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香川

直島への行き方!フェリーや旅客船の航路・時刻表・料金表をご紹介

2024.01.17

直島への行き方!フェリーや旅客船の航路・時刻表・料金表をご紹介

島内の暮らしと自然とアートが融合したアートの島として有名な瀬戸内海に浮かぶ「直島(なおしま)」。3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の会場としても知られ、国内外から多くの観光客が訪れます。今回は、香川県と岡山県から直島への行き方について、所要時間や時刻表、運賃と支払い方法や事前予約の可否までご紹介します。

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アイキャッチ画像提供:PIXTA



直島へのアクセスと地域の特徴

直島_アクセス・行き方

香川県「直島(なおしま)」は、香川県高松市と岡山県玉野市の間に浮かぶ離島です。直島へは空路がないため、本州から直島へ行く場合は玉野市の宇野港から、四国から直島へ行く場合は高松市の高松港からフェリーまたは小型旅客船等で移動します。
直島は宮浦(みやのうら)エリア、本村(ほんむら)エリア、積浦・琴弾地(つむうら・ごたんぢ)エリアの3つのエリアに分かれています。美術館があるベネッセアート直島周辺へ行くには積浦・琴弾地エリアにあるつつじ荘で場内シャトルバスに乗り換えて移動します。
直島には宮浦港と直島港(本村)の2つの港がありますが、宮浦エリア~本村エリア~積浦・琴弾地エリアまで町内バスが運行しているため、どちらの港で下船しても島内を周遊して観光を楽しむことができます。

今回は、宇野港または高松港から直島へ運航するそれぞれの航路別に所要時間や時刻表、運賃と支払い方法、事前予約の可否、問い合わせ方法などについてご紹介します。
※直島には宇野港から発着する風戸港もありますが、一般旅客は乗船できないため今回はご紹介していません。
※本記事は2024年1月の情報です。特に時刻表・運賃については事前に最新の情報をご確認ください。

直島の中心地、宮浦港・宮浦エリア

宮浦港は直島で1番船の発着便数が多く、すぐ近くに芸術家 草間彌生氏の作品「赤かぼちゃ」や直島パヴィリオン、宮浦ギャラリー六区などの観光施設がある島の中心地です。宮浦港の待合ターミナルの役割を果たす海の駅なおしまは、おしゃれなガラス張りの建物に観光案内所やカフェ、お土産店などが併設されています。港のすぐ近くにはレンタサイクルショップも並んでいるので、観光をする際にも利用することができます。

町並みアートのある直島港・本村エリア

 

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直島港は空き家などの古民家を改修し空間全体をアート作品として展開する家プロジェクトをはじめ、飲食店などがある本村エリアにある港です。本村にある直島港なので、本村乗り場などと呼ばれることも多いです。乗り場のすぐ近くにある泡のような球体が重なる作品は待合所やトイレ、駐輪場を兼ねているなど、実用性とアート性の両面を兼ね備えた作品を楽しむことができます。宮浦港に比べて人の流れが少なく、穏やかな雰囲気を感じることができます。



岡山・宇野港から直島・宮浦港までの船

宇野港から宮浦港への航路はフェリーと旅客船が運航しています。フェリーは人、自転車・バイク、自動車の乗船が可能で、旅客船は人のみ乗船が可能です。どちらも運賃は同一で所要時間も大差がないため、利用時刻に合わせて船を選択すると良いでしょう。
また、往復割引切符を利用する場合、直島(本村)航路でも利用可能なので、行きは宇野港から宮浦港へ向かい、帰りは直島港から宇野港に戻るなどのアレンジも可能です。

