【愛媛県新居浜市大島】片道たったの60円で瀬戸内の島・大島へ

愛媛県新居浜市の沖合い約1.5kmにある「大島（おおしま）」は市内唯一の有人島で、「新居大島（にいおおしま）」とも呼ばれます。伊予水軍の頭領であった村上義弘の生誕の地とも伝えられ、伊予水軍の遺跡が今も残っています。また、1周約9kmの道路はサイクリングに最適です。今回はサイクリングにちょうど良いこぢんまりとした島、新居浜市「大島」の見どころや行き方についてご紹介します。

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文章・画像提供：新居浜市 観光物産課
編集：りとふる編集部

【見どころ】
新居浜市の「大島（おおしま）」はフェリーであっという間に到着するこぢんまりとした島で、日帰りでも瀬戸内の島の雰囲気を気軽に味わえるのが特徴です。成人の日の早朝には、平安時代から受け継がれている「とうどおくり」（市指定無形文化財）があり、高さ約10mもある“とうど”を燃やす光景が見られます。

【楽しみ方】

大島港に到着してすぐ右側にあるレンタサイクルショップで自転車をレンタル。1周約9kmの道路沿いでサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか？北側半島は険しい山道が待っています…！
※レンタサイクルは要予約

スイス出身のオーナーが作るパン屋さん「ジャックのパン屋」（新居浜市大島142）でパンを購入。ハムやチーズを持参して、海を見ながら自作サンドイッチでのランチも楽しいです。

【設備状況】
コンビニや売店、飲食店は島内にはありません。
大島港にはトイレ、自動販売機があります。

【特産品】

白みをおびた皮と高い糖度が特徴のサツマイモ「七福芋（白いも）」の生産地です。環境条件が厳しく、大島でしかその豊かな甘みのある芋が育ちにくいとされ、生産量の少なさから“幻のさつまいも”とも呼ばれています。糖度は高いながら、すっきりとした上品な甘さの芋です。

【行き方】
愛媛県新居浜市の黒島港から出港する市営渡海船をご利用ください。大島までは黒島港から約15分。大人往復120円という安さ！6時台から21時台までほぼ1時間に1本は運航しているので、とても利便性が良いフェリーです。また大島港すぐ右側にレンタサイクルショップがあるので、サイクリングを楽しみたい方はそちらでレンタルすることができますよ。

黒島港⇔大島港…約15分、大人往復120円
時刻表はこちら

【最後に】

大島は観光地として開発された島ではありません。訪れる際はマナーを守ってお楽しみください。