宮古諸島
伊良部島と下地島の最新情報!話題沸騰の宮古島周辺離島を楽しもう
「伊良部大橋」の開通や「みやこ下地島空港ターミナル」の開業など、近年たびたび注目を集めている宮古諸島にある沖縄県の離島「伊良部島(いらぶじま)」と「下地島(しもじしま)」。海に囲まれた島には絶景スポットも多く、国内リゾートとして人気がある宮古島を訪れる旅行客が、必ずと言っても良いほど訪れる人気の離島になりました。また近年は移住者も多く、一時は“宮古島バブル”と呼ばれるほどの賑わいを見せていました。今回はそんな宮古諸島の中でも「伊良部島」と「下地島」のおすすめ情報をご紹介します。宮古島旅行の計画を立てる前に、ぜひ観光スポットやグルメをチェックして、最高の旅行にしてくださいね!
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Contents
宮古諸島にある伊良部島と下地島について
宮古島旅行の特集や観光紹介などで、合わせて紹介されていることの多い「伊良部島(いらぶじま)」と「下地島(しもじしま)」ですが、どんな島?どこにあるの?どうやって行くの?と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
まず「宮古島」は、8つの有人島からなる「宮古諸島」の中心の島で、沖縄本島の那覇空港からさらに南へ飛行機で1時間弱の位置にある沖縄県の離島です。国内リゾート地としても人気が高く、夏は海水浴、冬は星空鑑賞やゴルフなど、1年を通して多くの観光客が訪れています。宮古島の周りには7つの有人島があり、その中に「伊良部島」と「下地島」があります。
伊良部島とは?
宮古諸島の中の1つである「伊良部島」は宮古島の北西に位置し、伊良部大橋で繋がったことで宮古島から陸路で渡れるようになった離島です。以前は船でしか渡ることができなかったのですが、伊良部大橋の開通によって気軽に訪れることができるようになり、宮古島旅行では欠かせない人気の観光スポットとなりました。伊良部大橋は無料で渡ることができる橋の中では日本一の長さを誇り、2015年の開通以来多くの人々を魅了しています。多くの観光客が訪れる一方で漁師町の佐良浜(さらはま)集落など、今も昔ながらの伊良部島の風景が残っています。
下地島とは?
宮古諸島の中の1つである「下地島」は、宮古島から伊良部島を経由して陸路で渡ることができる離島です。下地島は小さな離島ですが、天国のように美しい“17END”など、宮古島旅行の中でも特に人気があるスポットがあります。2019年、みやこ下地島空港ターミナルが開業して定期便が就航したことで、下地島の淡くてきれいな海を眺めながら直接下地島に行くことができるようになりました。またLCCが就航しているので、宮古島旅行をより手軽にできるきっかけにもなっています。『宇宙に行ける島、下地島』をコンセプトに下地島空港をアジア初の宇宙旅行拠点にするなど、今後さらに注目を集める島になるでしょう。
伊良部島と下地島のおすすめ定番観光スポット
宮古島空港から車で10分ほどで行ける「伊良部島」や、そこから橋で繋がる「下地島」は、簡単に往来できる距離なので宮古島旅行の際にはぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットがいくつもあります。今回は宮古島旅行の中でも伊良部島と下地島のおすすめスポットを、「超定番の観光スポット」、「島の自然を感じられるおすすめスポット」、「本当は教えたくない穴場スポット」の3つに分けてご紹介します。
絶対に外せない!超定番のおすすめ観光スポット
2015年1月31日に開通した「宮古島」と「伊良部島」を結ぶ全長3,540m(サンゴノシマ)の無料で渡れる国内最長の橋です。島を移動するためというだけではなく、伊良部大橋を通るだけでも最高の体験になるでしょう。エメラルドブルーの輝く海の上を車で走る爽快感はたまりませんよ。何度訪れてもまた見たくなる絶景をぜひ体験してくださいね。