フェリー・旅客船の時刻表と所要時間

宇野港から宮浦港までは主にフェリーの運航となり、1日3便のみ旅客船が運航しています。

フェリー:1日13便、片道約20分
旅客船:1日3便、片道約15分

行き(往路) 帰り(復路)
岡山・宇野港発 直島・宮浦港着 直島・宮浦港発 岡山・宇野港着
06:10 06:30 06:00 06:20
06:30 06:50 06:40 07:00
07:20 07:40 07:50 08:10
08:22 08:42 08:52 09:12
09:22 09:42 09:52 10:12
11:00 11:20 11:10 11:30
12:15 12:35 12:45 13:05
13:30 13:45 13:55 14:10
14:25 14:45 14:55 15:15
15:30 15:50 16:02 16:22
16:30 16:50 16:35 16:55
17:05 17:25 17:35 17:55
18:53 19:13 19:02 19:22
20:25 20:45 20:25 20:45
22:30 22:45 ※21:15 21:30
00:35 00:50 ※00:15 ※00:30

※時刻左の※の便は旅客船での運航です。
※最新情報は四国汽船の公式HP内「ダイヤのご案内」からご確認ください。

運賃と支払い方法について

宇野港から宮浦港へ運航するフェリーと旅客船の運賃について、どちらも料金は同一で片道300円です。13歳以上は大人料金、6歳~12歳の小学生は小人料金となり、大人料金のみ往復割引があります。
また、旅客船の最終便については、深夜運賃が適用されます。

【旅客運賃】
フェリー・旅客船:大人片道300円、往復570円/小人片道150円(往復割引なし)
深夜運賃:大人590円、小人300円
・支払い方法:現金のみ
・往復割引切符は購入翌日まで有効

【自転車・バイクを持ち込む場合】
フェリーの場合、乗船時に特殊手荷物として自転車やバイクを運ぶことが可能です。
自転車:片道310円
バイク:125cc以下 片道640円、125cc超過 片道970円
※どちらも別途旅客運賃が必要です。

【自動車・トラック等の運賃】
フェリーの場合、自動車等を乗せて移動することが可能です。運ぶ自動車等のサイズにより車両航送運賃が異なります。車両航送運賃にはドライバーの運賃が含まれますが、同乗者がいる場合、同乗者は別途旅客運賃が必要です。また、チケット購入時に車検証が必要です。

※運賃の詳細は四国汽船HPをご確認ください。

乗船予約・チケット購入・宇野港乗り場について

宇野港から直島を結ぶフェリーと旅客船ではチケットの予約及び事前販売を行っていないため、当日にキップ売り場で購入する必要があります。
キップ売り場はそれぞれの乗り場に隣接して設置され、フェリーと旅客船の乗り場は徒歩5分ほど離れているので注意が必要です。

フェリーのキップ売り場は、JR宇野駅から徒歩約5分ほど、すぐ横に「直島(風戸)行き」のきっぷ売り場もありますが、風戸は一般旅客の利用ができないため、豊島・小豆島行きと同じキップ売り場の直島行きを利用してください。
旅客船のキップ売り場もJR宇野駅から徒歩約5分ほど、宇野港第1突堤緑地の手前にあります。ただし、21:15発と00:15発の便については直接乗り場に行って船員へ支払いをして乗船します。

詳細は四国汽船HP内「乗り場のご案内」をご確認ください。

岡山・宇野港から直島港(本村)までの船

宇野港から直島港への航路は旅客船のみの運航で、人のみ乗船が可能です。自転車やバイク、車などを運びたい場合は宮浦港に就航するフェリーを利用してください。
また、往復割引切符を利用する場合、宮浦航路でも利用可能なので、行きは宇野港から本村港へ向かい、帰りは宮浦港から宇野港に戻るなどのアレンジも可能です。

旅客船の時刻表と所要時間

宇野港から直島港までは旅客船のみ、1日5便が運航しています。

旅客船:1日5便、片道約20分

行き(往路) 帰り(復路)
岡山・宇野港発 直島港着 直島港発 岡山・宇野港着
07:25 07:45 06:45 07:05
11:55 12:15 07:55 08:15
16:50 17:10 13:00 13:20
17:45 18:05 17:20 17:40
18:35 18:55 18:10 18:30

 

