【プーケット島】タイ産サトウキビをふんだんに使ったオーガニックラム酒

タイを代表するビーチリゾート「プーケット島」には、100%タイ産のサトウキビを使っためずらしいラム酒の醸造所があります。タイで栽培されるサトウキビの生産量は世界第4位を誇り、海外への輸出量も多くタイ経済を支える重要な農作物の1つです。今回はそんなタイの豊富なサトウキビを原料に、ラムの本場であるフランスの伝統的な手法を掛け合わせて丁寧に手作りされる「チャロンベイラム」の魅力をご紹介します。

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文章・画像提供：タイ国政府観光庁 福岡事務所
編集：りとふる編集部

【見どころ】

タイの南部に位置し、タイを代表するビーチリゾート「プーケット島」には、100%タイ産のサトウキビを使っためずらしいラム酒の醸造所「チャロンベイラム醸造所」があります。約10年前に「チャロンベイラム醸造所」を創設したマリーンさんは当時大学を卒業したての25歳で、パリの金融業界で働いていたのだそう。社会人経験が少ない彼女を心配した両親の反対を振り切り、彼女はパートナーのティボーさんと異国の地でラム酒の蒸留所を開くことを決意しました。創設当時、80歳だった熟練の蒸留器職人をフランスからプーケットまで呼び寄せ、オーダーメイドでフランス伝統の銅製蒸留器を設計し、本格的に蒸留をスタート。サトウキビの選別から最終工程のボトリングまで手作業にこだわり、蒸留後は1年間じっくりと熟成させてできるラム酒は舌触りなめらかで、タイハーブを使ったカクテルにぴったりのトロピカルな味わいに仕上がります。チャロンベイのラム酒はタイの蒸留酒のスタンダードを引き上げ、様々な国際的な賞を受賞するまでに成長しました。

【楽しみ方】

「チャロンベイラム醸造所」では、オリジナルリキュールを使ったカクテル作りのワークショップに参加することができます。経験豊富なバーテンダーからコツを教わりながら、自分だけのオリジナルの1杯を作りましょう。ラムはもちろん、ジン、ウォッカと3種類のコースが用意されていて、好みに合わせて選ぶことができます。アルコールの代わりにシロップやフルーツを入れて作るモクテルにメニュー変更もできるので、お酒が苦手な方や子連れのファミリーでもバーテン体験のアクティビティとして参加することができます。

・カクテルワークショップ［毎日開催］［前日までに要予約］
①ラム…1,190バーツ／12:00～
②ウォッカ…1,290バーツ／14:00～
③ジン…1,490バーツ／16:00～

・工場見学ツアー［毎日開催］［英語対応］［事前予約不要］［1人550バーツ］
13:00～／15:00～／17:00～

【設備状況】

プーケット初のラム醸造所直営レストラン「Cane Crush Restaurant & Cocktail Bar」では、サトウキビの緑が美しい庭を眺めながらリラックスした雰囲気の中で、一流のミクソロジストとシェフによるユニークな料理とラムを使ったカクテルのペアリングを堪能することができます。

【マナー・注意事項】
施設内では写真の撮影は禁止されています。

【行き方】
プーケット・タウンから車で約20分。
プーケット国際空港から車で約50分。