宮古島から伊良部大橋を渡ったら合わせて訪れたいのが、伊良部大橋を渡ってすぐ右手にある「いらぶ大橋 海の駅」です。2020年6月1日にオープンしたばかりの新しい観光スポットなので、まだ訪れたことがない方も多いのではないでしょうか。駐車場がある2階の眺望広場からは、エメラルドブルーの海に架かる伊良部大橋を見ることができますよ。橋を横から見ると改めて橋のアップダウンを感じることができるのではないでしょうか。2階のレストランでは、オーシャンビューの席でこの景色を眺めながら島の食材を使った料理を味わえます。1階の売店には伊良部島や宮古島の特産品をはじめ、宮古島の人気のお土産品などがたくさん並んでいます。“日本一のおぼろ豆腐”で有名な「まごとうふ」やゴーヤーなどの島野菜、マンゴーなどの南国フルーツも並んでいるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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かつでは渡り鳥“サシバ”のお腹から広い海と水平線を見られるスポットとして人気でしたが、老朽化により現在は展望台のみになっています。それでもここから見る景色は絶景で、多くの人が訪れる定番スポットです。「フナウサギバナタ」には島の方言で「船を見送る岬」という意味があり、島を出る人々をここから見送ったと言われています。広い海を見渡せる人気スポットから、そんなふうに旅で出会った人への思いを馳せたいですね。
島の自然を感じたい!おすすめ絶景スポット
やはりなんと言っても、宮古諸島では最高の海を見たいですよね。国内外からの観光客が多く訪れる宮古島ですが、その中でも伊良部島や下地島には離島ならではの自然の絶景も残っています。お気に入りの場所をぜひ見つけてみてくださいね。
透明度の高い海と真っ白でサラサラの白砂がきれいな、“伊良部島NO.1”と言われるほどのおすすめビーチです。広いアーチ状の砂浜がとてもきれいで、砂が細かいので裸足で歩くととても気持ち良いですよ。波が引いた後の砂浜に映る空が広がる様子はサラサラの砂浜ならではで、言葉では表せないような美しさです。
伊良部島の中で1番高い場所にあると言われている「牧山公園」内にある展望台です。牧山展望台からは伊良部大橋の全貌をはじめ、真っ青な海と空だけでなく宮古島、来間島(くりまじま)、池間島(いけまじま)を見渡すことができます。白い展望台は、実は伊良部島に渡ってくる渡り鳥“サシバ”の形をしている伊良部島のシンボルです。一緒に行く方がいれば、一言教えてあげると良いかもしれませんね。
今となってはInstagramなどのSNSでも、かなり有名な観光スポットになった下地島の「17END」。かつては国内唯一のパイロット訓練施設として利用され、“タッチアンドゴー”を見られることで飛行機ファンからの人気が高いスポットでした。現在でも、みやこ下地島空港ターミナルに着陸する飛行機を見ることができ、爆音とともに見る飛行機と沖縄の青空のコラボレーションは、飛行機ファンでなくても興奮するレアな体験です。
17ENDは砂地で海水浴向けではないのですが、白い砂浜とまるで宝石のようにキラキラに輝く淡い海を写真に残そうと、カメラを持った人が多く訪れています。2019年に車での進入ができなくなりましたが、そのおかげでのんびりと歩いたり、写真を撮ったりしながら“天国のように美しい”と言われる海を楽しめます。車両が通行していた時に建てられた「徐行」の標識と一緒に撮るのもおすすめですよ。ベストコンディションの「17END」を見るには、潮が満ちている時よりも干潮前後で、かつ太陽が高い位置にある時間帯であれば特に光の反射がきれいなのでおすすめです。
2つの池が水中で繋がっていることから「通り池」という名前が付いたと言われている、下地島のパワースポットです。風がない日には吸い込まれるような色の池に、空の雲が反射する様子もとてもきれいです。奥には海が広がり、池の底は海とも繋がっているので、神秘的な景色が見られる上級者向けの憧れのダイビングスポットです。通り池にはいくつかの言い伝えが残っていたり、全国の竜神が集まると言われていたり…実際に下地島や宮古島を訪れる機会があれば、地元の方にお話を聞いてみてくださいね。
