夜の宮島を楽しもう！ライトアップされた厳島神社や町家通りを夜散歩♪

通称「宮島（みやじま）」と呼ばれる広島県の離島「厳島（いつくしま）」。宮島口からフェリーで約10分、広島市内から高速船で約45分とアクセスが良いため、日帰りでも訪れやすい離島です。世界遺産に登録されている厳島神社など神社仏閣への参拝などが人気で、国内外の観光客や修学旅行生が多く訪れているのも特徴の1つです。昼間は観光客で賑わっていますが、夜は昼間の雰囲気とはまったく異なる宮島の楽しみ方があります。今回は、そんな宮島に実際に宿泊をして夜の宮島を散策してきたので、その様子をご紹介します。

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撮影：りとふる編集部

厳島神社のライトアップ

まず、必ず訪れたい夜のスポットといえば厳島神社。世界文化遺産にも登録されている厳島神社では、大鳥居や参道を中心に毎日ライトアップがされています。
昼間は参拝者が多いのですが、夜間は参拝ができないため、ゆっくりとライトアップされた厳島神社を鑑賞することができます。大鳥居や本堂のライトアップが美しいのはもちろん、参道の灯篭も明る過ぎず趣がありますよ。

おはようございます。押井でございます。今週もよろしくお願いいたします！先日宮島参拝遊覧船に乗船して参りました。広島･地元に住んでいると夜の宮島へ行く機会は少ないのですが昼とは違った景色、遊覧船からの景色はとても幻想的でございましたよ！https://t.co/dWwdo3iGq3 pic.twitter.com/bcrwXCwGN8

— 広島県観光連盟〜押井のつぶやき〜 (@hiroshima_wel) June 18, 2017

通常は歩いて陸から見ますが、遊覧船に乗って海から大鳥居を間近に眺めることもできます。予約のない日は運休になることもあるため、遊覧船から眺めたい場合は事前に予約をしておきましょう。

町家通りの町灯り

かつての宮島のメインストリートであった町家通り。飲食店などは少なく、島民の生活感を感じることができる趣のある通りです。夜は町並みに馴染んだ町家通りの街灯と、宮島のシンボルでもある朱色が鮮やかな五重塔のライトアップが美しいので、ぜひ散策してみてはいかがでしょうか。

また、町家通りは観光客はあまり使わず、地元の方や鹿たちが使う通りです。生活通りなので静かに散策してくださいね。夜の宮島では、多くの観光客向けのお店が閉まりますが、町家通りにあるいくつかの飲食店は営業していました。地元の方が集うお店のようでしたが、夜の宮島を楽しむのに地元の方と交流するのも楽しそうですね。

紅葉谷のライトアップ

11月頃になると宮島の紅葉も色づき、夜の宮島散策を楽しむのにおすすめの時期です。老舗旅館の岩惣の目の前にある紅葉橋から続く「紅葉谷公園」では、11月3日から11月27日（2022年度の情報）までライトアップがされています。ライトアップは日没から20時までのため、夕食を早めに食べて散策に出かけてみてはいかがでしょうか。厳島神社のライトアップは23時までなので、まずは紅葉谷を散策してから厳島神社まで散策するのがおすすめですよ。

夜の大聖院を参拝

1200年の歴史があり、真言宗御室派の大本山である大聖院も紅葉が美しいスポットの1つです。滝小路を弥山方面に進むと、ライトに照らされた大聖院が見えてきます。ライトアップ期間は仁王門から先の参拝コースは有料なのですが、幻想的な雰囲気の中で参拝ができるのでおすすめです。開催日は事前に大聖院のホームページを確認してから訪れてくださいね。

宮島へのアクセス

宮島への航路はいくつかありますが、もっとも利用されるのは、宮島口よりフェリーで約10分の航路です。宮島口～宮島桟橋は約15分間隔で運航しているので、到着する時間が少し遅れても問題はありません。他にも広島市内の平和公園（原爆ドーム付近）から高速船で行くこともできます。フェリーは繁忙期になると混雑するため、事前予約をして高速船で渡るのもおすすめです。

最後に

いかがでしたか？厳島神社は毎日ライトアップをしていますが、夜の宮島での散策は様々な見どころがあります。夜になると観光客も少なく、昼間に賑わっていた参道も静かな雰囲気に包まれています。日帰りでは味わうことができない夜の宮島をゆっくりと散策できるのが魅力です。宮島を訪れたことがある方も初めての方も、ぜひ1度は島内に宿泊をして夜の宮島を散策してみてはいかがでしょうか。散策の際は、地元の方や鹿たちが休んでいる時間でもあるので、迷惑にならないよう静かに楽しみましょう。