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沖縄本島周辺

【ユヒナ浜】沖縄 座間味島の穴場ビーチ!行き方と見どころをご紹介

2022.02.25

【ユヒナ浜】沖縄 座間味島の穴場ビーチ!行き方と見どころをご紹介

慶良間諸島で人気の離島「座間味島(ざまみじま)」にある穴場スポットの「ユヒナ浜」はご存知でしょうか。“ケラマブルー”と称される海がとてもきれいで、1度行ったら病み付きになる人続出の座間味島でロマンチックな言い伝えが残されている「ユヒナ浜」についてご紹介します。

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撮影:りとふる編集部



座間味島の穴場観光スポット「ユヒナ浜」

座間味島_ユヒナ浜②_220208

沖縄県の離島「座間味島(ざまみじま)」は、“ケラマブルー”と称される透明度の高いエメラルドブルーの海が人気です。古座間味ビーチや阿真ビーチが有名ですが、阿佐集落を抜けて西に進んだ場所にある「ユヒナ浜」は恋愛のパワースポットとしても知られる、こじんまりとした穴場観光スポットです。小さな砂浜と岩場のあるビーチなので海水浴には向きませんが、すぐ横にある反り立つ崖や大きな岩など、ほかのビーチとは一味違ったここだけの雰囲気を楽しめます。

ユヒナ浜のある座間味島とは

座間味島_座間味港付近_220208

沖縄本島から高速船に乗って最短50分、大小30あまりの島々と数多くの岩礁からなり、慶良間国立公園に指定されている慶良間諸島のうちの1つ「座間味島」。非日常を感じることができる離島でありながら、沖縄本島の那覇市から直行便が出ていて、アクセスの良さから気軽に訪れることができるのも人気の理由です。

座間味島_景色

白い砂浜にキラキラと輝く透明度の高い海が人気で、毎年1月から3月頃にはホエールウォッチングができることでも有名です。また、珊瑚の白化や珊瑚礁に近年大きな被害をもたらしているオニヒトデが異常発生したことをきっかけに、珊瑚保全を目的とした座間味ダイビング協会が設立され、珊瑚に絡みつくロープやゴミの掃除、無人島のプラスチックゴミなどの掃除が定期的に行われるなど、きれいな海を保つために地元の方を中心とした取り組みもされています。

ユヒナ浜の見どころ

座間味島_ユヒナ浜⑤_220208

海風などに浸食された岩肌が露になっている高い崖や大きな岩の間に小さな砂浜がある「ユヒナ浜」。数台の車を停められるような空きスペースから浜辺に降りて行くと、淡い水色からエメラルドグリーン、次第に濃い藍色へと変わっていくような美しい海が現れます。

座間味島_ユヒナ浜_⑧

岩場に囲まれているような小さな浜辺には、ほんの小さな石ころから持ち上げられないような大きな石や角張った岩までゴロゴロと散らばっています。古座間味ビーチや阿真ビーチとはまた違った雰囲気で観光客も多くなく、ただ波と風の音だけを感じられるような穴場の観光スポットです。

座間味島_ユヒナ浜⑥_220208

浜辺の中央にある大きな岩は、“その上で愛を誓った2人は必ず結ばれ島の神に祝福される”という言い伝えが残されていて、恋愛のパワースポットとしても密かに知られています。大切な人と訪れるのもロマンチックですし、飲み物などを持って行って自然の音に包まれながらのんびりと過ごすのにもぴったりですよ。

座間味島の見どころについてはこちらもチェック!



ユヒナ浜への行き方

座間味島の北西部にある「ユヒナ浜」への行き方をご紹介します。那覇からの船が到着する座間味港周辺から行く場合は、山を越えるので阿佐集落まではバスやレンタカー、環境に優しい2人乗り電気自動車のチョモビ、電動自転車などを利用すると良いでしょう。ただし、ユヒナ浜の近くの道は足場が良くないため自転車でも進みにくいと思います。阿佐集落からは徒歩約10分なので、周りの風景を楽しみながら歩いて行くのも良いですよ。

座間味島_ユヒナ浜⑦_220208

阿佐集落の北側にある特産品加工センター手前の、Y字の分かれ道に建てられた「チシ展望台入り口」の看板を目印に、看板の矢印とは逆の左側の道をしばらく進むとの道幅が広がり車を数台ほど停められるようなスペースがあります。そこを目印に海側に進むと「ユヒナ浜」に辿り着きます。

座間味島への行き方

座間味島_座間味港_220208

ユヒナ浜のある座間味島への行き方を簡単にご紹介します。

【沖縄本島から座間味島への行き方】
沖縄本島の那覇市泊港(とまりこう)から座間味島の座間味港へは、高速船もしくはフェリーで渡ることができます。高速船は座間味村内の隣島である「阿嘉島(あかしま)」経由の便と、座間味島直行便の2種類があり、高速船とフェリーともに通常毎日運航があります。ただし天候や波の状況などによって運休や変更される場合もあるので、座間味村のホームページで運航状況の確認が必要です。また、座間味島は人気の離島なので時期によっては予約で満席になることもあるため、旅程が決まった場合は早めに予約することをおすすめします。

泊港⇔座間味港(阿嘉島経由)
フェリーざまみ…約120分/片道:大人2,150円、小人1,080円
クイーンざまみ…約50分(阿嘉島経由:約70分)/片道:大人3,200円、小人1,600円
※小学生までは小人料金
※5歳以下の幼児は大人1人につき1名まで無料。2人目からは小人料金が必要。

【渡嘉敷島から座間味島への行き方】

定期船みつしま

また、同じ慶良間諸島の隣村である渡嘉敷島(とかしきじま)の阿波連港(あはれんこう)と座間味島の移動には「定期船みつしま」を利用することができます。「みつしま」を利用することで、那覇に戻ることなく慶良間諸島を周遊することが可能なのでとても便利です。ただし、渡嘉敷島と座間味島を渡る便は2ヶ月前から前日の17:00までに電話での予約がある場合のみの運航なので、乗船予定がある場合は事前予約を忘れずにしましょう。詳細は座間味村のホームページを確認してください。

阿波連港⇔座間味(阿嘉)港…約35(20)分/片道:800円

また、費用は掛かりますが、海上タクシーで渡嘉敷島から座間味島へ渡ることもできます。当日でも電話で予約が取れたら比較的好きな時間に移動ができるなど自由度が高いのが魅力です。

詳しい座間味島への行き方についてはこちらから「那覇から渡嘉敷島・座間味島へのアクセス」をご覧ください。

最後に

人気の高い慶良間諸島の離島「座間味島」にある穴場スポット「ユヒナ浜」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。定番観光スポットや渡し船で無人島に行くのも良いですが、座間味島島内でもあまり知られていない素敵なスポットがまだまだあります。地元の方の生活の場や大切に守り続けられている場所でもあるので、思いやりの心を持って訪れてくださいね。素敵な景色や人との出会いがありますように。

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