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山口

巌流島はどこにある?武蔵と小次郎の決闘の地を巡る島旅!

2022.09.09

巌流島はどこにある?武蔵と小次郎の決闘の地を巡る島旅!

1612年に歴史に名を残す剣術家の宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した場所として有名な「巌流島(がんりゅうじま)」ですが、どこにあるかご存知でしょうか?「巌流島」の由来は、決闘に敗れた佐々木小次郎の流儀である「岩流(巌流)」から名付けられたとされる別名で、正式名称は「船島(ふなしま)」という無人島です。今回は船島までの行き方や見どころをご紹介します。

#山口県 離島 #下関市 観光 #巌流島 観光
アイキャッチ画像:PIXTA
2019年3月12日作成
2022年9月8日再編集



船島とは

「船島」は山口県下関市から約0.4kmの関門海峡に位置し、周囲約1.6kmの小さな島です。島内には宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦地を思わせる巌流島文学碑や武蔵・小次郎像などがあります。
戦後には船島へ移住者が移り住み、一時は30もの世帯が暮らしていましたが、のちに人口は減少し1973年には再び無人島となりました。

船島の行き方

船島_アクセス

船島へは、下関港と門司港から関門汽船により巌流島連絡船が毎日運航され、片道約10分で到着します。また、午前9時から午後16時頃まで1時間に1~2便の運航があるので、門司港や唐戸市場などの周遊としても便利な観光地です。
時刻表

門司港発着:大人900円 子ども450円
下関港発着:大人900円 子ども450円

巌流島連絡船以外にも、彦島(江の浦桟橋)からチャーター便があります。原則として事前予約が必要ですが、片道約3分で到着するため、団体旅行時はチャーター便が便利です。
予約方法:巌流島渡船(森造船)TEL 083-266-1009

巌流島の見どころ5選

人工海浜を散策しよう

船島_伝馬船

画像提供:PIXTA

港から船島の海岸沿いには歩道が整備されていて、島の中央にある人工海浜は宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘を行った砂浜を再現しています。また、武蔵が巌流島に渡る時に乗った小舟まで再現されているので、当時の雰囲気を感じることができます。

武蔵・小次郎像と一緒に記念撮影

 

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展望広場に建てられている「武蔵・小次郎像」は、巌流島で最も有名な観光スポットです。武蔵と小次郎をバックにあなたも大剣豪になった気分で撮影してみてはいかがでしょうか。

無人島でバーベキューを楽しもう

船島_フェリー乗り場

画像提供:PIXTA

港と人工海浜の間にある「憩いの広場」にはバーベキューサイトが設置されていて、関門海峡の絶景を眺めながらバーベキューを楽しむことができます。バーベキューサイトを利用する際には、事前に観光施設課への申請が必要なので注意しましょう。団体での利用の場合は、無人島でゆっくりバーベキューを楽しむのも贅沢ですね。



年に1度の楽しみ!「関門海峡花火大会」

毎年8月13日が開催予定となっている西日本で最大級の「関門海峡花火大会」。その花火大会には約90万人もの人が来場し、関門海峡周辺はどこも混み合っています。「巌流島」は比較的ゆっくりした環境で鑑賞ができる穴場スポットなので、少し早めに巌流島へ渡り、一味違った花火大会はいかがでしょうか。
関門海峡花火大会はコロナ禍で中止されていましたが、2022年からは再開されています。

船島神社と石碑を巡ろう

 

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船島に着くと港からすぐの場所に「船島神社(舟島神社)」があります。2019年の台風被害で屋根や壁が崩落しましたが、2022年4月に修復工事が行われています。
また、神社以外にも島内には「佐々木巌流之碑」や「巌流島文学碑」などの石碑があり、随所から武蔵と小次郎の歴史を感じることができます。

最後に

巌流島は門司港と下関から比較的アクセスもしやすい無人島です。門司のレトロ地区や下関の唐戸市場、海響館と合わせて観光するのもおすすめです。門司や下関へ旅行に行くのであれば、ちょっと寄り道をしてみるのも一興です。

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