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佐渡島の伝統芸能と現代芸術が融合する「焚く⽕祭2022」開催決定

2022.10.07

佐渡島の伝統芸能と現代芸術が融合する「焚く⽕祭2022」開催決定

さどの島銀河芸術祭実行委員会と一般社団法人 佐渡国際芸術推進機構は、2022年11月12日(土)にさどの島銀河芸術祭2022の締めくくりともなる伝統芸能と現代芸術の祭典「焚く火祭2022」を開催いたします。本イベントでは、メディアアーティスト・落合陽一、現代音楽家・日野浩志郎(YPY)とサックス奏者・石原只寛を招き、佐渡伝統芸能・鬼太鼓や佐渡を拠点に活動する太鼓芸能集団鼓童(中込健太/住吉佑太)との地域芸能×現代芸術のパフォーマンスライブを行います。イベントテーマに「過去を遡り、未来を知る」を掲げ、公演では人類の創作活動の起源でもある「火」を囲み根源的体験とともにアートパフォーマンスをご覧いただきます。

また、本イベントでは限定40名で株式会社スノーピークによるキャンプ宿泊型アートツアー「LOCAL ART TOURISM in SADO」も開催。1泊2日(2食付き)のアートツアーでは、有形文化財に指定されている佐渡市椎崎神社でのキャンプ宿泊や「焚く火祭2022」の鑑賞、佐渡の食を楽しめるツアー企画をご用意しています。鑑賞チケット・アートツアー予約受付は10月11日18時より開始いたします。
詳細は「焚く火祭2022」公式ウェブサイトをご確認ください。



【さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」】

佐渡島_さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」

開催⽇時:2022年11⽉12⽇(⼟曜⽇) 開演 18:00/閉演 21:00(予定)
会場:佐渡市 新保⼋幡宮(新潟県佐渡市⾦井新保⼄1109)
出演者:落合陽⼀、日野浩志郎(YPY)、石原只寛、千種餘⼒會(佐渡伝統芸能 ⻤太⿎)、太⿎芸能集団 ⿎童(中込健太/住吉佑太)
鑑賞チケット:前売り券 ¥4,000/税込/当⽇券 ¥4,500/税込
チケット予約はこちら ※(10⽉11⽇(⽕)18:00受付開始)
主催:さどの島銀河芸術祭実⾏委員会、⼀般社団法⼈佐渡国際芸術推進機構、アース・セレブレーション実⾏委員会、佐渡市(協⼒:株式会社スノーピーク、Emohaus inc.)
問い合わせ:さどの島銀河芸術祭実⾏委員会

【「焚く⽕祭2022」開催概要】
本イベントの⽬的:
「過去を遡り、未来を知る」
本芸術祭の⽬的でもある、芸術をアートのみに限定せず、⼈間の営みの中から⽣まれた多⽅⾯の創作活動を芸術と捉え、⽇本の原⾵景や営みの残る佐渡の⼟地で培った伝統と融合することで、受け継がれる⼈間的根源的な⽂化や⺠俗性を辿るパフォーマンスイベントを企画。
本イベントでは、⼈間の⽂明的営みの起源ともなる「⽕」をキーワードに、その「⽕」を媒介として発展してきた⽂化芸術の起源をパフォーマンスとして体現する。さどの島銀河芸術祭の理念である“過去と未来の帰港地”、過去から受け継がれる佐渡伝統芸能を、現代芸術・現代⾳楽の作家⾃体が「⽕」のような媒介者となり融合し、現代・未来への芸術の新たな視点を創作する。
過去(伝統や原始的な⾃然)を遡ることにより、未来(現代への新たな発⾒や可能性)へ進むべく、【過去←現在→未来】を繋ぐイベントとする。

開催演⽬:
〈第⼀部〉落合陽⼀ × 千種餘⼒會 / 佐渡伝統芸能 ⻤太⿎
⾐装協⼒:落合宏理(FACETASMファセッタズム)

酒呑童⼦onBeat
落合陽⼀はアーティストとして、境界領域における物化や変換をテーマとし質量への憧憬をモチーフに創作活動を続けています。デジタル・フィジカル問わず計算機制御の変換技術を駆使することで新しいメディアの表現⽅法を模索しながら⼈にとっての新しい普遍性や⾃然について思考を続けています。本公演では、佐渡の⼟着の伝統芸能である⻤太⿎とDJカルチャーの共通点を探求することで、⻤太⿎の⾳楽と舞踊、クラブミュージックと映像表現の間にメディア表現を模索します。ダンス⾳楽におけるDJの歴史は20世紀後半から始まります。ビートが途切れないトラックを作るためのアナログの⼯夫やデジタル技術を⽤いた楽曲の接続など様々な⼯学的⼿法と表現⼿法の共進化により多くの⾳楽を⽣み出しながら今なお進化を続けています。本公演ではそういった⽂脈に依拠しながら、⻤太⿎のデジタル⾳楽と映像表現を駆使した再構築を試みます。舞を続ける⻤と切れ⽬なくなり続ける⻤太⿎のビートを五穀豊穣を願うダンス⾳楽に⾒⽴て、実際の演奏と機械学習を駆使して⽣成されるビートの接続を試みます。表現を通じて、佐渡という⼟地の伝統によってリミックスされた⽇本の⽂化と現在のメディア芸術の結節点を探れればと考えています。

