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アフリカの離島15選!日本人に知られていない人気リゾートや秘境離島♪
アフリカの離島は、日本人にとってはまだまだ馴染みが少ないことでしょう。広大なアフリカの中にはセレブたちに人気のリゾートアイランドから自然豊かな離島、植民地時代を思わせる歴史的に重要な離島など様々な特色があります。ここでは、日本から実際に行くことができる15島を厳選してご紹介します。
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Contents
- 1. ザンジバル島(Zanzibar)
- 2. マダガスカル島(Madagascar)
- 3. モーリシャス(Mauritius)
- 4. ゴレ島(Île de Gorée)
- 5. クンタ・キンテ島(Kunta Kinteh Island)
- 6. サントメ島(São Tomé Island)
- 7. リコマ島(Likoma Island)
- 8. グランド・コモロ島(Grande Comore)
- 9. マヨット島(Mayotte)
- 10. レユニオン島(Réunion)
- 11. モザンビーク島(lha de Moçambique)
- 12. カーボベルデ(Cabo Verde)
- 13. セントヘレナ島 (Saint Helena)
- 14. セーシェル諸島(Seychelles)
- 15. テネリフェ島(Tenerife)
- 最後に
1. ザンジバル島(Zanzibar)

画像提供:PIXTA
アフリカ東海岸のインド洋上にある、タンザニアの離島「ザンジバル島」。石造りの街並みが美しいストーン・タウンは、2000年に世界遺産に登録され、現在は夕陽の名所として有名になっています。また、シュノーケルやクルージングなどマリンスポーツも盛んで、欧米観光客から人気のリゾート地です。

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タンザニア最大の都市ダルエスサラームから高速フェリーに乗って約2時間で行くことができますが、ザンジバル島のみの観光を行うのであれば、飛行機を乗り継いでアビード・アマニ・カルーム国際空港から直接行くこともできます。
2. マダガスカル島(Madagascar)

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アフリカ大陸の南東、インド洋西部に位置し、アフリカを代表する島国「マダガスカル島」。島の広さは世界第4位で、日本の国土面積の約1.6倍と巨大な島国です。

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マダガスカルの魅力は、なんといっても大自然の中に根付く独自の生態系です。日本では童謡でその名前がよく知られたアイアイや、世界最小の霊長類であるピグミーネズミキツネザルなど、そこには多くの固有種が生息しています。また、空高く伸びるバオバブの木は、テレビなどで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
3. モーリシャス(Mauritius)

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欧米人のみならず、日本人観光客にも人気のリゾートアイランド「モーリシャス」。インド洋のマスカレン諸島に位置するモーリシャスの周囲は、珊瑚礁で囲まれたきれいな海や大自然が広がっています。

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ショッピングやカジノなど海外旅行には欠かせない様々な魅力が、一挙に詰まったリゾートアイランドです。
4. ゴレ島(Île de Gorée)

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セネガルの首都ダカールの沖合い約3kmに浮かび、フェリーで約1時間の「ゴレ島」。かつては奴隷貿易の拠点として栄え、島内には「奴隷の家(House of Slaves)」と呼ばれる奴隷収容所が残っています。その史跡を背景に1978年、世界遺産に登録されました。

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負の世界遺産とも呼ばれるゴレ島ですが、油絵や砂絵などのアート作品や民族楽器での演奏など、アートや音楽の文化を楽しむことができる島でもあります。
5. クンタ・キンテ島(Kunta Kinteh Island)