伊良部大橋を渡って、さらに10分ほどの場所にある下地島の人気シュノーケリングスポットです。“天然の水族館”と呼ばれるほど、盛りだくさんの珊瑚やいろいろな種類の魚を見ることができます。比較的に浅瀬からすぐに魚がいるので、家族連れでシュノーケルをする人もいれば、奥まで泳いで深い所まで潜ってフリーダイビングをする人まで幅広く楽しめるスポットです。珊瑚や岩場で地面がごつごつしているため、サンダルよりもマリンブーツがあると安心です。売店や監視員はもちろんトイレの設置もないので、宿泊施設で服の下に水着を着ていくと良いですよ。シャワーもないので、海から上がった後が気になる方はペットボトルや水筒に水道水を入れて軽く流せるように準備しておくのも良いかもしれません。中の島海岸に限らず、島で生活している方もいるので、海の近くでもビーチから外に出る時は水着で歩かず、必ず服を着てから移動をしましょう。
本当は教えたくない!知る人ぞ知る穴場スポット
宮古島や伊良部島、下地島ならではの青い海や南国の花、おしゃれなお店など、写真映えするスポットも多い宮古諸島ですが、地元の方の暮らしを感じられるようなちょっと静かで穏やかな場所ももちろんあります。せっかく離島を訪れたのであれば、ほっと一息ついたり、地元の方の生活に寄り添いながら立ち寄ってみたい方もいるのではないでしょうか。「おじゃまします」の気持ちを忘れずに、きれいな景色をこれからも大切にして島旅を楽しみたいですね。
ずっと遠くまで遠浅の海が続く「佐和田の浜(さわだのはま)」。海岸には、1771年の八重山地震の際に起こった津波の影響で運ばれてきた“津波石”がごろごろと広がっています。200年以上も前に運ばれた大きな岩を見ると、自然の力強さを感じずにはいられません。日本の渚百選に選ばれるなど今はとても穏やかな浜で、夕日が海の色を変える景色も絶景です。海を見ながらほっとひと息つくのにはぴったりな場所ですよ。
伊良部島の断崖と水平線や濃さの違う青のコントラストを眺めることができるおすすめスポットです。宮古島の方言で“井戸”のことを「ガ―」と言うのですが、伊良部島の「サバウツガー」は約240年ほどの間、佐良浜の人々が生活用水として利用していた貴重な井戸です。123段もある階段を往復して水を汲んでいたことを考えると、眺めの良い景色とは裏腹にかつての過酷さも感じられますね。土砂崩れなどの影響で直接下に降りて見ることはできなくなっていますが、上からの見晴らしが良いので展望スポットとしてもおすすめです。SNSで有名になった「イグアナ岩」や「三角点」の近くにあり、「サバウツガー」の近くにある「サバ沖公園展望施設」には広場や東屋もあります。「イグアナ岩」や「三角点」などは絶景がゆえに危険も伴うことから立ち入りが禁止になった影響で、同じような景色を見られる「サバウツガー」がこの先さらに人気のスポットになるかもしれません。海岸沿いに柵が設置されていて安全に絶景を楽しむことができるので、多くの人がこの先もこの景色を楽しめるように、譲り合いの気持ちを持って楽しみたいですね。
伊良部島の東側、遠くから見ると急傾斜な土地に家々がぎっしりと詰まっているように見える佐良浜は、昔ながらの雰囲気が今も残る漁師町です。細い道がいくつもあり迷い込んでしまいそうですが、佐良浜集落にはカラフルな家が多く、海外のような雰囲気も感じられます。漁港から見上げる景色も、高い所から海と町並みを眺める景色もどちらもおすすめです。佐良浜集落を巡る「や~がまく~がま」というツアーもあるので、参加してみると島の方しか知らないような情報も聞けておもしろそうですね。
ツアーについては宮古島ひとときさんぽツアー 公式HPへ
島のあちらこちらで見かけるサトウキビ畑の間を車で走っていると、森のような木の生い茂った場所が出てきます。一応入口に看板が出ているのですが、注意深く見ていないと見過ごしてしまいそうな小さな看板です。「ヌドクビアブ」は宮古島市の市指定史跡に指定され、宮古島屈指のパワースポットと言われている鍾乳洞です。木々をかき分けて進むと、ぽっかりと縦に広い空間が現れ、かつては防空壕として使われていた過去もあり、今でもひっそりと神秘的で独特な空気感のある場所です。島内にはいくつかこうした洞窟がありますが、どれも歴史的に貴重な場所なので大切に扱いましょう。
