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八重山諸島

日本最西端・与那国島を日帰りで満喫!絶景と与那国馬に出会うモデルコース

2026.08.05

日本最西端・与那国島を日帰りで満喫!絶景と与那国馬に出会うモデルコース

日本の地図を広げた時、1番左の端っこにぽつんと浮かんでいる島があります。それは、沖縄県八重山諸島に属する日本最西端の地「与那国島(よなぐにじま)」。台湾まではわずか約111km、晴れた日には水平線の向こうに台湾の山々が見えることもある、まさに国境の離島です。
「いつかは行ってみたいなぁ」と思いながらも、どこか遠い世界のように感じていませんか?
でも、実際に一歩を踏み出してみれば、与那国島には他のどの離島とも違う美しい大自然とのんびりした癒やしの時間が流れています。
今回は、日帰りで訪れた与那国島の魅力をお届けします。

#沖縄県 離島 #与那国島 観光スポット #与那国島 モデルコース
文章・画像提供:sakaibuuさん

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与那国島へのアクセス:船と飛行機、どっちがいい?

与那国島_与那国空港_W05

離島旅の計画を立てる時、真っ先に考えるのがアクセス方法ですよね。
八重山諸島の島々は、石垣島の離島ターミナルから高速船やフェリーで巡るのが定番ですが、与那国島は空港があるので飛行機という選択肢もあります。

那覇空港から1日1便、新石垣空港から1日3便と、沖縄本島や石垣島からの飛行機が毎日運航しています。全国各地から羽田や関西、福岡などを経由して乗り継ぎ、その日のうちに与那国島へ到着することも十分に可能です。プロペラ機に乗り込み、エンジン音とともにふわりと高度を上げていく瞬間のワクワク感は、空旅ならではの醍醐味かと。

船の移動はとっても大変…。飛行機をおすすめする理由

与那国島_W05

石垣島から与那国島までは週に数日ほど「フェリーよなくに」が運航しています。所要時間は約4時間、運賃も飛行機よりは安いのですが、私は迷わず飛行機一択!というのも、与那国島周辺の海は、黒潮が激しくぶつかり合う日本屈指の荒波エリアだからです。フェリーはとても揺れることで有名です。せっかくの島旅を楽しむ体力を残しておくためにも、快適なフライトを選ぶのがおすすめ。私も過去3回の渡島はすべて飛行機を利用しました!

飛行機を選ぶ理由は、快適さだけではありません。石垣島から与那国島へと向かう機内の窓からは、言葉を失うほどの絶景が広がります。八重山諸島の青く透き通る海、そして緑豊かな島々を眼下に見下ろすフライトは最高です!黒島はきれいにハート型に見え、西表島は空から眺めても緑が多いのですぐに分かりました。景色を機窓から眺めるだけでも、「飛行機を選んで本当に良かった」と心から価値を感じます。また、与那国空港への着陸直前に見えた海の色も、鮮やかなブルーで強く印象に残っています。

おすすめの旅スタイルと事前に知っておきたいプチ情報

与那国島は周囲約27.5km。数字だけを聞くと「自転車でも1周できるかな?」と思ってしまいがちですが、実は島全体が起伏の激しい険しい地形をしているので、急坂がいくつも存在します。そのため、徒歩や普通の自転車で観光しようとするのはかなり大変です。

与那国島観光でおすすめなのが、レンタカーを借りて巡るスタイルです。日帰りの場合でも朝の到着便で空港付近のレンタカーを借りたら、夕方の出発便までに主要なスポットを効率良く網羅することができます。私は、朝一の飛行機で石垣島から与那国島へと飛び、夕方の最終便で石垣島へと戻るルートで巡りました。
また、島内のレンタカーやホテル・民宿などの宿泊施設の数はかなり限られています。「島に着いてから現地で探せばなんとかなるだろう」という考えはおすすめしません。ハイシーズンには車や宿の空きが完全に埋まってしまい、旅行計画そのものが立ち行かなくなってしまうケースもあります。
日帰りでも泊まりでも、航空券やフェリーの手配と同時に必ずレンタカーなどの移動手段と宿の予約を確定しておくと安心です。

開店時間を事前にチェック!
島内には大手チェーンのコンビニエンスストアは1軒もありません。いくつかある共同売店や商店、飲食店の営業時間が短かったり、昼時の数時間しか営業していなかったり、不定休だったりすることがよくあります。「お腹が空いたのに開いているお店がどこにもない!」という事態にならないよう、お昼ご飯を食べる場所や飲み物の確保は事前にしっかり計画を立てておくことを強くおすすめします。

ここに行ってほしい!おすすめ観光スポット

私が実際に巡ったおすすめのスポットをご紹介します!与那国島でしか出会えない、外せないスポットばかりです。

日本最西端の地で与那国馬に出会える「西崎」

与那国島_西崎_W05

与那国島を訪れたなら、何をおいてもまず行ってほしいのが「西崎(いりざき)」。日本最西端の碑が設置されているので、訪れた記念に写真を。ちなみに、沖縄の方言で西のことを「いり」と呼ぶそうです。
子どもの頃に学校の授業で日本の「最北端・最南端・最東端・最西端」を習った記憶はありませんか?その時から「一体どんな場所なんだろう」とずっと気になっていたのですが、初めて与那国島を訪れて最西端の地に立つことができた時は、「ついにここまで来たんだ!」と本当にうれしかったです。特に初めての与那国島なら、ここは絶対に外せない必須スポットです!

