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【プーケット島】定番タイ料理だけじゃない!プーケットご当地グルメ特集5選
タイ・プーケットといえばシーフード!と思う方も多いかもしれませんが、プーケット島ならではのご当地グルメもおすすめです。歴史的な背景もあり、プーケットには皆さんが想像するタイ料理とは少し異なり、様々な文化が融合した料理があります。今回はプーケットでしか食べられないご当地グルメについてご紹介します。
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文章・画像提供:タイ国政府観光庁 福岡事務所
編集:りとふる編集部
【ご当地グルメ5選】
①ミーホッケン
プーケットを代表するB級グルメ「ミーホッケン」。ミーホッケンの専門店も多くあり、比較的1人前は少なめなので食べ比べもおすすめです。ミシュランに選ばれているお店もあります。具材にケープムー(豚皮の素揚)やエビ、イカなどが入っていて甘辛い醤油味です。
中国と貿易が盛んだった頃、中継地としてプーケット周辺は福建省から移民が多く来ていたことが影響し、福建省の麺が食べられていました。プーケットのミーホッケンはタイ式にアレンジされ、麵を炭火で炒めて香ばしさが増していることが特徴です。半熟卵を追加してもおいしいですよ。
②ナムプリック・クンシアップ
タイ人がプーケット県やパンガー県に行った時によくお土産として買うのが「ナムプリック・クンシアップ」。ナムプリックは、タイのディップのことを言います。タイのふるさとの味と聞かれたらナンプリックと言われるほどタイ全土で食べられ、地方によって味が変わります。
プーケットのナムプリックは、エビを使っているところがポイントです。さらにカピ(エビ味噌)を使っているので、独特の風味が出て旨味が増します。
余談ですがカピはチャーハンや炒め物にもよく使われ、味の決め手になるほど重要な調味料の1つです。「ナンプリック・クンシアップ」は濃い味付けで生野菜などと一緒にも食べますが、食べるラー油のようにご飯と食べるのもおいしいですよ。酸味のあるスパイシーさの中にほんのり甘みもあり、くせになるおいしさです。
③ロバ
豚のホルモンを角煮のように煮て揚げた料理です。中華スパイスでじっくり煮込んでいるのでホルモン特有の臭さは抜け、表面はカリっと、中はほろほろの食感でおいしいです。
「ロ」は「パロー」(タイ料理の角煮)のことを指し、「バ」は方言で揚げるという意味です。付けダレを付けて食べるのがポピュラーで、プーケットのおやつとして親しまれています。
④オータオ
タイのもんじゃ焼きと言われ、B級グルメ好きにぴったりです。中身はケープムー(豚皮の素揚)、里芋、干しエビ、小ぶりの牡蠣などが入っていてローカルテイスト溢れる食べ物です。
牡蠣を使ったタイ料理と言えば「オースワン(タイの牡蠣お好み焼き)」がありますが、この「オータオ」はプーケット島でしか食べられません。
⑤ムーホーン
「ムーホーン」は、プーケット式の豚の角煮です。豚肉をパクチー、にんにく、八角、黒胡椒などの香辛料とパームシュガー、醤油で長時間煮込みます。甘くてこってりとした味で、辛いものが苦手な人でも食べられます。
【最後に】
いかがでしたか?ぜひタイに行った時には、定番タイ料理だけではなくご当地グルメも試してみてください。タイのご当地グルメは、そこでしか食べられないものもあるので旅の思い出になること間違いなし!離島でのリラックスに加えて、グルメもぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。