伊良部島の定番観光スポット「牧山展望台」がある「牧山公園」内にある防空壕です。2024年現在、網が張られているため、この景色を直接見ることはできません。公園内にあると言っても、「牧山陣地豪」に行くには狭くて真っ暗な道を通ります。ライトを持参し、スニーカーなどの滑りにくい靴を履いて行くなど安全面には注意して行きましょう。1人で行くには暗くて怖いので、複数人で行く事をおすすめします。ヌドクビアブは自然にできた洞窟ですが、こちらは戦時中に島民が人工的に掘った人工洞窟です。豪を作っている最中に終戦したこともあり、近年では“ハッピー防空壕”と呼ばれるのを耳にすることもありますが、背景にある歴史を忘れないようにと思いご紹介しました。ちなみに、牧山展望台からは伊良部大橋と広い海を一度に見渡すことができるので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
近年のSNSでは、伊良部島や宮古島などのひまわり畑で記念撮影をしている写真を見たことがある方もいるのではないでしょうか。実は、「ひまわり畑がある」というわけではなく、キビ刈りが終わったサトウキビ畑に、ひまわりを植えて育てているのです。これは「緑肥」と言って作物を育てた後の畑や田んぼに他の植物を植え、それをまた土に耕して混ぜることで土の栄養価を高め、メインの作物をより良く栽培するための方法です。沖縄以外でも取り入れられている方法ですが、伊良部島や宮古島では肥料にするための植物としてひまわりが育てられ、今ではフォトスポットになっています。そのため、毎年必ず見られる!というわけではありませんが、3月~7月頃に見られることが多い島の風景です。もしも見かけたらとてもラッキーなので、ぜひ車から降りて南の島のひまわりを楽しんでみてくださいね。
伊良部島と下地島のおすすめアクティビティ
宮古島旅行の際に、伊良部島や下地島を訪れたなら、「見る」観光だけでなく「体験」して楽しむアクティビティもたくさんあるので、ぜひ体験してみてください。最高のロケーションの中で体験したことはより濃く残る、一生の宝物になりますよ。
気軽に楽しむ♪サイクリング
宮古島ではサイクリングツアーやロードレースの大会が開催されるほど、サイクリング需要が高い離島です。そのためレンタサイクルショップでロードバイクを貸し出すお店や、ホテルで自転車を貸してくれる施設もあります。伊良部大橋など橋の看板前で、自転車やロードバイクとともに記念撮影をする姿をよく見かけます。ふらっと気軽に寄り道をしながら、サイクリングができるのはとても気持ちが良いですよ。レンタカーに比べ、レンタル料金が安いのも魅力的ですね。
みやこ下地島空港のレンタサイクルは手荷物を預かってもらえるので、下地島に到着してすぐに観光できるのも嬉しいですよね。またご自身のロードバイクを持っていく方は、自転車組立場があるので組立や解体・整備に必要な工具や空気入れをインフォメーションカウンターで無料で借りることもできますよ。
お得に楽しむ♪下地島でゴルフ
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宮古島は1年を通して温暖な気候の中、ゴルフを楽しめる島としても人気ですが、下地島にもゴルフ場があります。「サシバリンクス伊良部」はリーズナブルな値段設定で気持ちの良い風の中、ゴルフを楽しめるゴルフ場です。下地島ならではの自然の土地を活かしたコースなので中級者向けという声も聞きますが、値段がリーズナブルなので「なかなか本格的なコースに行くのはな~」という方も思い切って挑戦しやすいのではないでしょうか。
きれいな海を楽しむ♪マリンスポーツ
やはり海が魅力的な宮古諸島。宮古島だけではなく伊良部島や下地島にもマリンショップがあります。宮古島のショップを利用しても、伊良部島や下地島のポイントで潜ることもできますが、レンタカーがある方は伊良部島や下地島のショップを利用すれば、ダイビングやシュノーケルなどの海遊びを楽しんだ後、そのまま自分たちの車で観光ができるので、より効率的に島旅を満喫できますよ。もし車がない方は宿泊施設でピックアップをしてくれるショップを選ぶことで、レンタカーを予約せずにお得に遊ぶことができますね。近年、人気急上昇のSUP(スタンドアップパドルボード)を体験できるショップもあるので、ショップやホテルでおすすめを聞いてみてくださいね。
人気ポイントがいっぱい!宮古諸島ダイビング