与那国島_西崎_W05

また、西崎の周辺では、国の天然記念物に指定されている「与那国馬(よなぐにうま)」に出会うことができます。一般的な馬よりも小柄で人懐っこく、くりくりとした目がとっても愛らしいのが特徴です。
青い海と緑の草原、そしてのびのびと過ごすかわいいお馬さんたち。まるで絵本のような景色が広がっています。道路を堂々と横切る馬たちの姿を見て、ほっこり癒やされますよ。あまりにも馬たちがかわいくて、島を反時計回りに一通り巡った後に戻ってきてしまいました。こんなに馬たちに囲まれる機会ってあまりないので新鮮です。

お馬さんには近づきすぎない
天然記念物の与那国馬は基本的におとなしく人懐っこい性格ですが、あくまで野生に近い状態で放牧されています。特に注意したいのが、馬の後ろに立たないこと。後ろから不意に近づくと馬がびっくりして後ろ足で蹴られてしまう危険性があります。優しい目で見守りながら、適度な距離感を保って触れ合いましょう。また、道路上や歩道には馬たちの落とし物(馬糞)がたくさんあるので、散策時は踏まないように足元にも注意して進むのも大事なコツです!

あの名作ドラマの世界へ「Dr.コトー診療所」ロケ地

与那国島_Dr.コトー診療所ロケ地_W05

西崎から反時計回りに南下すると到着する「比川集落(ひがわ)」。大ヒットとなった名作テレビドラマ『Dr.コトー診療所』の撮影で実際に使用されたセットが、今も当時の姿のまま大切に残されています。「志木那島診療所(しきなじま)」と書かれた木製の看板や風化したコンクリートの建物を見た瞬間、ドラマの主題歌が頭の中に流れてきて胸が熱くなります。

与那国島_Dr.コトー診療所ロケ地_W05

実際に、有料ですが建物の中に入って見学することが可能です。診察室や待合室、コトー先生が腰掛けていた机、往診用の自転車などが当時のまま大切に保管されているので、ファンにとってはたまらない空間になっています。白衣などの貸し出しサービスもあるので、白衣を羽織ってコトー先生風の記念写真を撮影して楽しむこともできますよ!
屋上に上がるとドラマの背景に何度も登場した美しい比川浜の海と白い砂浜が一望でき、ノスタルジックな気分に浸ることができます。
多くの観光客の方とお会いし、改めて今も愛され続ける大人気スポットなのだと実感しました。

東シナ海と太平洋を見渡せる断崖絶壁の岬「東崎」

与那国島_東崎_W05

島の東に突き出た「東崎(あがりざき)」は、西崎とはまた違ったダイナミックな魅力を持つ岬です。白い灯台が立ち、周囲はなだらかな放牧地ですが、その先は海面から垂直に切り立った約100mの断崖絶壁になっています。
ちなみに、西崎付近は快晴でしたが私が東崎へ行った時は、南国特有の激しいスコールが突然降ってきてしまいました!写真のように黒い雲が急に広がったかと思うと、あっという間に激しい雨に見舞われ、残念ながら灯台まで歩いて行くことは断念せざるを得ませんでした…。これもまた自然豊かな離島ならではの体験です。

岩場に囲まれた小さな浜「四畳半ビーチ」

与那国島_四畳半ビーチ_W05

名前の通り、まるで四畳半の畳のようにこぢんまりとした「四畳半ビーチ」は、ゴツゴツとした岩場に囲まれた小さな砂浜です。道路沿いに看板が出ているわけではないため、注意深く探さないとあっという間に通り過ぎてしまう隠れスポット。ここだよねと疑いたくなるような草むらを抜けてビーチへ下りると、静かな空間と吸い込まれそうなほど透明な海が待っています。

また、四畳半ビーチとあわせて島内で大人気なのが「六畳ビーチ」。こちらも名前の通り、小規模なビーチですが、断崖の上から見下ろす海の色はとっても美しい!ただし、六畳ビーチの砂浜へは急な崖を下りていく必要があるため危険です。事故を防ぐためにも無理に下まで行こうとせず、断崖の上から絶景を安全に眺めて楽しむのがおすすめです。

日本最西端の島から見る夕日「日本最後の夕日が見える丘」

与那国島_日本最後の夕日が見える丘_220127

画像提供:PIXTA

与那国島を訪れたら絶対に忘れてはならないのが、久部良港(くぶら)のすぐ近くにある「日本最後の夕日が見える丘」。日本最西端の与那国島だからこそ、日本の中で1番最後に太陽が沈む場所でもあります。文字通り、日本で最も遅い夕暮れを迎えるスポットです。

今回は日帰り旅だったためフライトの時間の都合上、水平線に太陽が完全に沈み切る瞬間まで見届けることは叶いませんでした。いつか与那国島に宿泊することがあれば、黄昏時に訪れて、日本で1番遅い夕暮れをゆっくりと感じてみたいです。

さいごに

日本最西端の島、与那国島。那覇や石垣島から飛行機でひとっ飛びすれば、目の前に広がるのは教科書で見たあの最西端の景色、愛らしい与那国馬たち、そしてドラマの記憶が蘇る診療所。
私は、今回は時間がなくて訪れることができませんでしたが、与那国島には謎に包まれた「海底遺跡」などの魅力が溢れています。
日帰りでも、これほど濃密で一生忘れられない感動を味わえる場所は他にありません。手軽に行けるリゾート地とは一味違う、日本最西端の地へ行ってみませんか?きっと、忘れられない最高の思い出になるはずです。

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