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鹿児島

種子島への行き方・アクセスをご紹介!サーフボードの運び方やお得情報も

2023.09.22

種子島への行き方・アクセスをご紹介!サーフボードの運び方やお得情報も

宇宙ロケット発射場がある種子島宇宙センターや鉄砲伝来の地として有名な鹿児島県の離島「種子島(たねがしま)」。きれいな海に囲まれた自然豊かな島で、夏でも35度を超える猛暑日は少なく、逆に冬の最低気温は氷点下になることが少ないため過ごしやすい離島です。年間を通して訪れやすい種子島への行き方・アクセス方法について、飛行機とフェリーや高速船などそれぞれの交通手段別にご紹介します。種子島をお得に楽しむ情報やサーファーが気になるサーフボードを持ち込む際の注意点までご紹介するので、この記事を読んでぜひ種子島へ行く旅行の計画に役立ててくださいね。

#種子島 行き方 #種子島 アクセス #西之表市 #中種子町 #南種子町 #種子島 観光
アイキャッチ画像提供:PIXTA



種子島について

種子島_象の水飲み岩

画像提供:PIXTA

鹿児島県本土からさらに南へ、南北に細長い離島「種子島(たねがしま)」。種子島宇宙センターや鉄砲伝来の地など歴史と最新科学の地として有名です。また、透明度の高いきれいな海に囲まれているためダイビングや海水浴を楽しむ人が多く訪れるほか、サーフィンの聖地としても知られているので住み込みで働きながらサーフィンを楽しむサーファーがいるほどです。
ウミガメが訪れる美しい砂浜や自然が造り出した「千座の岩屋」と呼ばれる海蝕洞窟など海の景勝地にマングローブやヘゴ自生群落など亜熱帯らしい景観、鉄砲伝来にまつわる施設や祭り、新海誠監督のアニメとゲーム『秒速5センチメートル』『ROBOTICS;NOTES』の聖地としても知られるなど見どころ満載の離島です。

鹿児島県本土から種子島への行き方・アクセス

種子島_アクセス・行き方

種子島へ行くには鹿児島県本土を起点とし、飛行機・高速船・フェリーの3つの方法から選択することができます。直行便が就航する場所はすべて鹿児島県内のみのため、県外から訪れる場合は交通手段に限らず鹿児島県内を経由します。飛行機は鹿児島空港からのみの運航ですが、高速船とフェリーは県内の複数の港から種子島行きの便が出航しているため、交通手段ごとに種子島への行き方を詳しくご紹介します。

種子島へ飛行機での行き方

全国の中で鹿児島空港のみが種子島への直行便が就航しています。日本航空(JAL)グループの日本エアコミューター(JAC)のみの運航です(2023年9月現在)。そのため、県外から飛行機で種子島へ行きたい場合は必ず鹿児島経由で行くことになります。県外の空港から鹿児島空港まで飛行機で移動する場合、JALグループ、ANA系列及び天草エアライン株式会社(AMX)などの利用する航空会社によっては出発地点の空港から到着の種子島空港まで手荷物の通し預かり(スルーバゲッジ)ができる可能性があるため、出発空港で確認をするのがおすすめです。

鹿児島空港⇒種子島空港…約40分

期間限定!大阪国際空港(伊丹空港)から種子島への直行便
前記で種子島への直行便は鹿児島県内からのみの就航とご紹介しましたが、夏休みシーズンとなる8月の1か月間と年末年始の1年に2シーズンのみ、大阪国際空港(伊丹空港)からの直行便が運航しています。ただし、便数が少なく、運航日も不定期なのであらかじめ運航状況を確認してから旅行の計画を立てると良いでしょう。

種子島へ高速船での行き方

種子島_アクセス・行き方

鹿児島県本土から種子島へ高速船で移動をするとフェリーよりも運賃は高くなりますが、1日の運航本数が比較的多く、移動時間も短いため柔軟に計画を立てることができます。鹿児島港または指宿港の2つの港から種子島の西之表港へ運航しています。ただし、指宿港からの航路は屋久島を経由するため、所要時間が長くなります。また、鹿児島空港や新幹線の終着駅である鹿児島中央駅から指宿まではさらに1時間ほどかかるため、基本的に鹿児島港から乗船するのが一般的です。指宿港を利用する場合は、事前に指宿で観光をしたい方などに限られるでしょう。高速船はインターネットでの予約も可能です。

鹿児島港⇒西之表港…約1時間35分
運賃:(片道)大人10,300円、小人5,150円/(往復割引)大人18,800円、小人9,400円
運航本数:1日5便~7便運航

指宿港⇒西之表港…約2時間20分
運賃:(片道)大人8,400円、小人4,200円/(往復割引)大人15,300円、小人7,650円
運航本数:1日1便運航

時刻表や運賃の詳細については種子屋久高速船株式会社 公式ホームページを確認してください。

種子島へフェリーでの行き方

鹿児島から種子島へ行くフェリーは1日の運航本数が少ないですが、高速船や飛行機と比べて大幅に移動費を抑えることができます。鹿児島港発の「フェリープリンセスわかさ」と谷山港発の「フェリーはいびすかす」の2種類のフェリーがあり、どちらも車両の運搬が可能ですが事前予約が必要です。また、フェリーはいびすかすは輸送船として活用されているため、人だけでの乗船も可能ですが初めての島旅の場合はフェリープリンセスわかさの利用がおすすめです。フェリーはいびすかすは谷山港18:00発-西之表港21:40着と、高速船や飛行機に比べて遅い時間に本土を出発できるため、県外から移動をして当日に種子島へ行きたい場合に活用すると良いでしょう。

