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東京

東京の新島を巡る女子旅♪気になる行き方・観光スポット・グルメも

2023.10.02

東京の新島を巡る女子旅♪気になる行き方・観光スポット・グルメも

東京都なのに、まるで海外のような絶景がある離島「新島」へ女子旅をしてきました。
実際に訪れたスポットやグルメをご紹介します!ぜひ参考に島旅を計画してみてはいかがでしょうか。

#東京都 離島 #伊豆諸島 #新島 観光スポット #新島 グルメ
文章・画像提供:yuripon_sunflowerさん

新島ってどんな島?

新島_W04

東京から南へ約160kmの位置にあり、船や飛行機で行ける伊豆諸島の1つの「新島(にいじま)」。住所は東京都新島村となる東京都に属する離島です。
新島の海岸は高い波が上がるのでサーフィンが有名で、私が滞在している時にもサーフィンのモニュメントやたくさんのサーファーを見ました。良い波がある時は波チェックをするためビーチへ見に行って海に入る姿が素敵な暮らし方だなと、とても羨ましくなりました。新島周辺の島の海にはイルカが住んでいるので、たまに新島まで遊びに来るみたいです。ラッキーな方は新島でイルカに会えるかも!!

また、縄文時代から人が住んでいたため、昔からの文化が残っていたり、出土品もあるそうです。
ちなみに、バブルの頃は離島ブームが起こっていて島内には若者たちが溢れていたようです。今回は1番観光客の多い8月の夏休みシーズンに訪れましたが、バブル期のようなビーチに人が溢れている状態ではなく、ビーチではのんびりと過ごせました。当時は想像もつかないほどたくさんの人が訪れていたのだなと思いました。

島旅あるあるですが、夕食を食べる飲食店やレンタサイクル、レンタカーは数に限りがあるので早めの予約が必須です。旅行の日程が決まったら、移動手段や宿など予約が必要なものは早めにしておきましょう。

新島へのアクセス方法

新島へは、船または飛行機で行くことができます。

【船で新島へ行く場合】
東京から行く場合は、竹芝客船ターミナルから出港します。
高速ジェット船と大型客船がありますが、高速ジェット船は最短で気軽に行くことができます。
大型客船は23時出港なので、仕事が終わってからでも乗船に間に合います。そのため、金曜日の夜の竹芝客船ターミナルは様々な島へ行く人たちで溢れています。
・高速ジェット船…約2時間30分 10,330円
・大型客船…約8時間30分 二等 6,740円

静岡の下田からもフェリーが出港していて、関東方面に住んでいる方なら船に乗る選択肢が増えますね。
・下田カーフェリー 約2時間40分 二等 4,360円

※船の料金は運航月によって変動があるため、運航会社のホームページを確認してください。

【飛行機で新島へ行く場合】
調布飛行場からセスナに乗って行くことができます。
船よりも少し値段は高いですが、たった35分で行けるならとても価値があります。個人的にはセスナのような小さい飛行機に乗るのもワクワクして好きなので、機会があれば利用したいなと思っています。
・飛行機…約35分 14,400円

さあ、新島へ女子旅出発!

新島_大型客船さるびあ丸_W04

今回は、行きは大型客船で、帰りは高速ジェット船を利用しました。大型客船さるびあ丸が23時出港なので、仕事終わりに竹芝客船ターミナルで友人と合流して船に乗り込みました。

新島_大型客船さるびあ丸_W04

船には客室の等級があり、個室から雑魚寝スタイルの部屋まで揃っています。いつもは1番安い雑魚寝スタイルの二等和室を予約しますが、今回は二等椅子席を予約してみました。椅子はリクライニングができて、仕切りのロールカーテンやUSBコンセントも各椅子に付いています。しかし、寝つけずにほぼ寝ないまま朝を迎えてしまいました。周りの人も寝ていないようでした。次回からはいつもの二等和室でも良いかもしれません。笑

