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香川

今話題の絶景とアートと猫の島「男木島」でのんびり島旅!

2022.07.27

今話題の絶景とアートと猫の島「男木島」でのんびり島旅!

灯台とアートと猫の島として有名な瀬戸内海に浮かぶ「男木島(おぎじま)」。高松港からフェリーに揺られること40分ほどで行ける香川県の離島です。SNS映えの絶景スポットや島猫など、リピーター続出の見どころがありすぎるほどの魅力的な島で、のんびりと島旅をしてみませんか。

#香川県 離島 #男木島 観光スポット #男木島 アート #瀬戸芸
文章・画像提供:moe_matsuiさん



男木島ってどんな島?

「男木島」は瀬戸内海に浮かぶ香川県高松市に属する離島です。島内は平地が少なく、斜面に階段状に並ぶ集落は港から見るとまるで民家が鱗のように重なり合った特徴的な景観を見ることができます。
人口約160人の小さな島ですが、島内には瀬戸内国際芸術祭のアート作品や絶景すぎる神社など、見どころがたくさんある今大注目の離島です。
また、男木島は全国有数の「猫島」としても知られていて、人懐っこい島猫に会おうとリピーターが訪れるほどです。

男木島の観光スポット

瀬戸内国際芸術祭の会場となっている男木島には、島内の様々な場所にアート作品が点在しています。また、芸術作品以外にも島には絶景スポットがいくつもあるので、こちらでは男木島を訪れたらぜひ行きたいおすすめのスポットをご紹介します!

男木島の魂

男木島_男木島の魂_W02

男木港に着いてすぐ目の前にあるのが「男木島の魂」という建物。スペインの現代芸術家によって作られた瀬戸内国際芸術祭の作品で、男木交流館として島のシンボル的存在になっています。フェリーの待合所にもなっているので、チケットはこちらで購入することができます。
貝殻をイメージした白い屋根には8つの言語の文字がデザインされていて、よく見ると日本語も混ざっていますね。建物の周りには水が張られているので、晴れた日にはその姿がリフレクションになってとても美しいです。

◯男木島の魂
住所:香川県高松市男木町1986
開館時間:6:30〜17:00(外観は常時鑑賞可能)
料金:無料

歩く方舟

男木島_歩く方舟_W02

男木島にある瀬戸内国際芸術祭の作品の1つ「歩く方舟(はこぶね)」です。旧約聖書の「ノアの方舟」に想を得た作品で、4つの山を持つ方舟が海を渡ろうと歩く様子を表しています。なんだか今にも歩き出しそうですね。
「歩く方舟」はフェリーが着く男木港からは徒歩10分ほどの少し離れた男木漁港周辺にあります。

◯歩く方舟
住所:香川県高松市男木町

豊玉姫神社

男木島_豊玉姫神社_W02

男木島随一の絶景が眺められる場所として、近年SNSでも話題のスポットです。港から参道まで15分ほど石段を登ると、男木島の町並みと瀬戸内海の絶景を見渡せるビュースポットにたどり着きます。ここからは、フェリーが到着する港や男木交流館などすべてを見渡すことができます。そんな絶景を背景に神社の鳥居を入れて写真を撮れば、SNS映えすること間違いなしです!
ちなみに、「豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)」は島に残る豊玉姫伝説の縁の場所として知られ、島民からは「玉姫さん」と親しまれているそうです。

◯豊玉姫神社
住所:香川県高松市男木町1903

男木島 路地壁面プロジェクト Wallalley

男木島_男木島 路地壁面プロジェクト Wallalley_W02

豊玉姫神社周辺などで見られる「男木島 路地壁面プロジェクト Wallalley」は、男木島で見つけた廃材や廃船などをカラフルに色付けして民家の外壁に設置した作品です。島内のあちらこちらで見ることができ、景観の一部として溶け込んでいます。

◯男木島路地壁面プロジェクト Wallalley
住所:香川県高松市男木町(豊玉姫神社周辺)

漣の家

男木島_漣の家_W02

「男木島 路地壁面プロジェクト Wallalley」を制作した眞壁陸二氏が手がけた最新の作品「漣の家(さざなみのいえ)」は、倉庫の壁面にはカラフルに塗られたアクリル板が重ねて貼ってある作品です。瀬戸内国際芸術祭の開催期間中には島民や来場者が感じる「空と海の色」を塗るワークショップが開催され、作品は徐々に変化していきます。ワークショップによって完成する作品は、作る人々の多様性を表しているそうです。