宮古諸島の中でもメインのダイビングポイントの多くは、なんと伊良部島と下地島の周辺にあります。「宮古島ダイビングと言えば地形ポイント!」と思う方もいるかもしれなませんが、砂地やサンゴポイント、大物ポイントと多岐にわたり、初心者向けから上級者向けまで様々なので、見たいものがある場合にはあらかじめ相談をしてからショップを決めても良いかもしれませんね。季節はもちろん、その日の海況や風向きによっても行けるポイントは変わりますが、あらかじめ希望を伝えていることで適切な判断をしてもらえる点でも事前の相談がおすすめです。
ダイビングのライセンスを持っていない方でも、体験ダイビングに対応しているショップや、ライセンス保持者のファンダイビングと体験ダイビングの方が一緒に船に乗って楽しめるショップもあるので、一緒に旅行に行く方がライセンスを持っていなくても諦めずに問い合わせをしてみてくださいね。
初心者でも楽しめる♪シュノーケリング
手軽に楽しめるシュノーケリングは、自分で道具を持って行き楽しむことも、ツアーに参加して楽しむこともできます。ダイビングに比べてお得に参加できるので、初めての伊良部島・下地島旅行の方や、シュノーケリングの経験がまだ浅い方などはツアー参加がおすすめです。実際に宮古島に何度も訪れているシュノーケリング好きの方でも、新たなポイントに出会ったり、ビーチエントリーでは見られない最高の景色を見られたりするのでツアーに参加する人はたくさんいます。やはり地元のプロに教えてもらう海は、離島の中でもさらに最高ですよ。
ツアーに参加するとショップによっては地元ならではのお話を聞けたり、宮古島のフルーツの提供をするショップもあり、そんな所も楽しみの1つです。「青の洞窟」や「中の島海岸」、「白鳥岬」など人気のシュノーケルスポットとして紹介されている場所の中には、初心者向けではないスポットも含まれているので、まずはツアーに参加して安全に伊良部島や下地島の透き通る海を楽しむのがおすすめです。
伊良部島と下地島のおいしい島グルメ
旅行の楽しみと言えば、やはりグルメは外せないですよね。伊良部島と下地島のおすすめグルメを、リーズナブルなお店からリゾート感溢れるおしゃれグルメまでご紹介します。
地元感を味わえるおすすめグルメ
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伊良部島の佐良浜港内にある、伊良部漁業協同組合の直営食堂です。さすが漁港内の食堂だけあって、新鮮な海鮮を使ったメニューをリーズナブルに楽しめます。海鮮丼や定食、宮古そばなど、地元ならではの食事を楽しむのにぴったりです。建物の外壁には船のペイントがあり、隠れフォトスポットになっているので合わせてチェックしてみてくださいね。
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“宮古島で1番おいしい沖縄そば屋さん”という噂がある、昔ながらの古民家そば屋です。人気メニューは伊良部島近海で獲れたカツオ出汁を使う「伊良部そば」や三枚肉・ソーキの入った「かめそば」。安くておいしい地元の方にも愛されるお店です。
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佐和田の浜を眺めながら、クリスピー生地の本格ピザを楽しめるお店です。おしゃれなテラス席もあり、デザートピザやコーヒー、伊良部産ハーブティーなどのドリンクメニューも豊富です。
レストランさしば
コテージや野球場などがある「さしばの里」内にあり、朝食・昼食・夕食の3つの時間帯で開店しているレストランです。朝食はシンプルですが、昼夜にはボリューム満点のメニューが並びます。定食やバーベキュー、夜は沖縄の居酒屋メニューもあり、幅広い食事を楽しめます。
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佐和田の浜の前にある「ホテルてぃだの郷」の2階にある、グループ旅行などでも利用しやすい広々としたレストランです。島野菜を使った薬膳料理屋ですが、薬膳料理だけではなく「マグロ漬け丼」や「ゴーヤチャンプル定食」「お子様ランチ」などもあるので、家族みんなで楽しめそうですね。佐和田の浜を上から眺めることができる珍しいスポットです。
ちょっと贅沢に♪南の島のおしゃれグルメ
