隠岐のおすすめグルメ10選！地元でも愛される定食から贅沢グルメまでご紹介

島根県沖に浮かぶ隠岐諸島は、島根県本土から高速船に乗って最短で約1時間10分、豊かな自然が残る島々です。島前3島（中ノ島、西ノ島、知夫里島）と、隠岐の島町の島後と呼ばれる4つの有人島は島同士を気軽に船で移動でき、それぞれ特色のある観光名所が多いので数日間かけてアイランドホッピングを楽しむのにも最適です。サザエやイカなど日本海で育まれた新鮮な魚介類だけではなく、広大な土地で育てられた黒毛和牛など、離島でありながらも様々なグルメを楽しむことができます。
今回は旅の醍醐味でもある隠岐諸島のグルメについて、地元の方々にも愛される定食屋さんから、せっかくの旅行だからこそ楽しみたい少し高級な贅沢グルメまでを厳選して島ごとにご紹介します。ぜひ、隠岐諸島へ旅行する前にこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。

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撮影：りとふる編集部

島後のおすすめグルメ

フィッシャーマンズ・ワーフ隠岐

島後の海の玄関口 西郷港のすぐ隣にある「フィッシャーマンズ・ワーフ隠岐」。西郷港と海を眺めながら、地元の漁師たちが水揚げした鮮度抜群の魚介類や隠岐牛をいただけるレストランです。1階は地元の方も魚を購入しに行くようなアットホームな雰囲気の売店で、地元の銘菓や加工品、地酒などお土産にもぴったりの品々も購入できます。

2階のレストランでは、刺身の種類も多くボリューム感のあるオリジナル海鮮丼のほか、特上海鮮丼や漬け丼、サザエ丼などを海を眺めながらいただくことができます。また、天ぷら定食や国産黒毛和牛の鉄板焼肉定食、隠岐牛のステーキ丼や定食など、刺身以外のメニューを選ぶことができるのもうれしいポイントです。

 

お食事処 味乃蔵

 

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西郷港から徒歩約3分の距離にある「お食事処 味乃蔵（あじのくら）」。道沿いに大きな看板が立っているので、初めて隠岐を訪れた方でも迷わず辿り着くことができます。見た目も華やかで美しい味乃蔵丼は、新鮮な魚介類が豪快に盛り付けられています。

隠岐の島町、味乃蔵で隠岐そば。
サバで出汁をとってて、麺が切れてて短めなのが特徴。ツルツルっと食べるそばではなく、麺をかきこんで食べる感じ。美味しい。 pic.twitter.com/1MEujsfCZi

— 山﨑浩司＠島根大好きおじさん (@Reijirou0103) October 11, 2020

また、蕎麦粉のみで作られている隠岐諸島の郷土料理の隠岐そばをいただくこともできます。隠岐そばはつなぎを使っていないので麵が短いのが特徴で、しっかりとした蕎麦の香りと魚介で取った出汁の旨味がとてもおいしい隠岐ならではの蕎麦です。

 

中ノ島のおすすめグルメ

島生まれ 島育ち 隠岐牛店

その名の通り、隠岐で生まれ、隠岐で育てられた隠岐牛の牧場の直営店「島生まれ 島育ち 隠岐牛店」。海士町観光協会などがある菱浦港のすぐ向かい側、徒歩約1分の場所にあるので観光客でもアクセスしやすく、隠岐を代表するブランド和牛をいただけるお店です。メインの焼肉のほか、ランチで1日10食限定の隠岐牛の牛丼や、夏季のみ1日10食限定の隠岐牛ローストビーフ丼（幻の贅沢丼）、ディナー限定のしゃぶしゃぶやすきやきコースからメニューを選ぶことができます。

焼き野菜やサラダ、ごはん、味噌汁、漬物もセットになっているランチでは、1人1皿ずつ提供される隠岐牛をテーブルの焼肉グリルで焼きながらいただくことができます。口の中でとろける柔らかさでありながらも、脂がくどくないので女性でもぺろりと食べてしまう上品で贅沢な味わいです。事前予約がおすすめですが、急遽行くことになった場合は、当日でも電話で予約をしてから訪れてくださいね。

 

船渡来流亭

 

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菱浦港の2階にある「レストラン 船渡来流亭（セントラル亭）」。海を眺めながら落ち着いた空間で、パスタやハンバーガー、島の名物の寒シマメ漬け丼などのランチメニューをいただくことができます。また、13時半からはパフェやフレンチトースト、アイスなどのデザートメニューも楽しめます。

 

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名物のサザエカレーは、隠岐でしか食べられない一品です。定番のサザエカレーが船渡来流亭流にアレンジされているので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

 

西ノ島のおすすめグルメ

鮨あいら

別府港から車で約10分、西ノ島町観光交流センターから徒歩約10分の場所にある「鮨あいら」。カウンター席が4席と座敷席が最大8名まで、住宅街にある落ち着いた雰囲気の店内です。大将との距離が近いので、次々と出てくる料理についても教えてもらうことができました。

