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フェリーで行く岡山県「六島」。“水仙と灯台の島”だけじゃない見どころを紹介!

2021.04.13

フェリーで行く岡山県「六島」。“水仙と灯台の島”だけじゃない見どころを紹介!

瀬戸内海に浮かぶ、岡山県の小さな離島「六島(むしま)」。“灯台と水仙の島”と呼ばれるほど、毎年水仙の花が咲き誇るシーズンには多くの人が訪れます。しかし、実はこれだけじゃない!六島浜醸造所で造られたおいしい地ビールや島にたくさん住む猫など、他にも見どころがたくさんあります。海に浮かべるブイに猫のペイントがされた道案内もあり、猫好きの中では密かに有名な離島です。知れば知るほど感じられる島の方々の温かさを、ぜひ感じてみてくださいね。六島の見どころは水仙以外にもある?行き方は?宿泊施設はあるの?そんな疑問もこれを読めば、六島についてばっちりですよ。

#瀬戸内 離島 #六島 ビール #六島 ホテル #猫島
アイキャッチ画像提供:PIXTA



六島について

六島_集落_210406

画像提供:PIXTA

岡山県南西部に位置する笠岡市の港から南へ約22km、瀬戸内海の中央にある人口約70名の小さな島「六島(むしま)」。船で渡ることができる岡山県の最南端の離島で、白亜の灯台と水仙の花が有名です。水仙の花のシーズンである1月中旬頃からは、毎年多くの観光客が訪れています。

また近年は地元の麦を使った地ビールの製造やゲストハウスなど、島の魅力をさらに活かすような取り組みがされています。今では、島外や県外からの注目を浴びることも増えています。
歩いて島内をめぐってみたり、のんびりと水仙の花や海を眺めたり、猫を探して一緒に日向ぼっこをしてみたり…のんびりと穏やかな時間を過ごすのにぴったりな離島です。

六島がある笠岡諸島とは

岡山県笠岡市沖にある瀬戸内海の中央に浮かぶ大小31の島々からなる笠岡諸島は、高島(たかしま)、白石島(しらいしじま)、北木島(きたぎしま)、真鍋島(まなべしま)、大飛島(おおびしま)、小飛島(こびしま)、六島(むしま)の7つの有人島とその他の島々があります。ちなみに、大飛島と小飛島を合わせて、飛島(ひしま)と呼ばれることもあります。

笠岡諸島には合計2,000人ほどの人々が住んでいます。すべて笠岡市に属する離島ですが、それぞれの島は特色が異なるため、島めぐりをして違いを体感してみるのもおもしろいですよ。それぞれ7つの有人島へは、旅客船やフェリー、海上タクシーなどで渡ることができ、比較的に便数も多いため笠岡市本土からの往来もしやすい島々です。そのため、1日で複数の離島を周ることができるのも、笠岡諸島ならではの楽しみ方の一つですね。

六島への行き方

六島_港_210406

画像提供:PIXTA

瀬戸内海に浮かぶ「六島」へは、岡山県笠岡市内の笠岡港から船で渡ることができます。島旅らしく、船からの景色を楽しめますよ。
今回は定期旅客船と海上タクシーでの行き方をご紹介します。船酔いが心配な方は、薬局などで酔い止め薬を購入しておくと安心ですね。

【笠岡港までの行き方】
JR笠岡駅⇔笠岡港(笠岡諸島旅客船ターミナル みなとこばなし)…徒歩で約5分

【定期旅客船で六島へ】
六島への一般的な行き方は、1日4便の運航がある定期旅客船を利用する方法です。
「笠岡諸島旅客船ターミナル みなとこばなし」の1階で乗船券を購入し、約1時間の船旅で到着します。
笠岡港の「住吉乗り場」からは2つの航路の船が出ているので、「笠岡~飛島~六島航路(笠岡→神島→飛島→六島)」の旅客船に乗ってくださいね。

笠岡港「住吉乗り場」⇔六島…約1時間/片道¥1,280(小学生以下は半額)
定期旅客船の時刻表はこちら(三洋汽船株式会社 公式HP)

【海上タクシーで六島へ】
水仙の花が咲き始める1月中旬から見頃となる2月までは、多くの観光客が六島を訪れるため、定期船は定員に達して乗船ができなくなることもあります。そのような時は、笠岡港から海上タクシーを利用して渡ることも可能です。船会社によりますが、およそ16,000円前後で10名までの乗船が可能で、定期船では約1時間かかるところ約30分で六島へ渡ることができる船が多いようです。船をチャーターするので時間の融通が利くのも嬉しいポイントですね。乗船人数によっては定期船とあまり変わらない運賃で海上タクシーの利用ができるので、選択肢の一つにするのも良いでしょう。

海上タクシーのお問い合わせ先
笠岡渡船幸進丸
※詳細は笠岡市観光連盟の公式HPなどをご確認ください。

笠岡諸島旅客船ターミナル みなとこばなし
六島をはじめとした笠岡諸島の各島への乗船券を購入できる「笠岡諸島旅客船ターミナル みなとこばなし」は、船の待合所としてだけではなく地元の方も利用されています。お土産ショップもあるので船の待ち時間や六島からの帰りなどに、お土産や飲み物などを購入するのに便利ですよ。近年話題の“ストリートピアノ”のように、誰でも自由に弾くことができるピアノを設置していることでも有名で、子どもから大人まで多くの人の憩いの場となっています。ちなみに港にストリートピアノが設置されているのは、日本国内を探してもまだ少ないようですよ。

