【アヤメ池】鳥羽市坂手島に天然記念物のカキツバタが色鮮やかに咲き誇る

三重県東部の鳥羽湾に浮かぶ離島「坂手島（さかてじま）」。鳥羽市の4つの有人島のうち鳥羽市本土側に1番近く、鳥羽港からも島が見えるほどです。坂手島の中腹にある「アヤメ池」では、5月中旬から6月にかけて鳥羽市の天然記念物であるカキツバタが咲き誇ります。今回は鳥羽港から高速船で約10分で渡ることができる坂手島のアヤメ池についてご紹介します。

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文章・画像提供：鳥羽市観光課
編集：りとふる編集部

【見どころ】

5月中旬から6月初旬にかけて咲き誇るアヤメ池周辺のカキツバタは、色鮮やかなことで知られています。湿地を好むカキツバタが離島で群生することは珍しく、5月中旬になると高さ70cmほどの紫や白の大型の花を咲かせます。この池のカキツバタは特に鮮明ですが、株分けをして他へ移植しても元のような色は出ないと言われています。

【楽しみ方】

アヤメ池のカキツバタは、子どもの頃から5月になると毎年のように花見を楽しめているそうです。

【整備状況・マナー】
アヤメ池は4月下旬になると町内会や青年団の活動で島民によって手入れをし、清掃や保護活動が行われています。花が咲いている敷地には立ち入らないようにしましょう。

【行き方】
JR・近鉄 鳥羽駅→鳥羽マリンターミナルまで徒歩約7分→市営定期船で坂手島まで約10分→坂手定期船のりばから徒歩15分