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伊良部島のゲストハウスの1階にあるカフェですが、もちろん宿泊者以外も利用ができます。11時半~15時までのランチタイム営業のみですが、「ホットサンドプレート」や「宮古牛ハンバーグ」などのおしゃれでおいしいメニューを楽しめます。夏季限定の「宮古島産マンゴーパフェ」など、見た目もかわいいデザートメニューも人気です。店内はかわいくて、ゆっくりと過ごせるので女子旅にもピッタリですよ。現在コロナ禍のため休業中ですが、春から再開予定との事なので、事前にチェックしてから訪れてみてくださいね。
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伊良部島から下地島へ行く途中に見える、ウミガメの飾りが付いたおしゃれなレストランです。ランチ、カフェ、ディナー、バーベキューと様々なシーンを渡口の浜を見渡せるオーシャンビューのロケーションで楽しめます。子どもでも食べられるキッズカレーがあるので、家族連れには嬉しいポイントですね。昼は予約の受付をしていませんが、宮古島グルメの中でも人気店のため夜は事前に予約をしておくと安心です。
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海が見えるテラス席がある、おしゃれなレストランです。タコライスやココナッツカレー、ガパオライスなどのランチメニューは島ならではのアレンジがされていて、ここでしか食べられないメニューになっています。店内にはソファー席があるので、子ども連れでも利用しやすいですよ。ランチもデザートもとてもおしゃれで、テイクアウトメニューが豊富なのも今の時期はありがたいですね。
「エコアイランド宮古島」とは?
宮古島市では、島の環境を守り、いつまでも住み続けられる島であるために「エコアイランド宮古島宣言2.0」を掲げ、島内の事業者や島民など多くの方々と協力しながら美しい宮古島を守り続けていく取り組みを行っています。具体的な活動内容は多岐にわたり、SDGsに関連した5つのゴールを定め、宮古島を思う気持ちをお金のように受け取り、実際にサービスを受けられる「理想通貨」などおもしろい取り組みが実施されています。近年少しずつSNSでも広がりを見せ、個人や有志で行われることが多いビーチクリーンに関する取り組みなどもありますよ。「遠く離れた場所に住んでいるけれど、宮古島が好き!」「すぐには行けないけど何か自分も協力したい!」という方には、「ふるさと納税」で「エコアイランド宮古島応援コース」を指定すると、宮古島の環境保全活動に支援をすることができます。大好きな島だからこそ、少しでも自分に何かできることがあると嬉しいですね。
伊良部島・下地島へのアクセス
宮古諸島以外の地域から伊良部島や下地島への交通手段は飛行機のみで、旅客船の運航はありません。2019年に「みやこ下地島空港」の旅客ターミナルがオープンし、東京・大阪・神戸・那覇からLCCの直行便が1日1~2便出航しています。
【所要時間の目安】
那覇⇔下地島…約45分
東京⇔下地島…約3時間
大阪⇔下地島…約2時間半
神戸⇔下地島…約2時間半
また宮古島から伊良部島および下地島までは、橋で繋がっているので車や自転車での移動の可能です。各地から宮古島空港へは下地島空港への所要時間とほぼ同じです。東京や大阪から宮古島へも直行便があり、時間帯や予約状況、旅行プランによって下地島空港か宮古島空港かを選ぶと良いでしょう。時期によって多少の変動はありますが、那覇-宮古島間は1日約15~20便ほどの運航があるので、那覇経由で訪れる人も多いです。
ちなみに宮古島や石垣島、那覇などに住んでいる方は「離島住民割引運賃」でお得に往来することができます。移住者でも住民票を移していれば、離島割引を使ってお得に島旅を楽しめますよ。
最後に
宮古島旅行の際に必ずと言って良いほど、誰もが訪れる人気の離島「伊良部島」と「下地島」についてご紹介しました。伊良部大橋が開通し、近年では開発が進んでいるこの2つの離島は、さらに人気を集めていくことでしょう。発展しつつも昔ながらの穏やかな風景が残る「伊良部島」と「下地島」。それぞれの島の良さや歴史、自然の美しさをこれから先でも見られるように、大切に守りながらも島の素晴らしさが伝わり、楽しめる旅のきっかけになれば嬉しいです。宮古島旅行の際には、ぜひ「伊良部島」と「下地島」にも訪れてみてくださいね。