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アジア

【プーケット島】タイのオールドタウンのおすすめ中華寺院3選

2023.04.03

【プーケット島】タイのオールドタウンのおすすめ中華寺院3選

“アンダマン海の真珠”と呼ばれ、白い砂浜と透き通るような青い海で有名なタイの離島「プーケット島」。きれいなビーチが注目されがちですが、島の中心部にある「オールドタウン」は、プーケットに行く際にはぜひ訪れたい場所の1つです。パステルカラーのレトロな建物が建ち並び、おしゃれなカフェやレストラン、雑貨店が多く集まる人気の散策エリアです。もともと16世紀から18世紀にかけて、錫の採掘と国際貿易で栄えたプーケットは当時ポルトガル人や福建省出身の中国人がたくさん移住し、街を作り上げてきた歴史があります。今回はそんなカラフルでポップな「オールドタウン」の中にある、古き良きプーケットの歴史が感じられご利益も期待できる中華系寺院を3つご紹介します。

#タイ 離島 #タイ 観光 #プーケット島 観光 #観光スポット
文章・画像提供:タイ国政府観光庁 福岡事務所
編集:りとふる編集部



【ジュイトゥイ寺院】

タイ・プーケット島_ジュイトゥイ寺院_LG0143

まずはじめに、「ジュイトゥイ寺院」 は1907年に地元の中国系住民によって建立された無病息災のご利益があると信じられている中華寺院です。プーケットでは毎年9月下旬~10月上旬にかけて『プーケット・ベジタリアン・フェスティバル』という大規模な菜食主義の祭りが開催されますが、「ジュイトゥイ寺院」はこの祭りのメイン会場の1つになります。その昔、中国からの舞踊団が原因不明の病にかかった際、神に祈りながら菜食をしたところ病が治ったことから地元の人の間にも広まり、菜食の儀式が行われるようになったと言われています。開催中は9日間にわたって菜食(タイ語で“ギンジェー”)を実践し、祭りの期間中には寺院の周りに菜食料理やこの時期にだけ食べられるお菓子のお店が多く並びます。

【プッジョー寺院】

タイ・プーケット島_プッジョー寺院_LG0143

2つめの「プッジョー寺院」は開運や恋愛、子宝にご利益があるとされ、多くの参拝客が訪れる寺院です。この寺院には女性の神様である観音様が祀られ、恋愛成就をはじめとして安産祈願や子宝祈願等、女性に関わる事柄に特にご利益があると言われています。また、地元の人は生まれたばかりの赤ちゃんを連れて行き、僧侶にお清めをしてもらったり、中国語で縁起の良い名前をつけてもらうこともできます。

【セーンタム寺院】

タイ・プーケット島_センターム_LG0143

3つめは、オールドタウンのパンガーロードという街の中心部にありながら、静かで落ち着いた環境で心休まるひとときを過ごすことができる中華寺院「セーンタム寺院」です。1891年に建立されたこの中華寺院は、学問や商売繫盛のご利益があると言われています。伝統的な中華様式の建築は非常に美しく、中国・唐時代の最も有名な武将の1人である薛仁貴(せつじんき)を描いた壁画があり、中国福建省から移り住んだ人々の文化を感じ取ることができます。1997年に「セーンタム寺院」はタイ王立建築家協会により選定され、シリントーン王女から正式に保護賞を授与されたれっきとしたプーケットの中華寺院です。

【行き方】
オールドタウンへの行き方:プーケット国際空港から車で約45分、パトン・ビーチから約30分。

【最後に】
今回ご紹介した中華寺院以外にもプーケット島の中心であるプーケット・タウンには、当時の繁栄を偲ばせるノスタルジックな雰囲気漂う中国様式・ポルトガル様式・2つのミックスであるシノポルトガル様式の建築物が点在しています。ミュージアムとして保存・公開されている邸宅、ブティック、ホテルやカフェにアイスクリームショップ、ポップでキュートな雑貨店などにリノベートされたタウンハウスも増え、プーケットの文化に触れるオールドタウンの散策が新たな楽しみとして注目されています。

プーケットオールドタウン

076-212-213(タイ国政府観光庁 プーケット事務所)

8:30~16:30

公式ホームページ

 

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