六島の観光スポット

六島といえば、水仙の花と白亜の灯台のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。六島には2つの港がありますが、どちらも歩いて10分ほどの距離なので、島内を散策してみてくださいね。六島を訪れたらぜひチェックしたい、おすすめの観光スポットをご紹介します。

島のシンボル!「六島の灯台」

六島_六島灯台_210406

画像提供:PIXTA

六島の観光で必ず訪れたいのが、高さ13mの「六島の灯台」です。六島の南側にある香川県荘内半島との間の海峡は、古くから瀬戸内海を東西に渡るルートになっていて、大型船も頻繁に往来していましたが、この海峡はとても潮の流れが速く、航路の安全を守るために1922年、灯台が設置されました。岡山県内で最初に建てられ、大正時代から六島周辺を守っているこの灯台は、岡山県最南端の六島のシンボル的なスポットになっています。

 

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白亜の灯台と周囲に咲く水仙の花の景色はまるでポストカードのような美しさで、多くの人が写真に収める人気スポットです。また2016年には日本ロマンチスト協会の『恋する灯台』に選ばれ、カップルが訪れるデートスポットにもなっています。

1月~2月が見頃!「水仙の花」

六島_水仙_210406

画像提供:PIXTA

毎年1月中旬頃から咲き始め、2月頃が見頃となる水仙の花を島内の様々なところで楽しめます。特に灯台へと続く斜面いっぱいに咲き乱れる約10万本にもなる水仙は、まさに絵になる風景で優しく甘い香りがしてきますよ。白と黄色の可愛らしい花と灯台、そして青い空と海を眺められるので、一目見ようと毎年多くの人が水仙の咲く時期に合わせて六島に訪れています。
もともとは大石山に自生していた水仙ですが、六島小学校の児童が登山道の両脇に植えて「水仙の小道」を整備したそうです。現在灯台の周辺をはじめ島内のいたるところに咲いている水仙は、六島小学校や島民の方々が大切に育てたものなんですよ。コロナ禍以前は「六島の水仙ツアー」も開催されていたので、また開催される日が来るのが楽しみです。

六島展望台

 

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湛江(たたえ)港から歩いて丘の上にある「六島展望台」は、開けた場所から湛江港や瀬戸内海を眺めることができるビュースポットです。晴れた日には、真鍋島(まなべしま)や佐柳島(さなぎじま)が見えることもありますよ。

大鳥神社

 

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海岸のすぐ近くに鳥居が建っている「大鳥神社」は、急な階段を上がっていくと山頂に神殿があります。階段の高さがあるため、鳥居と海と砂浜を1枚の写真に収めることができて珍しい写真を撮ることができますよ。

猫の島六島

 

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いわゆる観光スポットとは少し違うのですが、六島にはあちらこちらでのんびりと過ごす猫がたくさんいます。港の先や曲がり角などには、行き先を知らせる“看板猫”がいて、猫好きさんの中では密かに話題となっています。この“看板猫”たちは海に浮かべるブイに猫のペイントがされたもので、様々な表情の猫がいるのでぜひ探してみてくださいね。



六島に泊まる

岡山県の最南端の六島で唯一宿泊できる「ゲストハウス 島小屋」は、古い教会を改装した宿泊施設です。カフェや休憩所として開放されている「寄合処」が併設されているので、宿泊をしない方でも気軽に立ち寄ることができます。運が良ければ、島の方との交流ができるかもしれませんね。
島小屋 公式HPはこちら

六島以外にも、大飛島(おおびしま)など笠岡諸島の他の島にも宿泊施設があり、それぞれの島で穏やかな時間を過ごせますよ。六島で宿泊の予約が取れない時には、六島で遊んでから泊まるのは他の島にするなど、宿泊しながら島めぐりをするのもおすすめです。

六島の地ビール「六島浜醸造所」

 

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人口70人ほどの小さな六島ですが、実はオリジナルの地ビールが作られています。この六島の地ビールを製造しているのが2019年にできた「六島浜醸造所」。地域おこし協力隊として六島を拠点にしていた方が、かつて六島では麦畑が広がっていたことを島のお年寄りに聞いたがきっかけで、麦を栽培することから始めて「六島浜醸造所」がスタートしました。瓶ビールのラベルパッケージがどれもかわいくて、女性ウケも良さそうなデザインです。飲食スペースは現在休業中ですが、六島浜醸造所では通信販売も行っているので、自宅で六島の地ビールを楽しむことができますよ。オリジナルのかわいい栓抜きキーホルダーも販売しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
六島浜醸造所 公式HPはこちら

地域おこし協力隊

地域おこし協力隊とは、『都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地盤産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。」』
出典:総務省ホームページ

六島をはじめ、笠岡諸島での地域おこし協力隊の募集があるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
笠岡市の地域おこし協力隊募集詳細はこちら(笠岡市 公式HP)

最後に

岡山県の小さな離島「六島」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。“灯台と水仙の島”と呼ばれる六島は、島の方々のおかげで水仙の花を楽しむことができています。水仙の他にもゲストハウスや地ビールなど、様々なところで六島をより良くしようと活動をしている方々の思いに触れることができるのではないでしょうか。そんな小さな島ならではの温かさをぜひ感じに訪れてみてくださいね。

 

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