【九州オルレ 天草・維和島コース】維和島をまるごと体感のトレッキング

熊本県上天草市の「維和島（いわじま）」は天草四郎の故郷といわれ、史跡なども多く残る歴史深い島です。今回は歴史や温暖な気候で育まれた自然を感じながら歩める「九州オルレ天草・維和島コース」の見どころや行き方についてご紹介します。

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文章・画像提供：上天草市 観光おもてなし課
編集：りとふる編集部

【見どころ】

九州の各所で自然を感じながら歩むことを楽しむ九州オルレで熊本県上天草市の「維和島（いわじま）」を通る「天草・維和島コース」は、ほぼ自然のままでアップダウンが多く変化に富んだコースです。
石棺古墳群、草木の茂る里山から下って現れる海岸、天草の海と島々の風景を見渡せる展望所、天草四郎が生まれたとされる静かな漁村に神社など多くの見どころポイントがあります。何気ない風景の中を歩いていると、忘れていた懐かしい気持ちが湧いてきます。ふるさとの原風景に浸りながらウォーキングする。それが維和島コース最大の魅力です。

【九州オルレの楽しみ方】

コースの要所には「カンセ」と呼ばれる馬のオブジェや赤と青のリボン、木製の矢印などの標識が設置してあります。馬の頭や矢印が示す方向が進行方向となりますので、これらの目印に沿って島を巡ります。

【設備状況】
・九州オルレスタンプ設置場所：天草四郎観光協会、釣耕苑、維和郵便局
・公衆トイレ：維和桜・花公園、蔵々港

【その他】
上天草市には同じく九州オルレに認定された「天草・松島コース」もあり、日本三大松島の多島海とのどかな田園から自然海岸、神秘的な巨石が点在する山道を楽しむことができます。天草四郎出陣の地で、キリシタンや島の歴史をぜひ体感してください。

【九州オルレを楽しむためのマナー】
・民家の庭や農地に勝手に入らない
・人や個人のものを撮影するときは同意をもらう
・ゴミは必ず持ち帰る
・民家付近等で大きな声で叫んだり、騒いだりしない
・次に訪れる人のために、リボンを持ち帰らない
・道案内の看板には触らない
・風景を楽しみながらゆっくりと歩く
・車道を歩くときは、車に気を付けて歩く
・コースから外れた急傾斜地等での危険な行動は控える
・途中出会う旅行者や地元住民の方々と笑顔で挨拶をかわす

【行き方】
公共機関：JR熊本駅からJR三角駅まで約60分、三角港からチャーター船で約10分（要予約）
車：九州自動車道松橋ICから車で約60分

【最後に】

維和島はサイクリングのコースとしても人気です。維和島に繋がる東大維橋（ひがしおおいはし）を越える景色はまさに絶景です。