長崎
長崎県新上五島町:一度も冷凍していない生本まぐろが食べられる「上五島養殖まぐろフェア」開催中!
長崎県・新上五島町の養殖業者や飲食店、県、町などでつくる「上五島養殖まぐろ振興協議会」が主催する、毎年恒例の「上五島養殖まぐろフェア」が下記期間で開催中です。
上五島養殖まぐろフェア 概要
期間:2021年7月17日(土)~8月29日(日)
主催:上五島養殖まぐろ振興協議会
後援:五島列島おもてなし協議会、長崎県五島振興局、新上五島町
参加:新上五島町内飲食店11店舗(五島うどんの里 遊麺三昧、有川ビーチホテル浦、扇寿、寄り処 満、潦り茶屋 し喜、cafe nanami、麺’sはまさき、和処 よかよ、居酒屋 優心、restaurant umigoto、若松瀬戸クルージング 遊食館)
長崎県は養殖クロマグロの生産量日本一を誇り、なかでもブリやヒラマサの養殖が盛んな新上五島町ではその養殖技術を生かし、20年ほど前から町をあげてクロマグロの養殖を始めました。生マグロの育つ若松瀬戸は西海国立公園に指定されており、外洋からのきれいな海水が通り抜けているので、非常に透明度が高く養殖に最適です。マグロは他の魚類よりも目が良く、透明度の高い海だと生簀の中でも高速で泳ぐことができるといわれています。さらに、地形が入り組んでいるため海流の流れが速く身が引き締まり、きめ細やかな肉質となり赤身もトロも旨味のあるマグロに育ちます。
このまぐろのエサは五島近海でとれたサバ。おいしいサバを食べて、手塩にかけて育てられており、水揚げから2分程度で、神経や血、内臓を抜く「しめ作業」を完了させ、身を傷めないようにすることで一度も冷凍せずに提供することができます。
市場に出回るマグロの約8割は冷凍マグロで、残りの2割が生マグロです。生マグロとは、「加熱していない」ではなく、「一度も凍らせていない」マグロを指します。冷凍すると細胞が破壊されてしまうのに対して、生マグロは水分やうま味成分が外に出ないため、しっとりとした食感と濃厚なうま味が味わえます。
そんな、一度も冷凍していないクロマグロを食べられるのがこの「上五島養殖まぐろフェア」。今年は島内の飲食店11店がフェア限定メニューを提供しています。贅沢にまぐろをのせた丼はもちろん、旬の魚介も加えた欲張りなワンボックスや、1日1組限定のオーベルジュからは五島牛や生うにも盛り込んだ一皿を、女性に人気のホテルは白ワインやシャンパンと合わせたいイタリアンディナーコース等、多彩なラインナップが揃いました。
日本人がマグロを食べ始めたのは、貝塚ができた縄文時代ごろといわれており、奈良時代の「万葉集」には小舟でマグロを釣る風景が織り込まれています。古代から食卓に上っていたわけではなく、現在のように生で食べる習慣が都市部にまで広がったのは、江戸後期以降だそう。その大きさと傷みやすさから、扱いやすい魚ではなかったため、長くは庶民の食べ物とされていましたが、昭和初期に入り冷凍・冷蔵技術が進み、和食文化の人気が世界的にも高まり、今では「世界のごちそう」となりました。
旅をすることが難しい昨今、「島に行くことはできないけど、生マグロを食べたい!」という多くの声にお応えし、生本まぐろのお取り寄せが可能になりました。
脂がぎゅっと詰まった最高の「生本マグロ」を1度も冷凍処理せず冷蔵便で、島のソムリエがお届けします。マグロの大切な栄養素であるオメガ3(n-3)系脂肪酸は、加熱すると成分が流れ出てしまうので、生食がベスト。お刺身で、丼で、上五島に想いを馳せ、「口福感」を味わってください。さらに、マグロに合う焼酎も用意しました。島の畑で育った芋と、海で育ったマグロが合わないはずがありません。
[おすすめ商品]
・かみまぐろセット(4~5人前)13,500円(税込、送料別):赤身 約150g、中トロ 約250g、大トロ 約100g
・上五島養殖生まぐろに合う焼酎 1,650円(税込、送料別)
特産品の販売サイト「シマリエ」からお取り寄せしていただけます。
今年の夏は、島で、おうちで「上五島の養殖生本まぐろ」をお楽しみください。
〈お問い合わせ〉
一般社団法人 新上五島町観光物産協会 地域商社事業部
〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷428-31
TEL:0959-42-5444 FAX:0959-42-5444
[特産品販売サイト シマリエ] [観光なび] [Facebook] [Instagram]