運賃と支払い方法について

宇野港から直島港へ運航する旅客船の運賃は片道300円です。13歳以上は大人料金、6歳~12歳の小学生は小人料金となり、大人料金のみ往復割引があります。

【旅客運賃】
旅客船:大人片道300円、往復570円/小人片道150円(往復割引なし)
支払い方法:現金のみ

乗船予約・チケット購入・旅客船乗り場について

宇野港から直島港を結ぶ旅客船ではチケットの予約及び事前販売を行っていないため、当日にキップ売り場で購入する必要があります。
11:55発のキップのみ乗り場に隣接したキップ売り場で購入しますが、その他の便については直接乗り場に行って船員へ支払いをして乗船します。近くにフェリー乗り場もあるため間違わないように注意が必要です。JR宇野駅から徒歩約5分ほど、宇野港第1突堤緑地の手前にあり宮浦行きと直島(本村)行き共通のキップ売り場です。

詳細は四国汽船HP内「乗り場のご案内」をご確認ください。



香川・高松港から直島・宮浦港までの船

高松港から宮浦港への航路はフェリーと高速旅客船が運航しています。フェリーは人、自転車・バイク、自動車の乗船が可能で、高速旅客船は人のみ乗船が可能です。
また、フェリーのみ往復割引切符の設定があり、高速旅客船の片道料金以下の金額で往復乗船することができます。高速旅客船は1日3便のみの運航ですが、高松からの始発便と最終便は高速旅客船の運航のため、直島での時間をゆっくりと取りたい方にはおすすめです。ただし、乗船人数に限りがあり事前予約等ができないため、時間に余裕を持って並ぶなどの注意が必要です。

フェリー・高速旅客船の時刻表と所要時間

高松港から宮浦港までは主にフェリーの運航となり、1日3便のみ高速旅客船が運航しています。

フェリー:1日5便、片道約50分(復路約60分)
高速旅客船:1日3便、片道約30分

行き(往路) 帰り(復路)
香川・高松港発 直島・宮浦港着 直島・宮浦港発 香川・高松港着
※07:20 07:50 ※06:45 07:15
08:12 09:02 07:00 08:00
※09:20 09:50 ※08:40 09:10
10:14 11:04 09:07 10:07
12:40 13:30 11:30 12:30
15:35 16:25 14:20 15:20
18:05 18:55 17:00 18:00
※20:30 21:00 ※19:45 20:15

※時刻左の※の便は高速旅客船での運航です。

運賃と支払い方法について

高松港から宮浦港へ運航するフェリーと高速旅客船の運賃について、13歳以上は大人料金、6歳~12歳の小学生は小人料金となり、フェリーの大人料金のみ往復割引があります。

【旅客運賃】
フェリー:大人片道520円、往復990円/小人片道260円(往復割引なし)
高速旅客船:大人1,220円、小人610円
・支払い方法:現金のみ
・往復割引切符は購入翌日まで有効

【自転車・バイクを持ち込む場合】
フェリーの場合、乗船時に特殊手荷物として自転車やバイクを運ぶことが可能です。
自転車:片道310円
バイク:125cc以下 片道640円、125cc超過 片道970円
※どちらも別途旅客運賃が必要です。

【自動車・トラック等の運賃】
フェリーの場合、自動車等を乗せて移動することが可能です。運ぶ自動車等のサイズにより車両航送運賃が異なります。車両航送運賃にはドライバーの運賃が含まれますが、同乗者がいる場合、同乗者は別途旅客運賃が必要です。また、チケット購入時に車検証が必要です。

※詳細の運賃は四国汽船HPをご確認ください。

乗船予約・チケット購入・乗り場について

高松港から直島を結ぶフェリーと旅客船ではチケットの予約及び事前販売を行っていないため、当日にキップ売り場で購入する必要があります。
フェリーと高速旅客船のキップ売り場は徒歩3分ほどの場所に設置されていますが、それぞれ乗り場でのみキップの販売を行っています。