メニューは大将おまかせコースのみで、今回伺った日は刺し盛からアラ炊き、海鮮茶碗蒸し、8種の握り寿司をどれもおいしくいただきました。お店の外には「息子にも食べさせたい思いで作るんだよね。」と、大将の思いが込められたメッセージが飾られています。より一層温かい気持ちでおいしい食事をいただけるのではないでしょうか。

 

あすか食堂

別府港から車で約10分の場所にある「あすか食堂」。海の目の前で昔ながらの雰囲気を醸し出す、地元の方が次から次へと訪れる人気の食堂です。初めて行く方には、地元の魚介類や自家栽培野菜などを使った1日20食限定のわがとこ定食がおすすめです。この日はアサリのグラタン、とろっとした歯ごたえのあるイカの刺身や小鉢をいただきました。

お昼ご飯はこれ♪
あすか食堂さんで
ジュジュ焼き定食♪

焼きたてアツアツ
めっちゃうまい！！

西ノ島に来たらぜひあすか食堂へ♪

ちなみにスマホの充電なくなってて
ここに駆け込んで開口一番
「すいません電源貸してください」
て言ったら
ただ電源だけ借りに来た人だと思われてしまった笑 pic.twitter.com/I2vg4Q1SER

— きよと(aka.しおこんぶちゃあはん) (@212kiyoto) May 5, 2018

お店の看板には「らーめん・うどん・カレー　軽食あすか」と書かれていますが、そのほかにも定食やカツ丼などの丼物もいただくことができます。カレーやチャンポンを食べている方も多く、野菜炒めの上に焼き肉がのったジュジュ焼き定食やサザエ飯も定評があります。

 

Sailing Coffee

江戸時代後半から明治時代にかけて北前船が寄港していた風待ち港としての歴史でも有名な西ノ島。現在も国賀めぐり定期観光船などが出港する浦郷港のすぐ近くにある「Sailing Coffee」は、観光の途中に立ち寄るのはもちろん、様々な本が並ぶおしゃれな店内でコーヒーとともにゆっくりとした時間を楽しむのにもおすすめなカフェです。

 

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こだわりのコーヒーやカフェラテ、エスプレッソと、マフィンやプリンなどその日によって異なるスイーツをいただくことができます。また、店内にはポストカードやオリジナルTシャツなどのグッズも販売しています。テイクアウトの場合はお店の外からでも購入ができるので、サイクリングの途中などでも気軽にコーヒーを楽しむことができます。

 

知夫里島のおすすめグルメ

小料理屋どんどん

 

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知夫里島で唯一、居酒屋営業をしている「小料理屋どんどん」。昼は刺身定食や熟成漬け丼、カレーや唐揚げ、カキフライ定食など、日替わりで複数のおすすめメニューの中から選んで海を眺めながらいただくことができます。貸切営業などで利用できないこともあるので、事前に確認するのがおすすめです。また、本日のメニューはTwitterに投稿されることが多いので、チェックしてみてくださいね。

 

ダイニングカフェDONA

初めまして、姓はコロッケ、名はさざえ。人呼んでさざえコロッケと申します。
生まれも育ちも隠岐郡知夫村でございます。
以後宜しくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/u9IeUv6sVO

— 民宿なかはま (@minsyukNAKAHAMA) September 22, 2022

「民宿なかはま」に併設しているオーガニック食材を使った「ダイニングカフェDONA」。宿泊者以外でも利用できるランチの営業では、地元の魚を使った漬け丼や隠岐牛丼、ロコモコなどの洋食メニューなどをいただくことができます。こちらでぜひ食べたいのが、ちぶり島コロッケ定食です。サザエ、めかぶ、イカ墨の3種類の丸いコロッケは見た目も味も楽しめる一品です。知夫里島の来居港から徒歩約15分の場所にあるので、レンタカーがなくても訪れることができます。また、島内でキッチンカー販売をしていることもあるので、運良く出会えたらラッキーですね。Twitterに投稿されることもあるので、チェックしてみてください。

 

Chez SAWA

隠岐牛をblueで…#知夫里島#隠岐諸島#離島#フランス料理#ChezSAWA#隠岐牛#ぎたろう軍鶏#ディナー pic.twitter.com/iowQU67L7c

— nobo3 (@nobo3sun) December 14, 2022

知夫里島唯一の隠れ家フレンチレストラン「Chez SAWA（シェ サワ）」。古民家を利用して周囲に溶け込んでいる落ち着いた雰囲気の中、自家農園で採れた野菜や地元の食材を使ったレストランです。デザートまで付いた上品なコース料理をリーズナブルにいただくことができるコスパ満点のお店です。完全予約制なので、事前に電話で予約をしてください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。隠岐諸島でおすすめのグルメ情報をご紹介しました。人気のお店は予約で埋まってしまうこともあるので、旅程が決まったら事前に予約をすると安心です。支払いが現金のみのお店も多いので、島旅をする際は現金を多めに準備しておきましょう。また、隠岐名物のサザエカレーはお土産にもぴったりなレトルトカレーもあるので、現地で食べた旅の思い出を持ち帰るのも楽しみ方の1つではないでしょうか。この記事を参考に、隠岐諸島へ訪れる際は観光だけではなく、ぜひ島のグルメも楽しんでみてくださいね。