[アーティストプロフィール]

佐渡島_さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」

(c)Yoichi Ochiai

落合陽⼀(おちあいよういち)
メディアアーティスト。1987年⽣まれ。2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波⼤学准教授、京都市⽴芸術⼤学客員教授、⼤阪芸術⼤学客員教授、デジタルハリウッド⼤学特任教授、⾦沢美術⼯芸⼤学客員教授。2020年度、2021年度⽂化庁⽂化交流使、2025年⽇本国際博覧会(⼤阪・関⻄万博)テーマ事業プロデューサーなどを歴任。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」NFT作品「Re-Digitalization of Waves(foundation・2021)」など。2016年PrixArsElectronica栄誉賞、EUよりSTARTSPrizeを受賞、2019SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART andTECH, Asia Digital Art Award優秀賞、⽂化庁メディア芸術祭アート部⾨審査委員会推薦作品多数。主な個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカプロフェッショナルストア銀座・2019)」、「未知への追憶(渋⾕マルイ MODI・2020)」、「物化-Transformation of Material Things-(⾹港アーツセンター・2021)」、「遍在する⾝体、交錯する時空間(⽇下部⺠藝館・2022)」など。常設展として、「計算機と⾃然、計算機の⾃然(⽇本科学未来館・2019)」、その他の展⽰として、SIGGRAPH Art Gallery, ArsElectronica Festical, Media Ambition Tokyo、AI More Than Human(バービカンセンター、イギリス・2019)、おさなごころを、きみに(東京都現代美術館・⽇本, 2020)、北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs(北九州市⽴いのちのたび博物館・⽇本, 2021)、Study:⼤阪関⻄国際芸術祭(⼤阪・⽇本, 2022)など多数出展。『New JapanIslands 2019・2020』エグゼクティブディレクターや「落合陽⼀×⽇本フィルプロジェクト」、「SEKAI NO OWARI at TIMM@ZeppDiverCity東京」などの演出を務め、さまざまな分野とのコラボレーションも⼿かげる。

佐渡島_さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」⾐装:落合宏理(おちあいひろみち)
1977年東京都⽣まれ。1999年に⽂化服装学院を卒業し、テキスタイル会社に勤務。その後、2007年に⾃⾝のブランドである「FACETASM(ファセッタズム)」をスタート。2016年に第34回 毎⽇ファッション⼤賞にて⼤賞を受賞。同年開催のリオ五輪閉会式では「フラッグハンドオーバーセレモニー」の⾐装製作を担当。2021年よりクリエイティブディレクターとしてファミリーマートによるブランド「Convenience Wear(コンビニエンスウェア)」も⼿がけている。

〈第⼆部〉太鼓芸能集団 鼓童 × 日野浩志郎 × 石原只寛
佐渡島を拠点に日本の伝統芸能を世界に発信し続ける太鼓芸能集団 鼓童。メンバーの住吉佑太からのメールをきっかけに、goat, YPY, GEIST等のマルチな活動で知られる現代音楽家の日野浩志郎とのコラボレーションが始まりました。
日野が1ヶ月に及ぶ滞在制作で書き下ろした89分の楽曲群を、豊田利晃が全編佐渡島で撮影、映像化した映画『戦慄せしめよ』は、日野の緻密な楽曲群を鼓童の迫力の太鼓が打ち鳴らし、日本の原風景をとどめる佐渡島の歴史と神秘を紐解く、セリフの一切ない音楽劇となっています。
今回はそのハイライトである大太鼓のみの大作「Shiver」を中込健太、住吉佑太が披露。また、日野浩志郎による電子音楽プロジェクトYPYと石原只寛によるデュオが、冷たくダビーなシーケンスの上にサックスが絡む、予測不能なトライバルダンスミュージックを披露します。伝統芸能と現代音楽が佐渡の自然の中で溶け合い、根底にある普遍的な体験が浮かび上がる、そんな不思議な時間になればと思います。

[アーティストプロフィール]

