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沖縄本島周辺

渡名喜島を完全ガイド!旅の魅力やアクセス方法までを徹底解説

2023.04.06

渡名喜島を完全ガイド!旅の魅力やアクセス方法までを徹底解説

沖縄県の慶良間諸島からさらに沖に位置する離島「渡名喜島(となきじま)」は、美しい海や自然、文化に溢れた観光スポットが点在しています。今回は、渡名喜島の基本情報やアクセス方法、おすすめの観光スポットまで、様々な渡名喜島の旅の魅力を徹底的に解説します。渡名喜島へ初めて訪れる方はもちろん、何度か訪れたことがある方にも役立つ情報をご紹介します。渡名喜島への旅行を計画している方は、ぜひ参考にして素敵な思い出を作ってくださいね。

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アイキャッチ画像提供:PIXTA



渡名喜島の基本情報

渡名喜島とは

渡名喜島_渡名喜港

画像提供:PIXTA

沖縄の中心地である那覇から北西へ約58kmの沖に浮かぶ「渡名喜島(となきじま)」は、周囲約12.5km、人口約350人が住んでいます。北には粟国島、南東には慶良間列島、西には久米島があり、周辺の離島の中心に位置しています。
また、渡名喜島は沖縄の中でも観光客がとても少なく、沖縄の原風景が残る数少ない地域の1つです。平成12年(2000年)には文化財として重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

渡名喜島での移動手段

渡名喜島は面積が3.84km²と小さな島なので、徒歩での移動がとても便利です。歩いていると、豊かな自然や美しい海岸線など、普段車からは見ることのできない景色を楽しむことができます。
また、レンタサイクルもおすすめです。島を自転車で回ると、風を感じながら気持ちよく移動ができます。自分のペースで島を巡り、思い出に残る素晴らしい体験をすることができますよ。何度も立ち止まって、ゆっくりと散策しながら渡名喜島の魅力をじっくりと味わってみてください。

渡名喜島へのアクセス方法

渡名喜島へは、那覇の泊港から出航するフェリーや久米島からの航路があります。那覇からは約2時間、久米島からは約1時間20分で到着します。4/1~10/31の夏季限定で金曜日には午後便が運航しているので、日帰りで訪れることも可能です。
また、那覇空港からは最大5名までが搭乗できるヘリタクシーが利用でき、片道約20分で渡ることも可能ですが、利用料金は1機分の値段になるため人数に応じて変動します。ヘリタクシーを利用すれば、渡名喜島へ渡る時間も絶景を楽しむことができます。特にフェリー欠航時は特別料金となるため、格安でヘリタクシーを利用することができるかもしれませんよ。
フェリーかヘリタクシーによるアクセス方法がありますが、どちらもそれぞれの特徴があります。自分に合ったアクセス方法を選んで、ぜひ快適な旅行を楽しんでくださいね。

渡名喜島の観光スポット

あがり浜

渡名喜島_あがり浜

画像提供:PIXTA

渡名喜島で唯一の遊泳可能なビーチ「あがり浜」は、島の東側に位置しています。早朝には朝日が昇る美しい景色や、海と空のコントラストを楽しめ、100年以上の歴史がある水上運動会も開催されています。ベンチやテーブルも整備されているので、夕涼みをしながら海を眺めるのもおすすめです。近くには公衆トイレとシャワー室があります。

ユブク浜(呼子浜)

 

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奇岩が散在している「ユブク浜(呼子浜)」は、島の西側に位置しています。奇岩の中でも「神の宿る岩」と呼ばれる岩は、神聖な岩として扱われています。また、遊泳は禁止となっていますが、ウミガメが出没することもあり、夏には産卵場所を探すウミガメの足跡を見ることができます。

フットライト通り

渡名喜島_フットライト

画像提供:PIXTA

渡名喜島のメイン通りである村道1号線は「フットライト通り」と呼ばれ、渡名喜港の近くの役場前からあがり浜まで続いています。夜になるとフットライトで照らされて、幻想的な雰囲気を醸し出しています。フットライトは街灯の代わりとして村内の各所にも設置されているので、ゆっくりと歩きながら波の音や夜風を楽しむのもおすすめです。

