【福江島の堂崎教会】五島のシンボル的教会の見どころと行き方をご紹介

長崎空港から飛行機で約30分で到着する五島列島のうちの1つ「福江島（ふくえじま）」。禁教令が解かれたあと、五島キリシタン復興の任を帯びて、フランス人宣教師フレノー、マルマン両神父が五島を訪れ布教にあたりました。1879年にマルマン神父によって建てられた、五島における最初の木造天主堂「堂崎（どうざき）教会」についてご紹介します。

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文章・画像提供：五島市文化観光課
編集：りとふる編集部

【見どころ】

長崎県五島市の「福江島（ふくえじま）」に建つ「堂崎（どうざき）教会」。ペルー神父によって1908年、現在のレンガ造りの教会堂が完成しました。建築の際には資材の一部がイタリアから運ばれ、内部は木造で色ガラス窓、コーモリ天井などの教会堂建築となっています。現在は、弾圧の歴史や資料を展示する資料館として一般公開されています。1974年には県の有形文化財（建造物）の指定を受けました。

【楽しみ方】
教会内に入るとアーチ状の美しい天井が目に飛び込んでくると同時に、厳かな雰囲気を感じることができます。 広い空間を作り出すことができるリブ・ヴォールト天井は、こうもりが羽を広げた時の形に似ていることから「こうもり天井」とも呼ばれています。 教会によって特徴があり、それぞれ異なる工夫と美しさを見ることができます。

【設備状況】
駐車場、資料館付近では五島市FreeWi-Fiを利用できます。

【マナー・注意事項】
・内陣（祭壇）の所は神聖な場所です。絶対に立ち入らないようにしましょう。
・ミサ（礼拝）は神聖な儀式です。写真撮影は止めましょう。
・教会内での飲食や、喫煙は禁止です。
・大声で騒いだり走り回るのもマナー違反。特に小さなお子様をお連れの場合は同伴者が気を配って見学するようにしましょう。
・教会内には祭礼品、装飾物などいろいろな物があります。むやみに手を触れないようにしましょう。
・教会のトイレは信者の方のためのものですので、できるだけ教会以外のトイレのご利用をお願いします。

【行き方】
福江港から車で約20分。
天主堂入口停留所から徒歩約3分。