佐渡島_さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」YPY+石原只寛
日野浩志郎による電子音楽プロジェクトYPYと石原只寛によるデュオ。冷たくダビーなシーケンスの上に、電子化したサックスが絡む予測不能なトライバルダンスミュージック。今回が初公開となる。

佐渡島_さどの島銀河芸術祭主催「焚く⽕祭2022」太⿎芸能集団 ⿎童 HP
佐渡島を拠点に、太⿎を中⼼とした伝統的な⾳楽芸能に無限の可能性を⾒いだし、現代への再創造を試みる集団。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来世界53の国と地域で6,500回を超える公演を⾏う。
劇場公演の他、⼩中⾼校⽣との交流を⽬的とした「交流学校公演」や、多様なジャンルのアーティストとの共演、国際芸術祭、映画⾳楽等へ多数参加している。最近では、読売巨⼈軍とのコラボレーションやオンラインゲーム「原神」の⾳楽にも参加するなど更に活動の幅を広げている。2021年には創⽴40周年を迎えた。

中込健太(なかごめ けんた)HP
⽣年⽉⽇/1985年6⽉1⽇、出⾝地/東京都町⽥市
2004年研修所⼊所、2007年よりメンバーとして活動。舞台では主に太⿎を担当。「⼤太⿎」や「屋台囃⼦」など⼒強い太⿎を得意とし、パワフルでエネルギー漲る演奏が魅⼒。⼼優しき正統派の太⿎打ち。
舞台出演のかたわら、作曲や舞台演出にも取り組む。また太⿎以外のジャンルとの共演も多く、イラストレーターの⿊⽥征太郎⽒、ドラマーの中村達也⽒と即興ライブや、作曲家の伊佐治直⽒、⼥ 優の梶芽⾐⼦⽒とのコラボレーション作品を発表。また住吉佑太 との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、 配信ライブに加えアルバム2作をリリースした。
近年は太⿎の指導にも取り組み、若いメンバーや研修⽣のほか、オンラインの「⿎童 太⿎の学校」の講師も務めている。

住吉佑太(すみよし ゆうた)HP
⽣年⽉⽇/1991年9⽉4⽇、出⾝地/⾹川県三豊市
⼩学2年⽣より和太⿎を始める。2010年研修所⼊所、2013年よりメンバー。舞台では主に太⿎、笛を担当。軽やかなバチ捌きを得意とする。また「さすらい」、「結」、「巡」、「歩」など、舞台の要となる数々の楽曲を⽣み出す⿎童のサウンドメーカー。 2018年「巡 -MEGURU-」、⿎童浅草公演『歩』(2021年)を演出。2022年新作「ミチカケ」では⾳楽監督を担当。
また⾳源製作にも積極的に取り組み、デジタルアルバム「Alatane」、「KODO TOGETHER」の製作に携わるほか、中込健太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、ライブ配信のほか、第⼆弾デジタルアルバムとカセットテープ「NAYUTA」のリリースも発表した。
太⿎⾳楽のみならず実験⾳楽やサウンドアートにも興味を持ち、新たな⾳楽表現の形を模索しつづける、⿎童の舞台のこれからを創りだすキーパーソンの⼀⼈である。
2021年、⾹川県⽂化芸術新⼈賞を受賞。



株式会社スノーピーク主催 アートキャンプツアー「LOCAL ART TOURISM in SADO」
公式サイト ※10/11(火) 18:00公開

[ツアー概要]
開催⽇時:2022年11⽉12⽇(⼟曜⽇)~11⽉13⽇(⽇曜⽇)
会場:新保⼋幡宮(新潟県佐渡市⾦井新保⼄1109)/椎崎神社(新潟県佐渡市原⿊724)
旅⾏条件:旅⾏携帯 募集型企画旅⾏、募集定員 40名、最⼩催⾏⼈数 10名、11/12 ⼣⾷1回/11/13 朝⾷1回、宿泊は椎崎神社にてテント泊(テントレンタル・スタッフによる設営付き)、交通機関 貸切バスまたはタクシーを予定 添乗員無し、現地係員有り
参加費:⼤⼈(13歳以上)¥28,000/税込(1泊2⾷、舞台鑑賞チケット付き)、⼦供(7〜12歳)¥8,400/税込(1泊2⾷、舞台鑑賞チケット付き)、未就学児(6歳以下)¥2,800/税込(1泊2⾷、舞台鑑賞チケット付き)
募集期間:2022年10⽉11⽇(⽕)18時〜10⽉26⽇(⾦)14時
当選発表:2022年10⽉26⽇(⾦) ※先着順ではなく抽選となります。
問い合わせ:さどの島銀河芸術祭実⾏委員会/株式会社スノーピーク(localtourism@snowpeak.co.jp)

 

 

PR TIMESプレスリリース詳細
提供:PR TIMES

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