広島
高校魅力化プロジェクト!島の生徒と向き合う地域おこし協力隊を募集
造船業と農業の島として知られる広島県の「大崎上島(おおさきかみじま)」は、自然豊かで美しい景観があり、気候的にも過ごしやすい離島です。“教育の島”を推進する大崎上島町では、『ひかりあふれる「学びのある島」へ』という基本理念のもと様々な取組を行っています。今回、高校魅力化プロジェクトを実施する広島県立大崎海星高等学校の生徒が暮らす教育寮「コンパス」のハウスマスターとして働く地域おこし協力隊を募集します。
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画像提供:大崎上島町
Contents
教育の島で働く地域おこし協力隊の仕事とは?
大崎上島町では役場と学校、地域で連携して魅力ある学校づくりを目指す「大崎海星高校魅力化プロジェクト」を実施しています。今回は生徒たちが暮らす教育寮のハウスマスターの職種で地域おこし協力隊を募集しています。
ハウスマスターは、大崎海星高校の教育寮「コンパス」で生活をする生徒の暮らしをサポートしたり、寮生活における生活指導を行うことが主な仕事です。生徒が起床して登校するまでの時間帯と、帰寮して就寝するまでが主な勤務時間となります。その他の時間帯は宿直・日直が対応しており、食事は調理員がつくります。居室は寮内にありますが、生徒の生活スペースとは隔離されているため、一人暮らしのように過ごすことができます。
一緒に働きたい人材像と仕事内容
大崎海星高校は先進的な高校魅力化プロジェクトの実施校ということもあり、全国からプロジェクトに関わりたいと様々な職種の方が移住しています。今回のハウスマスターの募集ではどのような職種経験でも良いのですが、社会経験があり生徒からの質問に瞬発力良く返答できる方、ダメなものはダメと伝えられる方が良いです。生徒には集団生活をする上での最低限のルールを守ってもらう必要がありますが、全国各地から様々な生活環境で育ってきた生徒が集まっているため、時にはルールに適応できない生徒も出てきます。
ただ、これらのルールは彼らが社会に出たときに基本となるものでもあるため、ハウスマスターには自身の社会人経験や学んできた社会的なルール、マナーと照らし合わせながら、どうしてこのルールを守らなければならないのか生徒に指導できるような能力が求められます。
教育に関わる地域おこし協力隊の魅力
全国で同じように高校魅力化の活動があると思いますが、大崎海星高等学校は全国的に見ても早い段階から魅力化事業に取り組み始めた先進的な学校です。また、関係者間の風通しが良く、学校・町・地域みんなで様々な情報交換をしながら活動を行うチームワークの良さが大きな魅力の1つです。高校の魅力化は学校・町・地域の3つが連携してこそうまく回りますが、普段から気軽に話したり相談したりできる環境なので、より良い教育環境に繋がっています。
また、町が住宅(寮内)を用意しているので住居に困ることはありません。さらには家賃、水道、光熱費、インターネット代、車のリース代、ガソリン代も町が負担するので、生活をするのに必要なのは食費程度で出費を抑えることができます。
応募・選考方法について
まずは履歴書と職務経歴書(活動報告書)、800~2,000字程度の志望動機書を郵送またはメールで提出してください。書類到着後に第一次選考(書類審査)、第二次選考はオンライン面接、大崎上島町での面接を行います。来町の際には、学校や寮などの職場環境も見ていただきます。
採用担当:大崎上島町 企画課 企画調整係
郵送住所:〒725-0231 広島県豊田郡大崎上島町東野6625-1
メールアドレス:kisland01@town.osakikamijima.lg.jp
募集要項
今回、大崎上島町では地域おこし協力隊として教育寮のハウスマスターの募集します。
- 職種:広島県立大崎海星高等学校 教育寮「コンパス」での寮生の生活支援(ハウスマスター)
- 募集人数:若干名
- 資格・免許:普通自動車運転免許
- 勤務地:大崎上島町学習交流センター内の県立大崎海星高校教育寮「コンパス」
- 勤務時間:7:00~23:00の間で週35時間程度を基本とする。(休憩1時間)
- 雇用形態:大崎上島町の会計年度任用職員(地域おこし協力隊)
- 任用期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日まで
※活動実績により1年ごとに更新し、最長3年まで延長することができます。 - 休日・休暇: 週休2日程度のシフト制、年末年始、有給休暇
- 給与・賃金:月額167,000円
※所得税、社会保険料等の本人負担分が差し引かれます。 - その他福利厚生:期末手当(6月、12月)、社会保険等(健康保険、厚生年金、雇用保険)、住宅は町が用意し住宅費・光熱水費は全額町が負担、活動に使用する車両等は町が貸与、活動に必要な燃料費・通信費・消耗品費等については予算の範囲内で町が負担
採用担当:大崎上島町 企画課 企画調整係
郵送住所:〒725-0231 広島県豊田郡大崎上島町東野6625-1
メールアドレス:kisland01@town.osakikamijima.lg.jp
大崎上島町とは
大崎海星高校の他に中高一貫校の広島叡智学園、広島商船高等専門学校などの教育機関があり、それぞれが独自の教育方針や専門性を持って運営をしています。
みかんやレモンを中心とした柑橘類の栽培や造船業も盛んで、瀬戸内海特有の降雨・降雪・降霜日数が少なく、年間を通じて過ごしやすい気候が特徴です。
島外へのアクセス
大崎上島町は本土と橋でつながっていない、広島県唯一の離島の自治体ですが、フェリーなどの航路が多く、約30分で竹原市へ渡ることができます。竹原港からは広島空港も近く、広島市内へ行くには高速バスで約1時間と離島でありながらも都市部へのアクセスも良いです。
地域おこし協力隊とその後のキャリア
地域おこし協力隊の任期は更新を続けて最長3年です。ハウスマスターはその後のキャリアも様々です。
また、町内に残って引き続きプロジェクトに関わっている方もおり、中には魅力化プロジェクトに携わる関係者で立ち上げた社団法人に所属しながら仕事をしている方もいます。
全国にある教育現場の中でも、生徒一人ひとりと向き合いながらサポートしていきたい方にとって、とても魅力的な環境だと思います。少しでも興味がありましたら、まずはご応募ください。