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全35巡礼路・総延長約465kmの遺産をたどる『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』

2021.04.30

全35巡礼路・総延長約465kmの遺産をたどる『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』

長崎県では、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や関連する遺産をたどる『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』を創設し、2021年4月30日(金)、『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』オフィシャルウェブサイトを開設しました。



「巡礼の道」は、世界文化遺産や関連する遺産が点在するエリアをそれぞれの地域の歴史を物語る5つに分けて構成され、総延長は約465㎞にのぼります。今後、「巡礼の道」案内のためのパンフレットの作成、アプリの開発、ルートサインの整備や、周知啓発イベントの開催などを行い、県内外の多くの方々にこの「巡礼の道」を利用していただけるよう順次、環境整備を進めていきます。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」_『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』

2018年7月世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀の2世紀以上にわたるキリスト教禁教政策の下でひそかに信仰を伝えた潜伏キリシタンによる独特の宗教的伝統を物語る文化遺産です。この地域では1550年に平戸で初めて布教がなされて以来、禁教期には多くの人々がやがて禁教が解かれるという希望を信じ、ひそかに信仰を続けてきました。

今回創設する「巡礼の道」は、平戸市の平戸港交流広場をスタートに、長崎県内14市町、熊本県内2市町にわたり、長崎市の大浦天主堂をゴールとする全35の巡礼路です。九州自然歩道・公道等で構成され、「全線踏破」や「複数回の利用」の方に対応するため、各巡礼路の始点・終点が定期船やバスなど公共交通と接続していますので、巡礼路の順番にこだわらず、どこからでも歩いてもらえれば幸いです。

本県は、『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』が、訪れる皆様にとって、ゆったりとした雰囲気の中で、美しい自然景観を楽しみながらゆかりのスポットを巡り、コロナ禍の中、明るい未来を描く希望の道となるよう、環境の整備などに取り組んでいきます。

<世界遺産巡礼の道 全体図>
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」_『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』

 

<『長崎と天草地方の「世界遺産巡礼の道」』概要>
■総延長:徒歩約465km(※)(長崎県内430km、熊本県内35km)
※東京―大阪間のおよそ1.2倍に相当(国土地理院:都道府県庁間の距離より)
(全35の巡礼路(区間距離5km~23km))
■起点・終点:起点:平戸市(平戸港交流広場)、終点:長崎市(大浦天主堂)
(長崎県内14市町、熊本県内2市町)
■5エリアのテーマ
Ⅰ:「密かな聖地を巡る道」(平戸市)/世界遺産;平戸の聖地と集落
Ⅱ:「新天地への開拓移住の道」(佐世保市、小値賀町、新上五島町、五島市)/世界遺産;黒島の集落、野崎島の集落跡、頭ヶ島の集落、奈留島の江上集落、久賀島の集落
Ⅲ:「希望を与えた予言の道」(長崎市)/世界遺産;外海の出津集落、外海の大野集落
Ⅳ:「キリシタン大名と少年使節の道」/(長崎市、西海市、佐世保市、川棚町、波佐見町、東彼杵町、大村市、諫早市、雲仙市)
Ⅴ:「キリスト教繁栄と島原・天草一揆の道」(雲仙市、南島原市、熊本県天草市・苓北町、長崎市)/世界遺産;原城跡、天草の﨑津集落、大浦天主堂
■今後の予定:パンフレットの作成、アプリの開発、ルートサインの整備、周知啓発イベントの開催 等

 

 

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提供:PR TIMES

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