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長崎

【福江島の大宝寺】空海が訪れた五島列島の“西の高野山”と称される寺院

2022.03.08

【福江島の大宝寺】空海が訪れた五島列島の“西の高野山”と称される寺院

世界文化遺産があり、教会や椿、五島うどんなどの魅力が有名な長崎県五島列島のうち五島市の離島「福江島(ふくえじま)」。大宝元年(701年)震旦の国(現在の中国)より三論宗の祖師 道融和尚が来朝し「弥勒山観音院大宝寺」を開創しました。第41代持統天皇の勅願寺でもある五島列島福江島の「大宝寺(だいほうじ)」についてご紹介します。

#五島市 離島 #福江島 観光 #観光スポット
文章・画像提供:五島市文化観光課
編集:りとふる編集部

【見どころ】

福江島_大宝寺_LG0305

「大宝寺(だいほうじ)」は、約1300年前の大宝1年(701年)に建設されました。もともとは三論宗の道融という人が開基しましたが、その後大同1年(806年)に弘法大師 空海が唐から帰国の際に大宝に立ち寄り、大宝寺において真言宗最初の道場として布教活動をしたことから、三論宗を真言宗に改宗しました。
その後、「西の高野山」と言われるようになり、ぼけ封じ観音や奥の院の小高い丘の上には「へそ神様」と呼ばれる五重の石塔があり、子供が生まれると島の人たちは健やかな成長を願って、へその緒を紙に包み、石塔の下の方にある穴に納めたといいます。今ではその穴はふさがれています。
その他に、室町時代の涅槃図、我が国最古の大般若経、県文化財の梵鐘、日本三大秘仏の聖観音像、左甚五郎作と伝えられる猿の彫刻があります。

【その他】
拝観料:無料

【行き方】
福江港より車で約40分。

大宝寺

長崎県五島市玉之浦町大宝633

0959-87-2471

公式ホームページ

 

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