運航状況については当日の海況により異なります。出港の1時間前に出航の有無が最終決定するため、乗船当日に公式ホームページでの運航状況を確認してください。

【事前予約について】
プリンセスわかさ…車・貨物は事前予約が必要。人の予約も可能(必須ではない)。電話予約のみ。
運航会社:コスモライン株式会社
TEL:099-222-8271(電話受付9:00~17:30)※日祝休み

フェリーはいびすかす…車は事前予約が必要。人の予約も可能(必須ではない)。電話予約のみ。
運航会社:鹿商海運株式会社
TEL:099-261-7000(鹿児島営業所)または0997-22-1355(種子島営業所)

【プリンセスわかさ】
鹿児島港(南埠頭)⇒西之表港…約3時間10分(通年08:40発12:10着予定)
運航本数:1日1便
運賃:(片道)大人4,370円~(300円)、小人2,190円~(150円)/(往復)大人7,930円(600円)、小人3,970円(300円)
※( )内の調整金が別途必要
※客室等級によって異なる
詳細は運航会社のコスモライン株式会社 公式ホームページを確認してください。

【フェリーはいびすかす】
谷山港⇒西之表港…約3時間40分(通年18:00発21:40着予定)
運航本数:1日1便、鹿児島発は日曜日、種子島発は月曜日運休
運賃:(片道)大人3,800円、小人1,900円/(往復)大人6,800円、小人3,400円
1か月前から予約ができますが、乗船券は当日受付での購入が必要です。クレジットカードの利用ができますが、念のため現金も持って行くと安心です。
詳細は運航会社の鹿商海運株式会社 公式ホームページを確認してください。

ちなみに、共同フェリー運輸株式会社ではフェリー「RORO船新種子島」を運航していますが、こちらは貨物フェリーのため人のみの乗船はできません。また、車を運ぶ場合も乗船者は1名のみなど条件があるため、一般的な旅行客が利用する場合は「フェリープリンセスわかさ」または「フェリーはいびすかす」を利用すると良いでしょう。



屋久島からアイランドホッピング

前記でご紹介した鹿児島県本土からの移動に加え、同じく鹿児島県の離島である屋久島(やくしま)からフェリーと高速船で渡ることも可能です。屋久島の安房港(あんぼうこう)または宮之浦港(みやのうらこう)から高速船で約50分、フェリーで約65分で移動ができます。高速船とフェリーでは到着する種子島の港が異なるため、レンタカーなどの予約をする場合は注意が必要です。高速船は冬季でも1日4便運航しているため、比較的移動しやすいのがポイントです。また、「フェリー太陽Ⅱ」と「フェリーはいびすかす」は車両の運搬も可能です。

【高速船トッピー・ロケット】
宮之浦港・安房港⇒西之表港…約50分
運航本数:1日各2便
運賃:(片道)大人5,500円、小児2,750円/(往復)大人10,000円、5,000円
詳細は運航会社の種子屋久高速船株式会社 公式ホームページを確認してください。

【フェリー太陽Ⅱ】
宮之浦港⇒島間港…約65分(偶数日と奇数日で出発時刻が異なります。)
運航本数:1日1便
運賃:(片道)大人1,460円、小人(6~12歳)730円(往復割引なし)
※事前予約不可。当日の出港時間1時間前から乗船券などの販売・受付が開始します。
※乗船券の購入は現金のみ
フェリー太陽Ⅱの詳細については屋久島町ホームページを確認してください。

【フェリーはいびすかす】
宮之浦港⇒西之表港…約2時間(通年屋久島08:10発種子島10:10着)
運航本数:1日1便(月曜日運休)
運賃:(片道)大人2,350円、小人1,150円/(往復)大人4,300円、小人2,200円
1か月前から予約ができますが、乗船券は当日受付での購入が必要です。クレジットカードの利用ができますが、念のため現金も持って行くと安心です。
詳細は運航会社の鹿商海運株式会社 公式ホームページを確認してください。

サーフボードの持ち込み方法と留意点

種子島_能野海水浴場

画像提供:PIXTA

種子島はサーフィンの聖地と称され、いくつもの大会が開かれるなど国内でも有数のサーフスポットとして有名です。しかし、島外から種子島へサーフボードを運ぶ際、交通手段によって注意したい点がいくつかあるのでご紹介します。

まず、飛行機で移動する場合は、別途料金が必要な場合があります。鹿児島から種子島へ就航しているJALグループでは、サーフボード1収納ケースあたり5,000円(税込5,500円)が必要です。特に種子島への直行便を運航するJACは基本的に機体の大きさの関係でロングボードは乗せることができません。航空会社によって異なるため、乗り継ぎで利用する航空会社の情報も確認をしておきましょう。
また、高速船も同様にロングボードは預け入れも含めて持ち込むことができません。ショートボード1本ごとに片道1,000円が必要です。

ロングボードを種子島へ持ち込んで利用する場合は、事前に宿泊先などへ連絡をして郵送をするかフェリーでの移動になります。フェリーについては、貨物室の状況にもよるため事前にロングボードを持ち込むことを電話にて相談・予約をしてください。



種子島を楽しく巡るキャンペーン

現在、種子島では令和5年8月1日~令和6年1月31日の期間限定で島内を巡りながら観光・グルメ・宿泊を楽しめる「令和5年度 種子島スタンプラリー」を実施しています。スタンプラリーを楽しむことで種子島の魅力を体感できるスポットを訪れることができ、毎月抽選でプレゼントが当たるなど種子島観光をよりお得に楽しむことができます。

最後に

種子島宇宙センターやサーフィンの聖地として有名な「種子島(たねがしま)」への行き方についてご紹介しました。交通手段は飛行機と高速船、フェリーの3種類とはいうものの、意外と選択肢が多くて迷ってしまうかもしれません。ぜひこの記事を参考に、種子島旅行への計画を立ててみてくださいね。

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