宮古諸島
大神島を知っていますか?宮古島から船で15分の神が宿る小さな島!
宮古島から北へ約4km、沖縄でも有数のパワースポットが集中する「大神島(おおがみじま)」。南国の自然がそのまま残り、神話に彩られた島として有名です。そんな大神島は“自然の神様がいる島”と言われているほど、多数の聖域やパワースポットがあると言い伝えられています。手付かずの自然が残り、神の島を感じられる大神島で、穏やかに流れる島時間を過ごしてみませんか。
#沖縄県 離島 #宮古諸島 #宮古列島 #大神島 観光 #宮古島から日帰り
アイキャッチ画像提供:PIXTA
2020年3月27日現在の記事
2024年1月4日再編集
大神島とは?
宮古島の北に浮かぶ、周囲約3kmの小さな島「大神島(おおがみじま)」。宮古島の沿岸からも目視することができ、その島名の通り、多数の聖域やパワースポットがあると言い伝えられています。かつては島民以外の入島が制限されていましたが、現在では観光にも注力され、宮古島滞在の目的地の一つになっています。
沖縄の手付かずの自然を満喫したい方、パワースポットめぐりをしたい方、宮古島から離島に行ってみたい方など、宮古島を滞在拠点に島旅を満喫したい方におすすめの離島です。島内を散策したり、島のおじいによる島内ガイド、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができますよ。
大神島を訪れ際は、島民たちが大切に守っている聖域には近づかないなどのルールを守って、手付かずの自然が残る神の島を感じてみてくださいね。穏やかに流れる島時間を味わいながら、島旅を楽しみましょう。
大神島へのアクセス
宮古島の島尻港から定期船で約15分で事前予約はできません。また、運航状況は当日の天候により欠航もあるので、事前に運行状況を確認することをおすすめします。
大神海運 TEL:0980-72-5477
往路 | 復路 | ||
島尻港発 | 大神島着 | 大神島発 | 島尻港着 |
8:00 | 8:15 | 8:20 | 8:35 |
10:20 | 10:35 | 10:45 | 11:00 |
13:00 | 13:15 | 13:30 | 13:45 |
16:10 | 16:25 | 16:30 | 16:45 |
※2024年1月時点の時刻表です
大神島のルールを知ろう
かつてから「大神島には神様がいる」と伝えられ、たくさんの聖域と呼ばれる入ってはならない場所が多くあります。日本神話にも登場する「天岩戸」や「高天原」と呼ばれる場所も大神島にあり、願い事やお祈りに多くの人々が訪れています。そんなパワースポットがある大神島を訪れる際には、島のルールをきちんと守りましょう。
・島の神祭行事の日には立ち入り禁止区域がありますが、島に入島は可能です。
・聖域はみだりに入ることが禁止されています。
・島の自然を壊したり持ち帰ったりしてはいけません。
参照:大神島観光協会
大神島をのんびり散策
島内をのんびりと歩いても2時間ほどです。ぜひ歩いて大神島の豊かな自然を感じてみてはいかがでしょうか。
島のおじいのガイドツアー
豊かな自然が残る大神島には、特徴的な伝統やルールなどが多くあります。パワースポットと呼ばれる聖域も多く、神様のいる島として島民たちに大切にされてきました。大神島のおじいが島のルールを伝えながら観光ガイドをしてくれるツアーがあるので、参加してみてはいかがでしょうか。島のおじいによる観光ガイドで、島のパワーを満喫してくださいね。
所要時間約90分、1人2,000円
※要予約
※3名以上で割引あり
お問い合わせ:大神島観光協会
TEL 0980-72-5350(9:00~18:00)
遠見台(トゥンバラ)
港から北へ歩いて小さな集落を抜けると、島一番の高台「遠見台(トゥンバラ)」があります。遠見台へは木製の階段を5分ほど登り、茂った木々を抜けた先には絶景が広がっています。晴れた日には宮古ブルーの美しい海を見渡せ、心地良い潮風を感じながら眺める島の全景は、島の歴史と自然を感じることができるでしょう。
奇石(ノッチ)
島の沿岸には、「奇石(ノッチ)」と呼ばれる奇妙な形をした岩が点在しています。島の隆起によって地表から転がり落ちた岩と言われ、その形はまるでキノコのようですね。長年にわたる波の浸食によって根元を少しずつ削られ、現在のような奇妙な形になったようです。潮の満ち引きを感じながら沿岸を歩けば、カニや魚、鳥や蝶なども見られますよ。
集落を散策
大神島の集落は港から奥に入った高台にあります。昔ながらの離島の集落では、ゆっくりとした時間の流れを味わうことができます。
近年では集落に野良猫が増えて、かわいい猫ちゃんにも出会えるみたいです。ただ、集落では猫の糞尿被害が多くなっているため、観光で訪れた際は餌を与えるのはやめましょう。
大神島でアクティビティ
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大神島周辺には、そこでしか見られないシュノーケルの穴場スポットがあります。美しいサンゴ礁や熱帯魚を楽しんでみてはいかがでしょうか。シーズン中にはインストラクター同行のツアーもあるので、初心者の方でも安心してシュノーケリングを楽しむことができますよ。
ジニアスマリンクラブ
TEL 090-4075-0428(9:00~18:00)
ツアー開催期間:6月1日〜10月31日
ツアー詳細はこちら
大神島の島ランチ
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大神島を訪れたのなら、島唯一の食堂「おぷゆう食堂」で島グルメを堪能してみてはいかがでしょうか。軽食やドリンクなどのメニューもあるので、アクティビティ後や歩き疲れた時の休憩にもおすすめですよ。
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島の特産品「燻製タコ」を使った名物カーキダコ丼や宮古そばもあります。ぜひ晴れた日には、眺めの良いテラス席で味わってみてはいかがですか。
最後に
今回は大神島についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。観光地として開発されず、昔から残っている自然に囲まれた静かな島は、きっとリラックスできる環境でしょう。島時間が流れる島をのんびりと散策したり、アクティブにシュノーケリングを楽しんだりと、素敵な島旅を楽しむことができますよ。島民たちが大切に守ってきた大神島で、“何もない贅沢”をぜひ味わってくださいね。