詳細は四国汽船HP内「乗り場のご案内」をご確認ください。

香川・高松港から直島港(本村)までの船

高松港から直島港への航路は小型旅客船のみの運航で、人のみ乗船が可能です。こちらの航路は豊島フェリーが運航する船を利用します。高松と豊島を結ぶ航路で直島を経由する便の利用となり、必要に応じて臨時便が運航することもありますが、時期や曜日によっては運休の場合もあるため乗船予定日に運航予定があるか必ず事前に確認してください。

フェリー・小型旅客船の時刻表と所要時間

高松港から直島港への小型旅客船は、①3月20日~11月30日 ②12月1日~3月19日の2つのダイヤに分かれます。

小型旅客船:1日0便~2便、片道約30分

①3月20日~11月30日
行き(往路) 帰り(復路)
香川・高松港発 直島港着 直島港発 香川・高松港着
※9:07 9:37 15:30 16:00
10:45 11:15

※時刻表左の※の便は月・土・日曜日・祝日のみ運航
※行き(直島港行き)…火曜日運航なし
※帰り(高松港行き)…月・土・日曜日・祝日のみ運航(火・水・木・金曜日運航なし)

②12月1日~3月19日(火・水・木・金曜日:運航なし)
行き(往路) 帰り(復路)
香川・高松港発 直島港着 直島港発 香川・高松港着
9:07 9:37 15:30 16:00

※月・土・日曜日・祝日のみ運航

運賃と支払い方法について

高松港から直島港へ運航する小型旅客船の運賃について、13歳以上は大人料金、6歳~12歳の小学生は小人料金となり、小学生未満は1名限り無料です。また、乗船券は購入当日限り有効のため、事前購入等はできません。

【旅客運賃】
小型旅客船:大人片道1,220円/小人片道610円
・支払い方法:現金のみ

乗船予約・チケット購入・乗り場について

高松港から直島港を結ぶ小型旅客船ではチケットの予約及び事前販売を行っていないため、当日にキップ売り場で購入し、先着順での乗船となります。
高松港の中でも「県営第二桟橋の豊島行き高速船のりば」から、豊島行きの船の経由地として直島へ寄港するため乗り場について注意が必要です。



小豆島から直島への行き方

香川県本土及び岡山県本土から直島へ行く上記の方法の他にも、瀬戸内国際芸術祭の開催期間中のみの期間限定で、同じ香川県の離島である小豆島と直島を結ぶ船が運航します。直島同様、瀬戸内国際芸術祭の会場の1つとして小豆島もアートの島として知られているため、開催期間中は小豆島と直島を数日かけて周遊するのもおすすめです。高速旅客船のみの運航となり、人のみ乗船が可能です。
インターネット等で調べると常時掲載が確認できるサイトもありますが、期間限定運航のため2024年現在は就航していません。

旅客船の時刻表・運賃

2022年開催時の場合、小豆島の土庄港から直島の宮浦港までは旅客船のみ、1日2便が運航しました。
また、直島にある地中美術館の休館日は運休となります。休館日は通常月曜日ですが、祝日の場合は開館し翌日が休館となるなど変動があるため、事前に船の運航があるか確認してから利用してください。

旅客船:1日2便、片道約45分、大人片道1,500円
※2024年1月現在運航なし。瀬戸内国際芸術祭の開催期間中のみの期間限定運航です。

直島への行き方を選ぶポイント

今回は本州側からも四国側からもアクセスしやすい直島へ、岡山県または香川県からの行き方についてご紹介しました。
岡山県の宇野港から行く場合、フェリーと旅客船どちらを利用しても移動時間にほとんど差がなく、直島にある2つの港のどちらへ行っても片道300円、往復割引適用で570円で移動ができるため、見たい作品に近い港や訪れる時間に合わせて利用する船を選ぶと良いでしょう。
また、香川県の高松港から行く場合、船の便数から考えると基本的に高松港から宮浦港への船を利用するのがおすすめです。直島は島内の周遊がしやすいため、どちらの港で降りても問題ありません。
ぜひ、この記事を参考に気軽に訪れてみてくださいね。

 

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