長崎
壱岐島:イルカとヒトが会話するようにコミュニケーションできる社会を実現したい!
IKI PARK MANAGEMENT株式会社が運営する壱岐イルカパーク&リゾートにおける“イルカファースト”の推進を目的に、長崎県壱岐市はクラウドファンディング型で地域課題解決の資金をふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®(以下GCF)」を活用したプロジェクト「イルカとヒトが会話するようにコミュニケーションできる社会を実現したい!エサでコントロールせず、信頼関係構築を重視した飼育に挑戦!」を開始します。募集期間は2020年12月4日(金)~2021年3月3日(水)、目標寄附金額は250万円です。
本プロジェクトは、壱岐イルカパーク&リゾートが目指す“日本で唯一無二のヒトが誰でもイルカと会話するようにコミュニケーションできる場所にすること”を応援する形で、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクが提供しているGCFを活用し、長崎県壱岐市が実施します。
壱岐イルカパーク&リゾートは、リニューアルオープンを契機に、アメリカを代表するイルカのふれあい施設“Dolphin Research Center”と飼育技術提携を行い、DRCの提唱する動物との信頼関係を第一に考え、餌に頼らない飼育方法“Relationship Based Training”を世界で初めて全面的に取り入れ、トレーニングそのものを変えていこうとしています。
本プロジェクトを機に更により良い施設にしていきます。
「イルカとヒトが会話するようにコミュニケーションできる社会を実現したい!
エサでコントロールせず、信頼関係構築を重視した飼育に挑戦! 」
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プロジェクト概要
■期間:2020年12月4日(金)~2021年3月3日(水)
(90日間)※募集期間は延長する場合があります。
■募集額:250万円
■寄附金の使い道:
1.壱岐イルカパーク&リゾートのイルカの生活環境の充実
2.行動生態、動物介在療法(ドルフィンセラピー)、繁殖の研究等
3.施設管理費
■SDGs:14海の豊かさを守ろう、17パートナーシップで目標を達成しよう
■主催:長崎県壱岐市
■サイト運営会社:株式会社トラストバンク
プロジェクトの目標
1.DRCの提唱する“Relationship Based Training”を学び、実践していきます。
2.イルカファースト、イルカを最優先に施設環境を充実させていきます。
3.東京大学大気海洋研究所と連携し、行動生態研究を進めていきます。
4.東京農業大学と連携し、動物介在療法の研究を進めていきます。
5.専門学校や水族館等と連携し、“Relationship based Training”の国内普及を推進します。
長崎県壱岐市 観光課のコメント
2019年から壱岐イルカパーク&リゾートを、地方創生の拠点施設としてリブランディングし、交流人口拡大による地域経済活性化の取り組みを進めてきました。
その中で、DRCとの連携が決まり、トレーナー、イルカたち、施設スタッフ一丸となって、ヒトとイルカの関係性を根本的に変えるチャレンジをしています。
日々、表情が豊かになっていくトレーナーやイルカたちを見ていると、“Relationship Based Training”を取り入れることが、人の考え方や、コミュニケーションなど様々な面に与える影響の素晴らしさを感じます。道のりの長い取り組みですが、最初の一歩を踏み出した壱岐イルカパーク&リゾートをサポートしていきたいと思いますので、賛同いただける皆様からの温かい応援をよろしくお願いいたします。
IKI PARK MANAGEMENT株式会社 高田佳岳氏コメント
2019年4月にリニューアルしてからあと数ヶ月で2年を迎えます。新型コロナウイルスの影響で、壱岐島を取り巻く環境は一変しました。来島する観光客だけに頼り、その数で一喜一憂していた頃とは打って変わって、いつまた戻ってくるのかもわからない、一寸先も見込むこともできない日々。しかし、動物の飼育という仕事には悲観して、動きを止めている暇はありません。改めて自分たちの目の前の環境とイルカを見直し、明日が見えないからこそできることを改めて考え直す時間をもらえたと思っています。
この度GCFに挑戦させてもらうチャンスをいただいたことで、改めて私たちのやりたいこと、チャレンジしていきたいことを、みなさんにご紹介させていただき、確実に一歩一歩、未来に向かって進んでいきたい、と思っております。 私たちは、ここでご紹介させていただく多くのパートナーと協働していき、みなさまからのご協力をいただくことで、近い将来、必ず「日本で唯一無二の飼育施設、すなはちイルカと話せるように交流できる施設」となっていたいと思います。
ガバメントクラウドファンディング(GCF)
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。
自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、広く資金を調達する。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる GCFでは、自治体が地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄附金と使い道、寄附金を集める期間などを提示する。
2020年1月時点で寄附総額70億円を突破し、680以上のプロジェクトが実施された。
「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」サイトはこちら
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
<株式会社トラストバンクについて>
2012年4月設立。同年9月ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。
同サイトは、月間最大約2億PV(2019年12月)、契約自治体約1,500団体超(2020年1月)、お礼の品登録数24万点超(2020年1月)を掲載。
壱岐イルカパーク&リゾート
1995年、長崎県壱岐市が市営でイルカの保護を目的に創業。創業以来、市営にて運営し、至近距離でイルカとふれあえる施設として、年間約2万人程の島内島外の来場者が訪れてきました。2018年、長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、「IKI PARK MANAGEMENT株式会社」を設立、同年4月25日(木)にリニューアルオープンを迎えました。また、同年、アメリカフロリダ州にあるドルフィンリサーチセンター(DRC)と世界で初めて施設としての飼育技術提携を行い、DRCが提唱する“Relationship Based Training”を取り入れ、ヒトとイルカの信頼関係構築を基礎とした飼育を実践し、日本国内への技術普及を推進していきます。
■オフィシャルHP/SNS
HP Instagram Twitter Facebook
■開館時間
平日 9:30~17:30(夜間営業は繁忙期のみ)
土・日・祝 9:30~17:30(夜間営業は繁忙期のみ)
■住所:〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触
■アクセス
◎福岡県から(九州郵船)
博多港発→芦辺港 or 郷ノ浦港(高速船 約70分/フェリー 約140分)
◎佐賀県から(九州郵船)
唐津港発→印通寺港(フェリー 約100分)
◎長崎県から(オリエンタルエアブリッジ)
長崎空港→壱岐空港(飛行機 約30分)
IKI PARK MANAGEMENT株式会社
長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、2018年に設立。壱岐市内の公営遊休施設をファシリティマネジメントにより有効活用し、官民連携で潜在的な資源を磨き上げ、観光交流人口の拡大や、観光消費の拡大により、島の経済浮揚を牽引することを目的としている。その第一歩として、壱岐イルカパークのリニューアルに加え、バーベキュー、マリンアクティビティ事業、キャンプサービスなど島の自然を活かしたアウトドアやレジャーを軸に展開している。