SNS

I live with the island and stay with the island

SEARCH詳細検索

SEARCH

CLOSE

鹿児島

奄美大島:宿泊施設『伝泊』が「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞!

2020.09.28

奄美大島:宿泊施設『伝泊』が「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞!

奄美群島で『伝泊』を展開する奄美イノベーション株式会社が、国連世界観光機関(UNWTO)が審査する「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」にて最優秀賞である【国土交通大臣賞】を受賞。加えて、【UNWTO倫理賞】も受賞し、ダブル受賞の栄光をいただきました。

公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は、2020年10月29日(木)から11月1日(日)の4日間、沖縄コンベンションセンター及び2021年1月7日(木)から9日(土)の3日間、東京ビッグサイトで開催する「ツーリズム EXPO ジャパン 2020」の開催に先立ち「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」(審査委員長:本保芳 明 国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表)の各賞を決定しました。



「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」とは

本アワードはツーリズムの発展・拡大に貢献し、「ツーリズムEXPOジャパン」とのシナジー効果に寄与、または国内・海外の団体・組織・企業の持続可能で優れた取り組みを表彰するものです。受賞取り組みを広く社会に知らしめることで、ツーリズムへの理解を進めると同時に、モデルとしてさらなるツーリズムの発展に寄与することを目的とします。
引用はこちら

第6回ジャパン・ツーリズム・アワード 審査結果

◎国土交通大臣賞/UNWTO倫理賞 受賞
◎受賞対象の取り組みの概要
・団体名:奄美イノベーション株式会社(国内・訪日領域)
・取組名:集落文化×「伝泊+まーぐん広場」が創る「日常の観光化」を国内外に展開
◎評価ポイント
空き家等を活用し、集落の中に宿泊するというキラーコンテンツに頼らない「集落文化の日常を観光化」する新しい旅のカタチの提案である。観光客誘致だけでなく、地域住民の雇用促進や、観光客と地域住民が集う場を設けることで、住民と観光の垣根を無くす等、社会性の高さも評価された。

『伝泊』とは

奄美大島_『伝泊』「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞

公式ホームページはこちら
「伝統的・伝説的な建築と集落文化」を次の時代に伝えるための宿泊施設です。
奄美の家々には奄美の自然・気候ならではの建築構法があり、それが空き家となり、老朽化して失われようとしています。そして、奄美には琉球王国時代の統治、薩摩藩からの支配などの歴史を受けた集落ごとの独特な文化が今もまだ根付いています。これらの独特の建築文化・集落文化を後世に伝えていくこと、残していくことを目的とした奄美出身の建築家・山下保博によるまちづくりのプロジェクトです。
2016年に「伝泊・古民家」をはじめとし、奄美大島・徳之島・加計呂麻島の3島に4ブランドの宿泊施設(30棟・44室)を展開しています。

<『伝泊』 施設紹介>

伝泊 古民家

奄美大島_『伝泊』「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞

施設ホームページはこちら
コンセプト:「伝統的・伝説的な建築と集落文化」を次の時代に伝えるための宿泊施設。
集落の空き家問題の相談を受けた頃から始まったブランド「伝泊 古民家」。
伝統的な建物を残し、島の歴史を多くの人に知ってもらい、次の世代につないでいくことで、 島を守りたいという想いから、宿泊施設としての再利用を提案し、生まれた宿泊施設です。
現在、奄美大島に7棟、加計呂麻島に2棟、徳之島に6棟の古民家を回収した施設を展開しています。

伝泊 The Beachfront MIJORA

奄美大島_『伝泊』「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞

施設ホームページはこちら
コンセプト:海と空がつながり、人と自然が呼応する。
全棟に共通する空間のこだわりは、目の前に広がる海と室内の間が全てガラス、という開放感。
それでいて、さりげなく海まで伸びるコンクリート壁や広く取られた屋外デッキによって、プライバシーもしっかり確保されているビーチフロント・ヴィラです。
奄美の伝統建築に敬意を表した贅沢な木の天井の下で、刻々と移ろいゆく海の色を眺めれば、時が経つのを忘れてしまいそう。
「伝泊 The Beachfront MIJORA」は、「伝泊」ブランドの中で唯一、改修ではなく、私が新たに設計した新築のビーチフロント・ヴィラです。

奄美大島_『伝泊』「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」ダブル受賞

奄美の伝統建築である高倉と、奄美の浜辺で良く見られるウノアシ貝の形状から着想を得た木の屋根を、折り紙のようにシンプルなコンクリート躯体の上に乗せ、伝統と新しいものの融合をはかりました。
余計なものをそぎ落とした禅的な美意識がたゆたう空間で、ただひたすら海と向き合う贅沢な時間。
日常の喧騒をわすれ、生命の根源を見つめなおすような時間を堪能していただければ幸いです。

 

奄美イノベーション株式会社 代表取締役・山下保博氏によるコメント
国土交通大臣賞・UNWTO 倫理賞の2つもの賞をいただき大変感謝しております。
2016年に伝泊をスタートさせ、2020年に30棟・44室を民間の資金調達により短期間で広がったのも、地域住民や地域銀行の協力の賜物です。奄美は、世界自然遺産の候補地ですが、それ以上に何百年も小さな集落単位でそれぞれの文化・伝統を持っていることが特徴的な地域です。
観光客が集落の日常を住民と共に体験することが、これからの観光の中心になればと思っています。
建築家として、別の地域の集落にも光を当て、住民の方々と共に緩やかな活性化に協力できればと思っています。

奄美イノベーション株式会社 会社概要
・企業理念
地理的にも歴史的にも、琉球と薩摩のハザマで時を重ねてきた奄美には、太古から受け継がれた豊かな自然と、「しま」と呼ばれる集落ごとに少しずつ異なる独特の文化があります。この「しま」で育まれてきた「ひと」同士のつながりの深さが、何よりも奄美の大きな「たから」です。奄美イノベーション株式会社は、「しま・ひと・たから」を大切に守りながら、新しい時代にふさわしいイノベーションをデザインする会社です。
企業ホームページはこちら

 

 

PR TIMESプレスリリース詳細
提供:PR TIMES

RELATED