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沖縄本島周辺

【里御嶽・上ノ手展望台】渡名喜島随一の信仰地と集落を一望できる絶景スポット

2022.03.17

【里御嶽・上ノ手展望台】渡名喜島随一の信仰地と集落を一望できる絶景スポット

那覇からフェリーで約2時間で渡ることができる沖縄県の離島「渡名喜島(となきじま)」の北側の山の中腹に位置する「里御嶽(さとうたき)」は、渡名喜島随一の信仰の地です。ここからの展望は180度開けていて、渡名喜島を取り巻くサンゴ礁や、サンゴが村落に迫るのを眼下に望み、沖縄本島や久米島を眺望することができる景勝地です。今回は「里御嶽」の見どころや歴史と、集落を一望できる「上ノ手(かんぬてぃ)展望台」についてご紹介します。

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文章・画像提供:渡名喜村経済課
編集:りとふる編集部



【見どころ】

渡名喜島_里御嶽_LG0370

沖縄県の離島「渡名喜島(となきじま)」の随一の信仰地である「里御嶽(さとうたき)」には、里殿(さとどぅんち)とヌル殿内(どぅんち)という2つの拝所があり、14世紀~15世紀頃のグスク時代の遺跡と言われています。

渡名喜島_上ノ手展望台_LG0370

また、里御嶽まで上がる道の途中に位置する「上ノ手(かんぬてぃ)展望台」は集落から1番近い展望台で、渡名喜村の集落を一望できます。

【楽しみ方】
里御嶽からの展望は180度開けていて、渡名喜島を取り巻くサンゴ礁や、サンゴが村落に迫るのを眼下に望み、遠く東方海上に沖縄本島、西方海上に久米島(くめじま)を眺望することができる景勝の地となっています。

【設備状況】
里御嶽(里遺跡)は里殿とヌル殿内の2つの拝所がある島内随一の信仰地で、集落の開闢の伝えもありますが、1978年の発掘調査の結果、この地は14世紀~15世紀頃のグスク時代の遺跡ということが判明しました。当時の人々の生活の足跡として、里殿の拝殿の北隣の平場では、基壇掘立柱建物跡(きだんほったてばしらたてものあと)が発見され、ヌル殿内の拝殿平場では、L字状の小満を有する掘立柱建物跡が明らかにされ、各平場の隅には小貝塚が形成されていました。里御嶽は、“グスク”という呼び方はされていませんが、沖縄史で言えば三山分立時代から、尚巴志による三山統一前後の時代における島の豪族の居館跡であり、グスクとして理解される遺跡となっています。

【その他】
出土品等は渡名喜村立歴史民俗資料館に展示予定となっています。

【マナー・注意事項】
草が生い茂っている場所ではハブと遭遇する可能性があるので、近づかないようにしてください。

【行き方】
里御嶽は村の集落から上ノ手展望台へ続く階段を道なりに上ったところにあります。

【最後に】
集落を一望でき、島の歴史に触れることもできますので、ぜひお越しください。

里御嶽

沖縄県島尻郡渡名喜村

098-989-2066(渡名喜村役場)

公式ホームページ

 

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