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福岡市から10分で行ける能古島を満喫しよう!

2021.01.22

福岡市から10分で行ける能古島を満喫しよう!

福岡市の博多湾中部に浮かぶ「能古島(のこのしま)」。フェリーに乗って約10分で到着という気軽さもありながら、万葉集にも詠まれた歴史があり、離島ならではの自然豊かで穏やかな雰囲気も残っているので、福岡県民からも県外観光客からも人気の離島です。そんな気軽に行ける離島「能古島」のおすすめをご紹介します。

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アイキャッチ画像提供:PIXTA



能古島ってどんな島?

能古島_のこのしまアイランドパーク_210108

画像提供:PIXTA

福岡県福岡市に位置する能古島(のこのしま)は、博多湾中部に浮かぶ周囲約12km、人口約800人ほどの小さな離島です。年間を通して楽しめる「のこのしまアイランドパーク」や、キャンプやBBQができる「能古島キャンプ村」などで満喫するレジャー施設はもちろん、歴史を感じることができる「能古博物館」などの施設もあります。

福岡市内の中心地・天神や博多からのアクセスも良く、日帰りで島旅を満喫できます。日中に能古島で遊んで夜は中心地の屋台グルメを堪能というプランにしたり。福岡の中心地からふらっと立ち寄れるのが能古島の良いところの一つです。福岡観光の際は、ぜひ能古島への島旅をプランに入れて訪れてみてくださいね。

能古島_船からの景色_210112

画像提供:PIXTA

ちなみに、この近さということもあって、通学や通勤で利用する方もいます。たった10分で移動できる距離だからこその光景です。遠足シーズンには幼稚園や保育園の子どもたちがいることもしばしば。そんな福岡県民からも愛される能古島をご紹介します。

能古島への行き方

能古島_姪浜待合所_210108

画像提供:PIXTA

【フェリー】
能古島へは、一般的にフェリーに乗って渡ります。姪浜旅客待合所(姪浜渡船場)から能古渡船場までは約10分、片道230円です。船内から外を眺めたり、外で風を浴びながら行くこともできますよ。
姪浜旅客待合所までは市内(天神・博多)からバスに乗って、いずれも「能古渡船場」バス停で下車します。市営地下鉄の姪浜駅から歩いて行くことも可能ですが、初めての方はバスをおすすめします。
また姪浜渡船場の横には立体駐車場があるので、車の方でも安心です。

能古島_フェリー_210108

画像提供:PIXTA

【海上タクシー】
フェリーは乗船者数が決まっているため、混雑している場合は乗船できず1時間待つこともあります。そんな時に便利なのが「海上タクシー」。片道4人以上の乗船で1人500円、たった5分で渡ることもでき、こちらも渡船場横から出航しています。

のこのしまアイランドパーク

能古島_のこのしまアイランドパーク②_210108

画像提供:PIXTA

能古島の定番スポットといえば、「のこのしまアイランドパーク」。年間を通して四季折々の植物が咲いていて、アスレチックやミニ動物園、ろくろ体験や絵付け体験など、大人から子どもまで満喫できる施設です。
港からアイランドパークまではバスが運行しています。姪浜渡船場からフェリーで到着すると、ちょうど良い時間帯に出発するバスに乗っていくこともできますよ。体力に自信のある方は、港から歩いて行く方も。

のこのしまアイランドパーク

公式ホームページ

 

季節の花

能古島_のこのしまアイランドパーク③_210108

画像提供:PIXTA

春には菜の花や桜にマリーゴールド、夏はあじさいやひまわり、秋になるとコスモス、冬は日本水仙やオキザリスなど、季節によってさまざまな花が咲き、色とりどりのパーク内はとてもきれいな風景を楽しむことができます。季節に沿った顔はめパネルが設置されることも。
ひまわりなど、季節によっては花を摘んで持って帰ることができる期間もあるので、花のシーズン終盤頃でも異なった楽しみ方もできますよ。終わりかけと言っても、まだまだきれいに咲き誇っている花もたくさんあるので、シーズン後半もおすすめです。