◯漣の家
住所:香川県高松市男木町(男木漁港周辺)

男木島灯台

男木島_男木島灯台_W02

男木島散策の際、もし帰りのフェリーまで時間があればぜひ訪れてほしいスポットが「男木島灯台」です。1895年に建てられた全国でたった3つしかない無塗装の石造りの灯台の1つで、『日本の灯台50選』にも選ばれた文化的価値の高い灯台です。灯台までは男木港から徒歩で約25分なので、時間に余裕のある方はぜひ訪れてみてくださいね。

男木島_男木島灯台_W02

また、男木島灯台周辺には水仙郷があり、1月下旬~2月下旬には約1100万株もの水仙の花が見頃を迎えます。瀬戸内海を背景に眺める水仙の花畑はまさに絶景です!
灯台までの道のりは長いですが、この景色を見れば疲れは吹っ飛ぶこと間違いありません!

◯男木島灯台(男木島灯台資料館)
住所:香川県高松市男木町洲鼻
開館日:7月〜8月(毎日)、9月〜6月(日、祝日のみ)事前予約あれば開館
開館時間:9:00〜16:30
料金:無料



男木島の猫たち

男木島_猫_W02

「猫島」としても有名な男木島には、たくさんの島猫たちが暮らしています。観光客に慣れている猫たちは人懐っこい子が多く、自らこちらに寄ってきてくれます。島猫たちはそれぞれの縄張りがあるので、だいたいいつも同じような場所にいますが、猫たちと触れ合いたい方は、豊玉姫神社周辺か男木漁港周辺にぜひ行ってみてください。ほぼ100%の確率で出会えると思います!人懐っこいそのかわいさから、男木島の猫たちに会いに国内外から多くの人が訪れています。
男木島では猫たちにおやつをあげるのはOKですが、ゴミの持ち帰りなどマナーを守って触れ合いましょう。

男木島でひと休み

男木島_夕陽と猫の家_W02

豊玉姫神社へ向かう途中にある「夕陽と猫の家」は無料休憩所になっていて、テラス席からは瀬戸内海の絶景を眺められます。また、目の前には夕陽が沈むという素晴らしいロケーションです。要望があればランチやドリンクの提供もあるので、男木島散策のひと休みに利用してみてくださいね。
また、こちらのご主人は島猫たちを守る活動をしていて、猫たちの名前や縄張り、エピソードなど様々なことを教えてくれますよ。猫についての情報が知りたい方はぜひ立ち寄ってみてください。島猫グッズや猫のおやつも販売しています。

◯夕陽と猫の家
住所:香川県高松市男木町1909
電話番号:090-3622-8486
営業時間:9:00〜17:00
Webサイト



男木島への行き方

男木島_男木港_W02

男木島へはJR高松駅から徒歩10分の場所にある「高松港」から雌雄島海運(しゆうじまかいうん)のフェリーに乗って、40分ほどで到着します。
1日6便のフェリーが約2時間おきに高松港から男木島へ出航しています。「高松港ー女木島(めぎじま)」区間は夏の繁忙期(8/1〜8/20)には12便に増便されますが、「高松港ー男木島」区間は通常と同じダイヤで運行されるので注意が必要です。
フェリーは女木島を経由して男木島へ向かうため、女木島と男木島を合わせて島旅をする人も多くいます。どちらも小さな島なので1日で2島を観光することは可能ですが、それぞれの島をじっくりと巡りたい方は1日ずつ訪れるのがおすすめです。

高松港ー男木島:所要時間40分、運賃 大人510円/小人260円(片道)
女木島ー男木島:所要時間20分、運賃 大人240円/小人120円(片道)

◯雌雄島海運
のりば窓口:【高松】高松市サンポート8-1/【女木】高松市女木町15-22/【男木】高松市男木町1986
電話番号:087-821-7912
時刻表・料金はこちら

最後に

灯台とアートと猫の島「男木島」にはたくさんの見どころがあり、多くの観光客を魅了しています。絶景を見るために、島猫に会うためにと、1度だけでなく何度も訪れたくなるのが男木島の魅力です。高松港からのアクセスも良く、島内は歩いて散策することができるので、ぜひ1度は訪れてみてください!

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