そして、さるびあ丸はしばらく制限運航のため、大島でジェット船に乗り換えて新島へ行かなければならなかったので、直前までジェット船が出港するのかがとても心配でした。大島までフェリーで行けても海況次第ではジェット船が新島まで運航しない日も多いようです。

新島_大型客船さるびあ丸_W04

無事に新島へ到着したら、宿の方に迎えに来てもらいました。船が着く港は基本的に新島港ですが、私たちが訪れた日は若郷港に着きました。その日の風向きなどで到着する港が変わるようです。
島での移動手段はレンタサイクル、レンタルバイク、レンタカーです。新島は意外と広くて起伏が激しいので、真夏に訪れる場合はレンタカーがおすすめです。レンタサイクルの場合でも電動自転車でなければきついので、日程が決まったら早めの予約が必須です。

レンタカーで新島の観光スポット巡り!

石山展望台

新島_石山展望台_W04

最初に訪れたのは石上展望台。モヤイ像が出迎えてくれて素晴らしい景色もあります。滞在中なぜか何度も訪れてしまった場所です。

新島_石山展望台_W04

モヤイ像とは、新島で採れるめずらしい石のコーガ石を使って作ったモアイ像を真似たオブジェのことで、渋谷駅にあるモヤイ像は新島から渋谷区に寄贈されたものです。
新島の様々な場所に違った顔のモヤイ像があるので、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれませんね。

シークレットポイント(白ママ断崖)

新島_シークレットポイント(白ママ断崖)_W04

白ママ断崖を近くで見ることができるスポット。ここは新島のことを調べている時から1番行ってみたかった場所でした。

新島_シークレットポイント(白ママ断崖)_W04

シークレットポイントの景色は、まるで海外のような白い砂浜と淡いブルーの海が広がり、時間を忘れるほどずっと眺めていました。新島ならではの新島ブルーを満喫することができます。壮大な断層もとてもかっこよく、本当に海外にいるかのような気分になりました。

新島_シークレットポイント(白ママ断崖)_W04

シークレットポイントへの行き道は狭いですが、看板もあったので分かりやすいです。しかし、浜に降りるまでの階段がきついので帰りは大変です。しかし、この景色はぜひたくさんの人に見てもらいたいです!

羽伏浦海岸

新島_羽伏浦海岸_W04

海岸に着くと真っ白なメインゲートが目の前に現れ、淡いブルーの海とのコントラストがとてもきれいです。新島で1番の写真スポットですね。
波が高いのでたくさんのサーファーがいました。高い波に挑戦する人たちもいて、私も挑戦しましたが手前で断念。笑
夏のシーズンはライフセーバーが常駐していて、遊泳区域が設定されます。

本村前浜海岸

新島_本村前浜海岸_W04

透明度が高く波も穏やかで、新島最大の本村集落から1番近いビーチ。浮き輪で浮いたり海にフロートがあったり、シュノーケルをする人などの利便性も良く、新島の海を楽しめる場所でした。宿泊先から歩いても行ける距離だったので、日中は泳いだり夕日もきれいに見ることができました。

新島_本村前浜海岸_W04

この海岸にはボロ桟橋と呼ばれる、その名の通り古い桟橋があります。橋の下から写真を撮るとハワイの有名な場所と似た写真を撮ることができる人気の穴場スポットです。

若郷前浜海岸

新島_若郷前浜海岸_W04

新島の北に位置する若郷集落にあるビーチ。波が穏やかなので、新島でシュノーケルをした中では1番透明度が高かったです。海の中は砂地で砂紋がとてもきれいでした。次回はこのビーチでしっかり泳ぎたいと考えています!

ちなみに、新島はすごいなと驚いたポイントがあったのですが、新島のほとんどの海岸にトイレとシャワーが設置されていることです。海に入った後、水を確保できるのはとてもありがたいですよね。
また、夏のシーズンにはビーチにライフセーバーが常駐して、しっかりと監視してくれているので安心して海を楽しめます。

新島親水公園

新島_新島親水公園_W04

コーガ石を使った独特なオブジェがあり、石と水をテーマにした公園。神秘的な雰囲気のオブジェの前では写真を撮りたくなります。横には飲食店もあるので、ランチをするのも良いですね。

湯の浜露天温泉

新島_湯の浜露天温泉_W04

コーガ石でできた古代ギリシャ建築風の24時間利用できる温泉。しかも、無料で温泉に入れることに驚きました。更衣室や100円の温水シャワーもあり、海水浴後に来ている方もたくさんいました。目の前は海なので、夕日の時間帯に入るのもおすすめです!

