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岡山

【国立療養所 長島愛生園】瀬戸内海に浮かぶ瀬戸内市長島で人権について考える

2022.02.10

【国立療養所 長島愛生園】瀬戸内海に浮かぶ瀬戸内市長島で人権について考える

日本で初めての国立ハンセン病療養所として開設された「国立療養所 長島愛生園(ながしまあいせいえん)」。園内にある長島愛生園歴史館では、歴史館の見学や史跡巡り、語り部の体験談を聞くことができます。感染症患者への偏見と差別、そして人権について考えてみませんか。

#瀬戸内市 離島 #長島 観光 #観光スポット
アイキャッチ画像:長島愛生園歴史館
文章・画像提供:瀬戸内市観光協会
編集:りとふる編集部



【長島には】

岡山県瀬戸内市長島_邑久長島大橋_LG0236

邑久長島大橋(本土と長島をつなぐ橋。かつてこの海峡により隔てていた。)

皆さんは「ハンセン病」の歴史をご存じですか。岡山県瀬戸内市の「長島(ながしま)」は、全国で唯一2つの国立ハンセン病療養所がある島です。「長島愛生園」は昭和5年(1930年)に日本初の国立ハンセン病療養所として開設され、「邑久光明園(おくこうみょうえん)」は室戸台風により大きな被害を受けた大阪市内の第3区連合府県立外島保養院が昭和13年(1938年)に再興される形で開設されました。
長島両園の入所者数は、ピーク時には3,000名を超えていましたが、現在(令和4年)では入所者が約200名となり、平均年齢は87歳を超えています。そのため、療養所の歴史や記憶を語り継ぐ人が年々少なくなってきています。

【長島愛生園歴史館】

岡山県瀬戸内市長島_歴史館展示室_LG0236

長島愛生園歴史館教説展示室

長島愛生園内にある「長島愛生園歴史館」では館内を見学することができ、国のハンセン病政策や園内の歴史、ハンセン病とその後遺症などが紹介されています。ギャラリーには入所者の油絵や焼き物などの作品が展示され見応えがあります。また、学芸員の解説を聞きながら歴史回廊(患者収容桟橋、収容所、納骨堂など)の見学も可能です。

【お申し込み方法】
電話で確認及び仮予約後、申込用紙をメールまたはFAXでお送りください。
(申込用紙は公式HPからダウンロード可能)

【アクセス】
自動車:岡山ブルーライン虫明ICから約10分
電車・バス:JR赤穂線邑久駅から長島愛生園行のバスで約50分

【最後に】
感染症に対する偏見や差別は、時代や場所を選ばずどこにでも起こりうる課題です。療養所の見学は、誰もが住みよい社会をつくるきっかけになるのではないでしょうか。

国立療養所 長島愛生園

岡山県瀬戸内市邑久町虫明6539

0869-25-0321(長島愛生園庶務課)
FAX:0869-25-1762 メール:info@aisei-rekishikan.jp

9:30~16:00(要予約)

休業日:月・金曜日、夏季休館日:8月10日~20日、年末年始:12月28日~1月5日

公式ホームページ 歴史館Facebook 歴史館Twitter
Facebook、Twitterでも情報発信中。

長島愛生園

 

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