許可されている場所以外の花壇には入ることができないので、無理せず優しく見てくださいね。海と花を同時に見られるスポットもあり、ウェディングフォトの前撮りをしている方も見かけます。こちらは要事前相談。公式ホームページには、その時期に見頃の花を紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
一面に広がる花々を眺めながら、きれいな風景をカメラで撮ってみてはいかがでしょうか。

のこのこボール

のこのしまアイランドパークのオリジナルスポーツです。ゲートボールのようにクラブとボールを使って遊びます。子どもでも楽しむことができ、大人も盛り上がるのでぜひ体験してみてくださいね。

ミニ動物園

能古島_のこのしまアイランドパーク(ミニ動物園)_210108

画像提供:PIXTA

パーク内にはうさぎやヤギ、ポニーがいるミニ動物園があり、うさぎやヤギには餌をあげることもできます。運が良ければ赤ちゃん動物にも会えるとか。かわいい動物たちとふれあえば、きっと癒されそうですね。

アスレチック

能古島_のこのしまアイランドパークアスレチック_210112

画像提供:PIXTA

花畑の隣には大型アスレチックがあります。体全身を使って遊べるアスレチックは、子どもたちに人気のスポットです。たくさん遊んだら近くの木陰で休憩するのも良いですね。園内中央付近には「子どもひろば」があり、小さな子どもでも楽しむことができる遊具や、竹馬を借りて遊ぶことができます。

思ひ出や

能古島_のこのしまアイランドパーク(思ひ出や)_210108

画像提供:PIXTA

パーク内中央「子どもひろば」の近くには「思ひ出や」というお店があります。ポストカードなどのお土産や、駄菓子など昔懐かしい物もおいてあり、子どもはもちろん大人にも楽しいスポットになっています。駄菓子を見るとついつい買いたくなりませんか?ここで駄菓子を買って、奥の広場で食べるのもおすすめです。

レストラン防人

 

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パークの一番奥にあるレストラン防人では、目の前に広がる花畑を見ながら食事やバーベキューができる人気スポットです。ドリンクメニューも豊富で、中でも「ノコリータ」と「能古島サイダー」は能古島の人気メニューです。ボトルデザインもかわいく、見た目からも楽しめます。特に「能古島サイダー」は能古島でしか買えない限定ドリンクなので、見つけた方はぜひ飲んでみてくださいね。

能古うどん

 

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福岡がうどんも有名なのはご存知ですか?能古島の名物「能古うどん」は、パーク内の「耕ちゃんうどん」で味わうことができます。福岡のおいしいうどんをぜひ堪能してみてくださいね。お土産屋さんでは家庭用の持ち帰り能古うどんも販売しているので、お土産にもおすすめですよ。

宿泊

パーク内には10棟のコテージがあるので、宿泊することもできます。宿泊すればチェックイン前でもチェックアウト後にもたっぷりとパーク内を楽しめそうですね。パークをまるごと満喫したいのならば、コテージで宿泊がおすすめです。季節ごとに雰囲気の変わるアイランドパークならではの楽しみ方もできますよ。

お土産

パーク入口の横には売店があり、アイランドパークから港へのバスの待合所にもなっているので、帰りのバスを待ちながらお土産選びができるのが嬉しいポイントです。能古島でしか買えないオリジナル商品や特産品が並んでいるので、きっと何を買おうか迷ってしまいそうですね。時期によっては能古島で採れたみかんなどが並んでいることもあるので、ぜひチェックしてみてください。



能古島一周ウォーキング

能古島_210108

画像提供:PIXTA

能古島では、年に1度、能古島一周8.5kmを歩く「能古島一周ウォーキング」という大会が開催されています。参加費は500円で、参加賞や抽選会なども開催され、毎年、募集定員700名いっぱいの応募があるほど人気の大会です。例年11月頃に行われるのですが、2020年の第10回大会はコロナ禍の影響で中止になりました。毎年心待ちにしている方も多い大会なので、2021年は開催できるといいですね。

