三重
【八幡神社】鳥羽市答志島の海に突き出た小島にある神社とお祭り
鳥羽市本土から答志港まで定期船で約25分、三重県東部の鳥羽湾に浮かぶ離島「答志島(とうしじま)」。港近くの小さな八幡橋を歩いて渡ると現れる「八幡(はちまん)神社」では旧1月17日〜19日に八幡祭が行われ、勇壮な弓引神事が行われます。 季節には美しい紫陽花が境内を飾り、歌人・柿本人麻呂がこの島を題材に詠んだ句が残されている八幡神社についてご紹介します。
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文章・画像提供:鳥羽市観光課
【見どころ】
鳥羽市答志島の東部、海に突き出た半島の先の小島へと続く小さな八幡橋を歩いて渡ると現れる「八幡神社」。創立年代は不詳ですが、『志陽略志』には八幡宮の名が記されています。八幡祭りの舞台でもあり、寛文11年(1671年)の棟札が残されています。明治41年(1908年)に大築海神社、明治42年(1909年)に小築海神社を合祀して、「八幡神社」となりました。
大漁祈願、海上安全など漁業の守り神で、旧1月17〜19日に行われる八幡祭では勇壮な弓引神事が行われます。
107段ある階段の入り口には、答志島を愛した歌人・柿本人麻呂がこの島を題材に詠んだ句が歌碑に刻まれ建立されています。また、紫陽花の季節になると境内を美しく飾ります。
【楽しみ方】
本殿は神明造りで、神紋は丸に八の字です。祭神は八幡神ほか。祭祀は、旧暦1月例祭・弓祭が行われます。
【注意事項】
新型コロナウイルスの状況により神事の内容が変更したり、中止になることがあります。
【行き方】
JR・近鉄 鳥羽駅→マリンターミナルまで徒歩約7分→市営定期船で答志港まで約25分→答志港定期船のりばから徒歩約5分
八幡神社
三重県鳥羽市答志町311-1