュニケーションが生まれ、島全体が元気になるという相乗効果もあると考えています。

今回、隠岐の島へ移住した2名に、移住のきっかけやマルチワーカーとして働く魅力、隠岐の島町の魅力について伺いました。移住を検討している方へのメッセージもあるのでぜひ参考にしてみてください。

川上さん:移住しようと思ったきっかけは「人生のリセット」です。大阪でこのままサラリーマンとして働き続けることをイメージすると、徐々に人生が淡々としていくと感じていました。元々志していた教育者としての道に改めて踏み入ってもいいかなと思い求人を探していたところ、当組合を発見。思い切って、離職・移住を決断しました。

就職・転職となると自分の特徴にあった職を探しがちですが、マルチワーカーは自分では選ばない職を経験することがあります。自分の幅を広げることに繋がり、新たな自分の特性に気づくきっかけになるのがマルチワーカーとして働く魅力だと感じています。
また1年を通して4つの会社で働けるため、短期間でたくさんの人と出会うことができます。職場で隠岐に対する思いを知り、いろいろな話を聞くことで、隠岐がどのようなところなのかいち早く知ることができます。

隠岐の島町の魅力を一言で表すと「ほどよい田舎」です。衣料品なども扱う大きなスーパーやチェーン店のドラッグストアが各2店舗、ホームセンターが1店舗、飲食店は案外たくさんあります。総合病院もあり各地区には公営の診療所と歯科もあり、生活で困ることはありません。ちなみに5Gも入り、通信販売も本土と変わらず届きます。
ただし、都会のようなコンビニはありません。ほとんどのガソリンスタンドは日曜日が休み、午後9時までに多くの小売店は閉店します。何でも好きな時に好きなものが手に入る都会のような生活ができるわけではありませんが、それが故に生活を考える力が自然に身につき、“生活している感覚”を再発見させてくれます。

北村さん:前職を辞めて島巡りの旅へ出かけた時に初めて隠岐の島を訪れました。その時、何か特別惹かれるものがあったというよりは直感でピント来るものがあったのが移住のきっかけです。
まだ私は次のやりたい事や目標が見つかっていないので、とにかくいろんな経験をしたいと思っていました。そんな時に当組合のお話をいただき、マルチワーカーという働き方は今の自分にピッタリだと感じました。

隠岐の島町は自然豊かで人が温かいところが魅力です。リゾート感ではなくのんびりとした田舎の雰囲気がとても心地良いです。本来人間が求めるものがこの島にはあると思います。

隠岐の島町へ移住を検討している方に一言

川上さん:移住を検討している時点で、あなたはなにかしらの生きづらさを感じているのではないでしょうか?
都会からであれば、とても住みやすく人間らしさを取り戻すことができ、本土の田舎からであれば、小さな島の中で安心した暮らしを楽しめます。まだまだ進出していないモノ・コトがたくさんある島なので、新たなチャレンジをしたいと考えている人にとっても最適な町です。お試し移住制度や移住相談窓口、その他に移住者向けの補助金も充実しています。隠岐の島町が目に留まったのであれば、まず一度遊びにいらしてください。

北村さん:まずは一度足を運んでいただければと思います。ここで目にするものや出会う人達が何か感じるものを与えてくれると思います。不安もあると思いますがそれ以上の希望が広がっていますよ。

隠岐の島町の手厚い移住支援制度

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合・八尾川_240130

提供:隠岐の島町

当組合の福利厚生の他に定住の意思のあるUIターン者及び新規学卒者の方々については自治体の移住支援制度も活用することができます。
移住した場合、1世帯につき5万円の定住奨励金があります。夫婦世帯は10万円が加算、子育て世帯は子ども1人につき5万円が加算され、最大30万円となります。
さらに東京圏からのUIターン者を対象として、単身者60万円、世帯100万円を支援する県の事業「わくわく島根生活実現支援事業」も活用することができます。
他にも、民間賃貸住宅を借りる場合、最大2年間の家賃補助があります。
それぞれいくつかの条件がありますので、ご興味のある方は下記の応募・問い合わせフォームからお問合せください。

 