ウーンダ展望台

渡名喜島_大本田展望台

画像提供:PIXTA

渡名喜ブルーの東シナ海に浮かぶ久米島や粟国島、慶良間諸島などを一望できる「ウーンダ展望台(大本田展望台)」は、島の南側にある絶景スポットです。大本田岳周辺には季節によってカワラナデシコやテッポウユリ、ノボタンなどの植物が咲きます。また、無料の双眼鏡が設置されているので、より一層絶景を楽しむことができます。

島尻毛散策道

海が見える絶景スポットの「島尻毛散策道」は、島の南東側に位置しています。陸上からもサンゴ礁の形を見ることができ、春にはテッポウユリが咲き、四季折々の植物を観察しながらトレッキングを楽しめます。散策道は2021年5月に整備されたのでトレッキングを楽しみやすくなりましたが、太陽が沈んでからはハブと遭遇する危険性が高まるので注意が必要です。

渡名喜村歴史民俗資料館

2022年の夏にオープンした「渡名喜村歴史民俗資料館」では、渡名喜島の歴史、産業、生活、自然を知ることができます。1階はデイサービス、2階が資料館となっている複合施設です。資料館では、多言語ガイダンスや島内を巡る専用アプリを利用することができます。

西森園地展望台

サカシ散策道から続く「西森園地展望台」からは、晴れた日には久米島や粟国島、慶良間諸島などの周辺の離島を一望することができます。また、散策道からは渡名喜村の無人島である入砂島や、それを囲む美しいサンゴ礁の海を眺めることができます。

フクギの並木道

渡名喜島_フクギ並木

画像提供:PIXTA

渡名喜島の集落にはフクギの木が植えられた「フクギの並木道」があり、美しい景観が広がっています。この並木道は、2016年に『美ら島おきなわ・花と緑の名所100選』に選ばれ、集落内には西側79本、東側52本の樹齢230年~260年のフクギで構成されています。

てぃだ広場

北、西、南の三方向に海が広がる「てぃだ広場」は、渡名喜港のすぐ北に位置しています。西側には無人島「入砂島」がきれいに見え、港に突き出した防波堤も写真撮影のスポットとしておすすめで、渡名喜ブルーの美しさは必見です。また、西側に位置するので、こちらから見る夕日が落ちる景色は絶景と言えます。

渡名喜村パークゴルフ場

海や山に囲まれた緑豊かな18ホールのゴルフコースがある「渡名喜村パークゴルフ場」は、渡名喜港のすぐ近くに位置しています。初心者から高齢者まで楽しめる短距離のコースで、夕日を眺めながらのプレーもおすすめです。総延長710mのコースは、天然芝と多くの樹木が特徴です。



渡名喜島の楽しみ方

渡名喜島の海を楽しむ

 

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海が美しく自然が豊かな渡名喜島では、様々な海の生き物が生息しています。渡名喜島の周辺では色とりどりの魚たちと出会え、ウミガメは1年中見られ、冬の時期にはクジラの海遊を見られることもあります。陸には大きなヤシガニもいます。自然の豊かさから、平成9年(1997年)には県立自然公園に指定されました。
また、島の周辺にはブルーホールなどたくさんのダイビングスポットがあるのですが、島内にダイビングショップがないため、島外のダイビングショップを利用する必要があります。

渡名喜島の夜を楽しむ

渡名喜島は、宿泊をすることで楽しめる観光スポットが豊富にあります。特に、渡名喜島ではきれいな星空が観察できることが魅力の1つで、人口が少なく豊かな自然が残る渡名喜島では夜空がとても澄み切っているので星空を眺めるという贅沢な時間を過ごせます。また、夜にはフットライトに照らされた集落散策もおすすめで、美しい灯りが散策路を照らして夜の渡名喜島の美しさを感じることができます。
夜の時間を有効に使って、自然と一体となりながらゆっくりと過ごすのもおすすめです。

最後に

いかがでしたか?渡名喜島は小さな島ですが、たくさんの魅力が詰まっています。島内にはいくつかの民宿がありますが、部屋数が限られているため事前予約は必須です。美しい自然や伝統ある島民の暮らしを垣間見ることができるので、渡名喜島に宿泊した人にしか味わうことができない贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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