鹿児島
【たねがしま赤米館】全国で3か所に伝わる赤米文化を展示する種子島の資料館
古くは鉄砲伝来の地として、現在では種子島宇宙センターがある地として知られる鹿児島県種子島(たねがしま)の南に位置する町「南種子町(みなみたねちょう)」では、鉄砲よりも遥か昔に南方より赤米が伝わりました。この赤米文化は、全国で南種子町と岡山県総社市、長崎県対馬市の3つの地域で伝わり、2市1町で交流をしながら赤米の文化を継承しています。今回は赤米にまつわる民俗行事や地域の稲作などについて紹介する「たねがしま赤米館(あかごめかん)」の見どころや行き方についてご紹介します。
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文章・画像提供:南種子町 企画課
編集:りとふる編集部
【見どころ】
鹿児島県の離島「種子島(たねがしま)」の南種子町では、鉄砲よりも遥か昔に南方より赤米が伝わりました。この赤米文化は、全国で南種子町と岡山県総社市、長崎県対馬市の3つの地域で伝わっていて、2市1町で交流をしながら赤米の文化を大切に継承しています。「たねがしま赤米館(あかごめかん)」は、赤米にまつわる民俗行事や地域の稲作などについて紹介する施設です。
毎年4月3日には、国の重要無形民俗文化財に指定されている宝満神社(ほうまんじんじゃ)の御田植祭が開催されています。赤米の苗を神田に植えて豊作を祈願する農耕行事で、神事のほか、御田植舞いなどが行われます。一般見学も可能ですので、ぜひ南種子町の誇る伝統文化をご覧ください。
【楽しみ方】
「たねがしま赤米館」や隣接する宝満神社などを中心とした散策ルートが整備されています。クイズ形式で楽しく散策ができる音声ガイドペンを利用しながら、のどかな田園風景と豊かな自然を満喫してください。
【設備状況】
会議室・調理室の利用が可能です。利用希望の方は、事前に予約と利用申請書の提出をお願いします。詳しくは、たねがしま赤米館(TEL 0997-26-7444)までお問い合わせください。
【その他】
利用時間:9:00~17:00/入館料:無料
【行き方】
[飛行機で来島される場合]車:種子島空港~約40分/バス:種子島空港~南種子町役場(路線バス)、乗り換えて~松原(コミュニティバス茎永線)。下車後徒歩約5分。
[船舶で来島される場合]車:西之表港~約70分/バス:西之表港~南種子町役場(路線バス)乗り換えて~松原(コミュニティバス茎永線)、下車後徒歩約5分。