移住してから申請までの手続きは当組合でもサポートしているので、このような移住支援制度を積極的に活用していただければと思います。

未経験者でも積極的に受け入れ

特に必須なスキルはありませんが、エクセルやワード等のオフィスソフト、インターネットの一般的な使用スキルがあれば問題ありません。離島や田舎暮らしにご興味のある方には、ぜひ応募していただきたいと思います。

マルチワーカーを希望する方の中には、1度は社会人経験のある方が他の業界を経験したい、自然のある暮らしをしたいと応募する方が多い印象ですが、当組合としては中途採用でも新卒採用でも積極的に受け入れたいと考えています。
年間を通して複数の職業を経験できることは、今後のライフプランを考える上でも役立つでしょう。まずは、マルチワーカーとして隠岐の島町の魅力を知っていただき、気に入った企業があればそのまま正社員として務めたり、経験を生かして起業したり、その後のキャリアもサポートできたらと考えています。

応募方法について

少しでも気になる方は、応募フォームか電話でご連絡ください。まずは、1度お話をして、最終的には隠岐の島町を実際に見学していただき、面接後に採用へと進めたいと考えています。

 

隠岐の島町地域人材づくり協同組合事務局
TEL:080-5224-3244

募集内容について

当組合では年間を通して島内の複数の事業所で働くマルチワーカーを募集します。

募集要項
業務内容 マルチワーク
必要な免許・資格 自動車免許(AT限定可)
雇用形態 正職員
契約期間 雇用期間の定めなし
試用期間 あり
募集人数 3名
勤務地 隠岐の島町全域
就労時間 6:00〜22:00の中で8時間程度
休憩時間 60分
時間外労働 あり(月平均5時間)
休日・休暇 週休二日制
給与・賃金 月額191,462円
※基本給、賞与、前払い退職金を含みます。
各種手当 通勤手当実費支給(上限13,000円/月)
副業可否 可能
加入保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
その他福利厚生 隠岐の島町公式HPにて参照

隠岐の島町の魅力と暮らし

隠岐の島町は隠岐諸島の中でも最大の島です。学校や病院、ドラッグストア、スーパーマーケットなど生活に必要なインフラは整備されています。都会からの移住者もたくさんいますが、特に不便なことはないと思います。
交通インフラも整備されており、島根県の七類港と鳥取県の境港行きのフェリーと高速船が運航しています。フェリーでは約2時間半、高速船では約1時間で行くことができます。また、島根県の出雲空港と大阪府の伊丹空港へ直行便が運航しています。大阪までは約1時間で行くことができます。また、隠岐の島町に住民登録をしている方であれば、航路・空路(伊丹便を除く)ともに運賃の割引があるので、島外へ遊びに行く際もお得に行くことができます。

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合・ローソク島_240130

提供:隠岐の島町

ユネスコ世界ジオパークに認定された大自然を身近に感じることができ、食事もおいしいと評判です。日本海で獲れた新鮮な岩ガキや白バイ貝などの魚介類を味わえるのはもちろん、海藻を煮詰めて作る天然塩の水溶液を稲に散布して作るという隠岐ならではのブランド米「隠岐藻塩米」も有名で、ミネラル分の豊富な米を栽培しています。
隠岐の魅力を仕事を通して体験できるというのもマルチワーカーの特権ではないでしょうか。

新たな人材交流の場を提供

まず、今年度中に地元事業者を対象に組合の説明会を行い、農業や林業、水産業などの一次産業の組合員を増やしていく予定です。現在30社程度に当組合の紹介をし、マルチワーカーの活動に興味を持っていただいております。
隠岐の島町全体の担い手の確保と定住促進に向け、マルチワーカーの方も大々的に募集をしていきたいと考えています。

求職者に向けてメッセージ

島後_隠岐の島町地域人材づくり協同組合・しげさ踊りパレード_240130

提供:隠岐の島町

隠岐の島町は古くからおもてなしの島と言われ、島に来ていただく方を手厚く迎えるという文化があります。1度島に来ていただければ、必ず気に入っていただけると思っています。
最近ではSNSなどで繋がり、移住者との交流も盛んです。休日には海や夕日を眺めながらのんびりと過ごしたり、イベントやお祭りに参加したりと各々が島での生活を楽しんでいます。
少しでもご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

隠岐の島町地域人材づくり協同組合

島根県隠岐郡隠岐の島町中町目貫の二、54番地1

080-5224-3244

公式ホームページ

 

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