まました温泉
こちらは有料ですが、300円という良心的な価格の温泉。内風呂、露天風呂もあり、眺めが良かったです。追加料金を払うと、砂むし風呂にも入ることができます。湯の浜露天温泉は時間によっては混み合うことがあるので、ゆっくりと入りたい場合は、まました温泉がおすすめかなと思います。

新島のグルメを楽しみたい!

cafe BENI(紅谷)

新島_cafe BENI(紅谷)_W04

商店の中に入っているカフェ。実は滞在中に何度も行きましたが、コーヒーはもちろん軽食などもあるので休憩する時にぴったりなお店でした。商店と併設なので買い物をするにも便利です。

かじやベーカリー

新島_かじやベーカリー_W04

甘い系のパンはもちろん、サンドイッチやバーガーなどの惣菜系のパンの種類がたくさんあり、地元の方も大量に買って帰っていました。注文すると作ってくれる惣菜パンもありました。
私はパン派なので、島で朝からできたてのパンを食べられるなんて最高です!

みかさ

新島_みかさ_W04

おにぎりと惣菜を売っているお店で、魅力的な具のおにぎりがたくさんありました。おにぎりと好きな総菜をその日の気分に合わせて選ぶのもおすすめです。買ったおにぎりを羽伏浦海岸へ持って行って海を眺めながら食べられたのはとても幸せでした。

POOL

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本村前浜海岸の近くにあるオシャレでかわいいカフェでは、パスタや丼などのランチや軽食を食べられます。私は赤イカ入りの島ポキ丼をいただきました。ボリューム満点でおいしかったです!

一本松食堂

新島_一本松食堂_W04

本村集落から少し離れた空港の近くにある食堂で、がっつりした定食を食べられます。味はもちろんおいしいのですが、それ以上にお店の方が素敵ですぐにファンになりました。新島に行ったらまた行きたいお店です。

和み処サンシャイン

新島_和み処サンシャイン_W04

本村集落にある居酒屋です。赤イカの塩焼きそばや塩辛のポテトフライなど、新島ならではのメニューもあったのでとても満足しました。

思い出いっぱいの新島女子旅

新島_高速ジェット船_W04

帰りは高速ジェット船で帰ります。行きは大型客船でしたが、すぐに東京に着いて現実に戻されました。笑
このジェット船は、ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気の代わりに海水から揚力を得て飛ぶ構造になっていて、海のジェット機と呼ばれています。そのため、本当にスピードが早くてまったくと言って良いほど揺れませんでした。私は今まで様々な高速船に乗って離島旅をしてきましたが、指定席でかつ揺れないので1番快適な船旅でした!

また、新島港には新島観光協会があり、様々な案内パフレットを置いています。初めて新島を訪れた人でもそれを見れば安心して観光ができるので、観光客にも優しい島なのが分かりました。
事前に宿の予約をする時、自分たちではなかなか空いている宿を見つけられず苦戦していたのですが、観光協会の方も協力して宿を探してくれました。新島に着いたら、まず観光協会へ行って情報収集するのもおすすめです。

新島_W04

今回初めての新島を訪れてみて、気軽に行けて壮大な景色に癒されて、きれいな海を感じることができる素敵な島だなと思いました。ちなみに、車のナンバーが品川だったり、白バイが走っていたり、東京だなと感じる面も多々あり、島なのに不思議な気分になりました。笑
この女子旅では新島の文化や歴史について知る時間がなかったので、次回行く時は新島村博物館などにも見学に行って新島を深く知りたいと思います。
みなさんも新島ならではの景色と新島ブルーをぜひ満喫しに行ってみてください!!

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