熊本
【天草市 御所浦町】海に浮かぶ博物館!“恐竜の島”の見どころや行き方
熊本県天草市御所浦町(ごしょうらまち)は「御所浦島」、「牧島(まきしま)」、「横浦島(よこうらじま)」の3つの有人島を含む大小18の島々で構成されています。白亜紀の地層からたくさんの化石などが産出され、『日本の地質百選』にも選定されています。また、島をまるごと博物館に見立て、計9個の恐竜のオブジェを配置するなど、“恐竜の島”としても知られている「御所浦町」の見どころや行き方についてご紹介します。
#天草市 離島 #御所浦 観光 #観光スポット
文章・画像提供:天草市 観光文化部 観光振興課
編集:りとふる編集部
【御所浦町とは】
熊本県天草市の天草上島の南に位置する御所浦町(ごしょうらまち)は、八代海(やつしろかい)に浮かぶ「御所浦島(ごしょうらじま)」、「牧島(まきしま)」、「横浦島(よこうらじま)」の3つの有人島を含む大小18の島々で構成されています。白亜紀の地層からたくさんの貝の化石などが産出され、『日本の地質百選』にも選定されています。また、御所浦町では島をまるごと博物館に見立て、計9個の恐竜のオブジェを配置するなど、屋外見学地などを各所に設けていて、“恐竜の島”としても知られています。
【見どころ】
・御所浦しおさい館…御所浦の玄関口である「御所浦島」の御所浦港にある物産館「しおさい館」。定期船のチケットや御所浦産の農海産物、加工品などの販売を行っています。観光案内所でもあるため、まずは「しおさい館」へ立ち寄ってみてください。
・烏峠…御所浦島にある標高442mの絶景スポット「烏峠(からすとうげ)」。展望所からは360度の大パノラマで長崎県の雲仙普賢岳、宮崎県の霧島を一望することができます。トレッキングコースとしてもおすすめです。
【楽しみ方】
・島内に見られる化石層の転石を利用した「トリゴニア砂岩化石採集場」では、誰でも気軽に化石採集が楽しめます。
・かつて沖合いの船に荷物を運んだり、交通手段として島の生活になくてはならない“ろ漕ぎ”の舟である馬船(てんません)の「ろ漕ぎ体験」ができます。
・御所浦港から海上タクシーで約15分、四季を通じて多くの生き物を観察できる自然豊かな無人島「黒島(くろしま)」。磯あそびや散策が楽しめるレジャースポットの1つです。
【その他】
御所浦白亜紀資料館は全面リニューアル工事中。新しい博物館となる「御所浦恐竜の島博物館」として生まれ変わります。
【行き方】
九州自動車道 松橋IC→国道266・324号経由、天草方面へ→県道59号倉岳町方面へ→倉岳町棚底港よりフェリーで30分(松橋ICから約2時間)。