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ガンビア川の河口から30kmほど上流に浮かぶ小さな島「クンタ・キンテ島」。かつて西アフリカの奴隷貿易の拠点となっていた場所で、「クンタ・キンテ島と関連遺跡群」として2003年に世界遺産に登録されています。
小説「ルーツ」の主人公クンタ・キンテの祖先の村や奴隷貿易の痕跡が残る場所を船と車でめぐるツアーなど、クンタ・キンテ島に行くツアーはいくつかありますが、ガンビア共和国の首都バンジュールからのクルージングツアーなどに参加すると便利です。
6. サントメ島(São Tomé Island)
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アフリカ大陸の近く、赤道付近の大西洋上のギニア湾に浮かぶ「サントメ島」。島の南には「カン・グランデ峰」がそびえ、空に向かって突き出たような形は、世界的にも珍しい奇抜な形の山です。
カカオ豆の生産が有名なサントメ島ですが、カカオ豆の生産量が落ち込んだことで貿易赤字が続き、現在では世界最貧国の一つに数えられています。
7. リコマ島(Likoma Island)
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アフリカで3番目に広いマラウイ湖に浮かぶ島「リコマ島」。島内にはアフリカ屈指の大きさの教会「セント・ピーターズ大聖堂」があります。また、観光客やバックパッカーに向けて、ホテルやホステルなどの宿泊施設もあります。
8. グランド・コモロ島(Grande Comore)
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インド洋西部、モザンビーク海峡にあるコモロ諸島のひとつで、首都モロニがある主要島「グランド・コモロ島」。周辺の海域には、絶滅したと考えられていたシーラカンスが生息していることが確認され、モロニ国立博物館に「生きた化石シーラカンス」のはく製が展示されています。
また、コモロの多くはイスラム教徒のため、グランドモスクをはじめとする多くのモスクがあります。
9. マヨット島(Mayotte)
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アフリカ大陸南東、マダガスカル島との間のモザンビーク海峡に浮かぶコモロ諸島に属するフランスの島「マヨット島」。島全体を珊瑚礁が包囲しているため、内側の海は穏やかでマリンスポーツにも適している島です。マヨット島へは、マヨット国際空港がある小さな島「パマンジ島」からカーフェリーで渡ることができます。南国の雰囲気が漂う島内には、おしゃれなカフェやバーなども充実しています。
10. レユニオン島(Réunion)

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マダガスカル島とモーリシャスの間に位置するフランスの島「レユニオン島」。火山島と多雨が形成する独自の自然美が「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」として2010年、世界遺産に登録されています。島のほぼ中央にある火山活動がない標高3,069mの「ピトン・デ・ネージュ山」や「シラオス圏谷」など自然遺産の絶景を望むことができます。
ヨーロッパを中心に、世界中のセレブが集まる高級リゾート地としても知られています。
11. モザンビーク島(lha de Moçambique)

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モザンビークの国名の由来にもなった世界遺産の島「モザンビーク島」。モザンビーク海峡とモスリル湾の間に位置する島です。島の北端には「サン・セバスティアン要塞」や「ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂」などの歴史的建造物があります。中でも、この礼拝堂は、南半球における現存最古のヨーロッパ建築となっています。
モザンビーク島へは車で渡ることができ、ナンプラ国際空港から車で約3時間ほどで到着します。
12. カーボベルデ(Cabo Verde)
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セネガルの太平洋沖に浮かぶ島国「カーボベルデ」。10の島と8の小島から構成され、首都プライアがある「サンティアゴ島」にはレストランやカフェ、ホテルなどが充実しているため、カーボベルデの滞在拠点としても便利です。また、近隣のフェゴ島ではトレッキングを楽しむことができます。
13. セントヘレナ島 (Saint Helena)
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南大西洋に浮かぶ孤島「セントヘレナ島」。アフリカ大陸から約2,800kmも離れた絶海の孤島であるため、かつては流刑地として使用され、ワーテルローの戦いで敗戦したナポレオン1世の幽閉の地として知られています。
現在は南アフリカのヨハネスブルグから飛行機が週1便運航しているほか、ケープタウンからのツアーなどで行くことができます。
14. セーシェル諸島(Seychelles)

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アフリカ大陸から1300kmほど離れたインド洋に浮かぶ「セーシェル諸島」。ヨーロッパから美しい海に魅せられた観光客が多く訪れ、セーシェルは“インド洋の真珠”と呼ばれています。本島や近隣の離島には多くの高級リゾートホテルもあり、海外のセレブに人気のリゾートアイランドです。
100以上の島々からなるセーシェル諸島には、世界的に珍しいフタゴヤシや世界最大級のゾウガメなど固有の動植物が生息しています。
15. テネリフェ島(Tenerife)

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モロッコ、西サハラの大西洋沖に位置するスペインの島「テネリフェ島」。島内には、標高3,718mの富士山にも匹敵するほどのテイデ山があります。また、自然あふれるテイデ国立公園やカナリア様式の建造物群が建ち並ぶサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ地区など、自然と文化の両方を楽しむことができる人気のリゾートアイランドです。
最後に
アフリカの離島はいかがでしたか?日本からはとても遠いように思えますが、実は飛行機の乗り換え1回で行くことができる、遠いようで近いリゾートもたくさんあります。きっと東南アジアやオセアニアのリゾートとは別世界を感じることができるでしょう。ただ、アフリカ大陸には危険な地域が多いのも確かです。渡航前には必ず、外務省のホームページを確認してから充分な準備をしましょう。