能古島キャンプ村・海水浴場

能古島_キャンプ村_210108

画像提供:PIXTA

ヤシの木が茂る南国のような雰囲気の中、海を目の前にして日帰りキャンプやバーベキュー、テントやバンガロー泊をすることができます。能古島のプライベートビーチをのんびりと楽しむことができますよ。レンタルができる常設テントもあるので、初心者の方でも安心して楽しむことができ、もちろん持ち込みテントも可能です。宿泊の方は夜に花火を楽しむこともできるので、花火を楽しめる場所が減ってきている今、福岡市内で花火ができるのは嬉しいですよね。ぜひ夏の思い出にもおすすめです。
フェリーの時刻に合わせて、港からキャンプ村まで専用の無料送迎バスが出ているので、アクセスもしやすいです。

能古島キャンプ村・海水浴場

公式ホームページ

 

バーベキュー

 

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キャンプ村は通年で利用が可能ですが、夏季以外は常駐スタッフが不在なので確認が必要です。バンガローは時間貸しが可能なので、グループでバーベキューを楽しむのには便利です。詳しい情報については公式ホームページを確認しましょう。

海水浴

 

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バーベキューなどを利用しなくても、海水浴場としての利用のみも可能です。浮き輪などの有料レンタルもあるので、手ぶらでも楽しめますよ。コインロッカーや更衣室、シャワーも併設しているので、安心して海水浴を満喫することができますね。
水上アスレチックやバナナボートなどのマリンアクティビティもあります。ちなみにバンガロー宿泊の方は、バナナボートが1回無料だそうですよ。おもいっきり海で楽しめそうですね。それに1回500円はかなりお得なのではないでしょうか。

冬キャンプ

12月~2月限定の冬キャンプも体験できます。エアコン完備のバンガローでデイキャンプをしたり、テント持ち込みも可能です。手ぶらバーベキューでは、能古島産の牡蠣やサザエが付いたプランもあり、冬のおすすめです。能古島の海鮮はとってもおいしいですよ。完全予約制なので、早めの連絡が必要です。

noconico cafe(ノコニコカフェ)

 

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能古島に着いてすぐ、港の向かいにある「ノコニコカフェ」。レインボーカラーの外観がおしゃれですぐに見つけることができます。能古島サイダーやノコリータ、季節限定のフレッシュジュースやスムージーなどのドリンクメニューも豊富で、ホットサンドなどの軽食はもちろん、手ぬぐいやステッカーなどのお土産も並んでいます。能古島ポストカードを購入して、能古島の郵便局から出すと風景印を押してもらえるようなので、離島の風景印を集めている離島好きの方も多く訪れているとか。土日と祝日は郵便局がお休みですが、ノコニコカフェでポストカードを購入すると、平日にカフェのスタッフさんが投函してくれます。島旅から帰ってきても、自宅にちょっとした思い出が届くのって素敵ですよね。

noconico cafe

公式ホームページ

 

白鬚神社(しらひげじんじゃ)

能古島_白鬚神社_210109

画像提供:PIXTA

能古島の南端部に位置する「白鬚神社」は、産土神(うぶすながみ:生まれた土地の守り神)として地元の方から大切にされています。本殿と拝殿は福岡市の有形文化財に指定され、毎年10月9日に行われる「おくんち」は福岡市の無形文化財に指定されています。

小中一貫教育

能古島では福岡市初の施設一体型の小中一貫教育が行われ、福岡市在住であれば、島外からの児童生徒も通うこともできます。9年間の義務教育期間を柔軟なカリキュラムのもと、小中学校で連携を取りながらの教育を受けることができると近年では注目を集めています。
そのため登下校の時間帯にはフェリーに小中学生もたくさん乗っています。島で生活している方もいれば、島から市内へ通学や出勤に向かう方、島へ通学や出勤に向かう方もいて、フェリーも日常の交通手段の1つになっています。
ご興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

最後に

能古島_ビーチ_210108

画像提供:PIXTA

福岡市内からたった10分の船旅で訪れることができる能古島。都会からちょっと離れてほっとしたい時、気軽に気分転換をしたい時などにおすすめの離島です。四季折々の自然を見つけに、ぜひ能古島を訪れてみてくださいね。

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