熊本
【永浦干潟】上天草市永浦島にあるハクセンシオマネキの群生地で自然を体感
熊本県上天草市の離島「永浦島(ながうらじま)」にある「永浦干潟」は、全国一のハクセンシオマネキの群生地です。今回は環境省の絶滅危惧種にも指定されているめずらしい生物ハクセンシオマネキと、その生息地である「永浦干潟」について紹介します。
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文章・画像提供:上天草市 観光おもてなし課
編集:りとふる編集部
【見どころ】
天草上島(かみしま)と大矢野島(おおやのじま)の間に位置する「永浦島(ながうらじま)」。真っ白なハサミを持つハクセンシオマネキは、砂質干潟に生息する体長20mm前後のスナガニ科のカニで、松島町永浦島の干潟は全国一の大群生地です。干潟に深さ20~30cmほどの巣穴を掘り、その周囲を縄張りにします。毎年、夏にはたくさんの白いハサミで観光客を迎えてくれます。
【楽しみ方】
「永浦島」には令和2年(2020年)にリニューアルオープンした天草ビジターセンターもあり、雲仙天草国立公園の豊かな自然や歴史をパネルや模型、写真、標本などを使って分かりやすく説明しています。AR機能を活用した情報検索コーナーや大画面の映像シアターも設置されています。ハクセンシオマネキの観察前後に資料で学ぶことで、より理解を深められます。
【その他】
天草ビジターセンターに隣接し、海を望めるカフェ・カーニャもあります。結婚式場等を運営するマリーゴールドグループがプロデュースし、ランチやカフェタイムをゆっくりと過ごすこともできます。さらにカフェで一息ついたら、緑の中に歩道があり、3号橋を眺める絶景のビュースポットや海岸まで散策も可能です。
【マナー・注意事項】
干潮時間は毎日変化しますので、潮汐表で時間を確認してください。
「永浦干潟」の駐車場にはハクセンシオマネキのモニュメントがあり、干潮時間前後の観察に適した時間も月ごとに掲示しています。
【行き方】
車:九州自動車道松橋ICから国道266号線経由で約1時間/天草空港から約1時間